r.u.s.e. 単語

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                       騙されるは、

             生き残れない。

 

R.U.S.E.(ルース、謀略の意)とは、2010年ユービーアイソフトが発売したリアルタイムストラテジーRTSゲームである。

ラットフォームはプレイステーション3Xbox360
海外のみPC版が発売されており、こちらは負荷の関係で表示できるユニット数が大幅に上がっており、また4vs4が可である。

概要

R.U.S.E.は第二次世界大戦ヨーロッパ戦線及び北アフリカ戦線舞台にしたRTSである。見たは卓上で行われる旧来の"ウォー・ボードゲーム"、あの六角形のヘクスにコマを並べて行うシミュレーションゲームに近い。卓上ゲームを意識しているのか、あるいは作戦会議を意識しているのか、ズームアウトすると盤とテーブルが見え、その背後に古めかしい光景が見える。

このゲームの大きな特徴の一つとして特殊作戦『謀略(RUSE)』による「ダミー施設」「線封鎖」「偽情報」などを駆使して敵を欺く「情報戦」をフィーチャーしていること、また戦車に劣りがちとされる歩兵ユニットが非常に高く、RTSではさほど重要視されない「視界の確保」と「森林地戦」も大きく取り上げられていることが挙げられる。

本作の歩兵はほとんどが対装甲兵器を持っており、また歩兵はおしなべて兵器よりコストが安いため、歩兵に接近されると兵器はあっという間に破壊されてしまう。そして兵器地や森林地帯に侵入できない上、歩兵や一部兵器地や森林地帯にいると不可視状態になる(偵察機で視認可)。よって都市にうかつに兵器を送り込むと奇襲されて一方的に攻撃を受けてしまう。
また、兵器事前に偵察偵察機で視界を明らかにしないと、特に素の視界が狭い重戦車などは相応に射程が短くなってしまう。また、森林地は前述の視界確保を大きく妨げるため、地形によっては一方的に攻撃を受けてしまう。そのため、戦闘用だけではなく偵察用ユニットの配備も重要になる。また長距離は視界が狭く、事前偵察機などで敵の姿が見えないと威嚇射撃さえできない。

ストーリーに沿う「キャンペーン」・AIとの「バトル」・オンラインモードである「マルチプレイヤー」・限られた状況で攻略する「チャレンジ」などのモードがある。特に「チャレンジ」は難しいのでまずはキャンペーンクリアすることが推奨される。
キャンペーン難易度初心者・中級者・上級者の三段階があり、初心者用では謀略を使わずとも押しで切り抜けられるが、中・上級者用になってくると謀略(RUSE)を駆使しなければきつくなる。

また、キャンペーンモードチュートリアルも兼ねており、初心者がいきなり「砂漠」にさせられるようなこともない。

登場国家

アメリカ(連合国)

主人公「シェリダン少佐」が所属する国家であり、物語の軸となるキャンペーンでの実質的な役。

歩兵兵器バランスが高いレベルでまとまっており、特に対・偵察が充実している。反面兵器生産コストが高く、戦車の質がさほど高くなく、「量より質」の相手では分が悪い。また長射程ユニットが一際高価なので序盤の敵地の破壊に苦労する。
初心者はこの勢から慣れるのがいいだろう。主人公が所属するとあってキャンペーンではもっとも操作する機会が多い勢

代表兵器:「軽偵察"Willy"」「M16/M19自走対空砲」「爆撃機P47"Thunderbolt"」

ドイツ(枢軸国)

このゲームの実質的な敵国。史実のとおり「量より質」を地で行くがそのためどれも費用が高く、上級者向けといえる。

史実の評判に恥じず、戦車は装甲が厚く耐久力に優れる分高価なものが多い。航空兵器も高速なジェット機を有し、全体的なバランスは高い。だがコストの高さゆえに勢としては大器晩成といえ、そのためい時期に「電撃戦」、足の速い兵器による強襲を返されるとあっと言う間に負けてしまうことも多い。よって、序盤は多地「ジークフリート」と機座の運用がカギとなる。

代表兵器:「対"FLAK 88mm"」「号重戦車"Tiger"」「急降下爆撃Ju-87"StuKa"」

イギリス(連合国)

アメリカについでキャンペーンで操作する率が高い「王軍(United Kingdom)」。史実通り空軍は強いものの…。

スピットファイアタイフーンなどの航空、および対戦車兵器が充実している。その反面戦車などの装甲部隊は打たれ弱く、地上戦に弱い。航空で制権を取り、航空支援のもと地上部隊を展開させるのがイギリスの定石である。そのため対対策をされやすく、このためイギリスは「上級者向け」とされている。人気がいま一つな上拡パックで日本が導入されてからさらにが薄くなった。

代表兵器:「牽引対空砲"Bofors"」「巡航戦車A27"Cromwell"」「救戦闘機"Spitfire"」

フランス(連合国)

史実ではマジノ線回されてドイツ敗北した勢。本作では戦車になっているそうだが果たして…?

マジノ線に酷似した強な固定地「マジノ」を展開させることができる上、各歩兵兵器コストが安く、また序盤に繰り出せる多砲塔戦車Sau40は自走砲戦車の利点を併せ持つ強兵器である。しかし兵器強化の性幅が他ほどに高くなく、また全体的に兵器速度が遅く、航空兵器や対兵器がとても弱いので年代が下るにつれて「時代遅れの老兵」になりやすい。中級者向けの勢

代表兵器:「多的小要塞"Maginot"」「多砲塔戦車SAU40」「重戦車"Renault"B1-Bis

イタリア(枢軸国)

枢軸軍のギャグ担当。キャンペーンではドイツ兵となってヤラレ役にさせられる可哀想な勢

戦意が低い上に逃げ足だけは速かった第二次大戦中のイタリアモデルにしたのか、各兵器は高機動・中火力紙装甲な物が多い。このため電撃戦(いわゆる初期ラッシュ)や多方面攻撃に強いが、その紙装甲ゆえ守勢に回るととたんに弱点をさらけ出す。このため、使いこなすには他よりも一層の操作量が要され、他のどの勢よりも"RTSに慣れた"上級者に向いた勢であるといえる。

代表兵器:「高速戦車"Carro Veloce"」「対空砲"AA 90mm"」「火炎放射車両L6"Lanciafiamme"」

ソビエト(共産国)

元祖「質より量」…なのだがこのゲームでは量より質。キャンペーンでは操作できない。

ものすごい火力戦車爆撃機とものすごい生産速度歩兵による対地戦が滅法強い。反面対最低レベルであり、また地が台系しかないため守勢に回ると脆い。このためソ連映画などによくある「退けば負ける(または督戦隊に殺される)」という表現がぴったりくる勢になっている。また、偵察系ユニットの質も悪く、特に偵察車両が鈍足なため視界を確保しづらい。

ネタバレキャンペーンプロメテウスが所属する勢であり、最後の敵。

代表兵器:「赤軍衛隊"Gvardiya"」「破壊神戦車T-34」「自走式多装"Katyusha"」「重爆撃機IL-2"Sturmovik"」

日本(枢軸国)

パック「ライジングサンパック」(PlayStation Store:定価1200円)にて導入可な勢キャンペーンには登場しない。

航空が強く、偵察機戦闘機で制権を取った上で挺師団による高速展開が可。その他の兵器も独特な性を有し、あらゆるを相手にできる。反面戦的に各の「強み」に今一つ及ばず(特に重歩兵戦車)、敵国の「強み」を逆手に取らないと敗北必至という欠点がある。敵戦を偵察し、その上でアンチユニットを用意していけば、特に守勢では非常に強固な勢となる。
その性質上イギリスとよく似ているが、イギリスよりも戦略に幅を取れるため日本の方が扱いやすいという評判を受けている。

代表兵器:「重駆逐戦車"Ho-Ri"」「艦上戦闘機"Zero"」「強襲挺兵"Teishin Shuudan"」

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ニコニコ動画タグでは『R.U.S.E.』と『RUSE』の二種類が使われている。

ご購入のお悩みの方は体験版DLされることをおすすめします。

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最終更新:2024/06/04(火) 06:00

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