No.83 ギャラクシー・クィーンとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
アストラルの記憶のピース、ナンバーズの一つであるモンスター・エクシーズ。
所有者は奥平風也→九十九遊馬。
初登場は第7話。冒頭の劇中劇「異次元エスパー ロビン」でロビンと敵対する、このカードによく似たギャラクシー・クィーンが登場していた。
エスパー・ロビンを演じる風也は、ある時ベランダでこのカードを拾う。それによって「自分はエスパー・ロビンでなければならない」という思いが増幅され、わずかでも悪いことをするものを片っ端から襲っていった。
突然変わってしまった風也の本心を探るため、やっぱり遊馬はデュエルを行うことに。
そして遊馬VS風也戦。
風也は、「トリオン・バリア」の効果で特殊召喚された3体の「三連星のトリオン」のうち、2体をリリースして「異次元エスパー スター・ロビン」をアドバンス召喚。トリオンの効果でリリースした2体を再びフィールドに呼び戻し、3体の「三連星のトリオン」をオーバーレイ・ユニットとしてこのカードがエクシーズ召喚された。
「デッドマックスの呪印」を装備して破壊耐性を得て、このカードの効果を発動。「野獣戦士ピューマン」と「異次元エスパー スター・ロビン」で守備表示の「ゴゴゴゴーレム」を攻撃し、貫通ダメージを与えた。
そんな中風也の母が現れるが、風也はこのカードこそが母であると主張する。風也は「チェンジ!ジェットアイアン号」でモンスターを合体させ(ルール上はリリースして)「異次元ジェットアイアン号」を特殊召喚。だが、遊馬の「仕込みサイクロン」で「デッドマックスの呪印」を破壊されてしまいさらに「異次元殺法 ベクトル・チェンジ」でこのカードを攻撃表示に変更された。
返しの遊馬のターン、ホープでこのカードを攻撃するが、風也は「スター・ロビンよ永遠に」を発動。攻撃力0となった「異次元エスパー スター・ロビン」を身代わりとしてこのカードの破壊を守った。
この時点で風也のライフが0となり、デュエルは終了した。敗者側のモンスターで初めてデュエル終了時まで破壊されずにフィールドに残り続けたナンバーズとなった。
デュエル終了後はさすがにママンも改心し、風也の母親として和解を果たしている。
デュエル終了後はアストラルに吸収された。
このカードによってアストラルが取り戻した記憶は自らが生まれたときのこと。
水のようなものから現れ、母親と思しきものの声で「未来を託す使命を与える」といわれていた。
ナンバーズが共通して持つ自身の数字の刻印は胸の部分にある。また、所有者に現れる刻印は右手の甲にあった。
「異次元殺法 ベクトル・チェンジ」の効果でこのカードが攻撃表示に変更された際、服の色がイラストの青紫調から白に変わった。エスパー・ロビンとデッドマックスの呪縛が解かれたという事だろうか。
劇中劇の「異次元エスパー ロビン」でも、ロビンがギャラクシー・クィーンの呪縛を超えて親子の再会を果たし、このときのギャラクシー・クィーンも服の色が白く変わる演出がなされた。湯煙どこだよ。
特撮番組のキャラクターそのままという変わったカード。
ナンバーズは(最初の)所有者に合わせて内容が変化するようになっているのかもしれない。
公式サイトのモンスター人気投票、ナンバーズ編ではエントリーナンバー4でエントリー。中間発表ではなんと3位を獲得している。
最終結果では、中間発表時点で2位だった「No.17 リバイス・ドラゴン」を抜いて、このカードが2位となった。アニメ28話の発表によれば得票数は8657票。このときの遊馬の台詞は「味方を守る効果は心強いぜ!」。
3位のリバイス・ドラゴンが3440票なので、実に5000票以上の大差をつけている。中間発表から投票締め切りまでの間に何があったのだろうか。
人気投票発表回ということでこの回のOPでもこっそり登場していたので、是非観直してみよう。
2011年7月16日発売の「PHOTON SHOCKWAVE」で登場。
エクシーズ・効果モンスター
※遊戯王カードWiki より引用
ランク1/闇属性/魔法使い族/攻 500/守 500
レベル1モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
次の相手のエンドフェイズ時まで、
自分フィールド上に存在するモンスターは戦闘では破壊されず、
守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
注:テキストの「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替える
成功すれば強力ではあるが、ネックなのはその素材。貫通効果を活用するには高攻撃力のモンスターがいるが、素材に要求するレベル1ではそれが揃いにくい。また、効果破壊に対する耐性がないのも気になる。
機皇帝はみなレベル1で攻撃力も高いが、機皇帝以外の機皇はレベル1でないので、素材が揃いにくい。
「ワイトキング」デッキは主力となるモンスターがレベル1中心なのでこのカードの召喚が狙いやすいが、「ワイト」や「ワイトキング」をエクシーズ素材にしてしまうと、墓地に送るまでのタイムラグが生じるために攻撃力が上がりにくくなるという欠点がある。それでも3体ほど落ちていれば十分なほどに攻撃力は上がるが。
素材をそろえるだけなら「イービル・ソーン」、「金華猫」などいろいろある。前述の「ワイト」であれば、「トライワイトゾーン」や「同姓同名同盟」を利用すれば一気に素材をそろえられる。
「キング・もけもけ」ならば一気にレベル1の「もけもけ」3体をフィールドに並べられ、「怒れるもけもけ」で攻撃力3000にすることもできるが、「もけもけ」をそのまま素材にしてしまうと結局貫通効果を与えたい相手がいなくなってしまうので、どうやって両立させるかが問題となる。
用意する素材と貫通効果を付与する相手をどう両立させるかが課題となる。
「ベビー・トラゴン」とともに、遊戯王OCGに登場した初のランク1モンスター。
後に『デュエリストパック-遊馬編-』でも再録されたので入手にはあまり苦労しないだろう。
「ベビー・トラゴン」はかわいさアドバンテージ、こちらはふつくしさアドバンテージがあるので、双方ともファンデッキでの出番は多いかもしれない。
「No.83 ギャラクシー・クィーン」の83から、バーサンなどと呼ばれることもある。ひどい言われようではあるが、アニメでの印象はそれに近いのかもしれない。
ギャラクシー(Galaxy)は英語で天の川や銀河(銀河系)を意味する単語。ギリシャ語の「γαλαξιας(galaxias)」(ミルクの道)を語源とするといわれる。つまり、このカードは銀河系(天の川)のクィーンということになる。
似た名前で、同じ闇属性、魔法使い族の「コスモクイーン」のコスモ(cosmo)は宇宙を意味する。向こうは宇宙のクイーンなので、こちらより向こうのほうが位は高いのだろうか。
一応、「ギャラクシー」と名のついたモンスターに含まれるが、その恩恵を受けられるのは「銀河零式」、「銀河騎士」のみで、どちらもこのカードとの相性は特別良くはない。本来はカイトの使用カードで、フォトンとかかわりのあるカテゴリなので、このカードはたまたま含まれてしまっただけである。
こちらのカード名は「クィーン」。拗音の「ィ」である。一方、「コスモクイーン」のほうは「イ」である。紛らわしいが間違えないようにしよう。検索の際などは注意。
他のクイーン(クィーン)と名の付いているカードでも統一されていない。
2014年7月10日のルール改訂で「エンドフェイズ時」から「ターン終了時」に読み替えられた1枚。
とはいえ、このカードの効果は元々バトルフェイズ以外で適用されることはないため、どちらにしても違いはなく、あくまで他のカードとの兼ね合いで書き換えただけという面が強い。強いて言えば、このカードの効果を「E・HERO ワイルドマン」などに対して適用し、エンドフェイズに「ラストバトル!」を発動した場合ということが考えられるが、「ラストバトル!」は現在禁止カード。
掲示板
54 ななしのよっしん
2014/05/02(金) 01:19:26 ID: 88cP/DSepF
同じランクのホープルーツから4000打点出せるようになったし
ランク1を連発するデッキでも貫通効果を活かせれそうだな
55 ななしのよっしん
2014/07/21(月) 00:53:09 ID: w0PfhxOlMg
FA・ギャラクシーアイズ スゲー惜しいな
重ねる対象が「ギャラクシー」Xモンスターだったら
フリザードンみたいに下敷きとしてだが
ランク1におけるホプドラと使い分ける3枚消費での
4000打点になれて見直されたかもしれんのに
56 ななしのよっしん
2014/07/21(月) 12:34:47 ID: ZRKsFP0MWm
>>55
クリゼロランサーはNo.94とNo.73の他にリオートハルピュイアの上に重ねられるようにしたんだろうな…
実際水属性ランク5はフリーザードン以外全部神代兄妹のカードだし。
銀河影竜がOCG化されていたら可能性があったんだがな…
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最終更新:2024/05/27(月) 15:00
最終更新:2024/05/27(月) 15:00
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