Joy-Conとは、任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」のコントローラーである。
| 商品名 | Joy-Con |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 開発元 | 任天堂 |
| 販売元 | 任天堂 |
| 発売日 | 2017年3月3日 |
| 価格 (税別) | 7,480円 3,740円(片方) |
Joy-Conには(L)と(R)の二種類が存在し、二つで一セットでありながら、それぞれが独立したコントローラーになっている。これを本体に装着してプレイするのはもちろん、両手に持って遊んだり、片方を他の人に渡すなど、様々なプレイスタイルに対応している。
このJoy-Conの画期的な点は、Wiiリモコンの系統を引き継ぎつつも、Wii以降の任天堂ハードの課題であった、他社の標準コントローラーとの乖離を解消したことにある。これにより、Nintendo Switchでは、これまで任天堂が得意としてきた体感型ゲームに留まらない、幅広いゲームを快適にプレイできるようになった。
Wii Uゲームパッドの左右部分を切りとったような形状をしており、Nintendo Switch本体と接続するための凸レールが設けられている。どちらのコントローラーにも4つのボタン・ふたつのトリガーボタン・ひとつのジョイスティックを搭載し、(L)と(R)のふたつを合計すると他社の現行機と同様の入力系統を持つ(なお、おすそわけプレイを考慮し、任天堂の据置機としては初めて十字ボタンが廃止された)。また、WiiUからボタンとスティックの配置が見直されており、現行世代機で言えばXboxのコントローラーと同様の形状とボタン配置となっている。その一方で、前述の凸レール部分にもふたつのボタンがついており、各種センサーを備えるなど、分割しての使用や体感型コントローラーとしての使用するための機構も保持している。ちなみに、Bluetooth接続であるため、市販のPCなどでも使用できるが、一つのJoy-Conで一個のコントローラーとして認識するので注意。
2020年11月6日により価格が改定され、単品価格が4480円+税から3740円+税となった。Joy-Con2本セットと比較して割高になっていたのを修正したものと思われる。
Nintendo Switch 2ではJoy-Con 2に世代交代するが、旧Joy-Conも本体に無線接続することで引き続き使用可能。ただし、Switch 2は本体との接続仕様が異なるため、本体にくっつけての接続ができず、Joy-Conのシンクロボタンを押して接続する必要がある。同様に充電ができないため、旧Switch本体か旧Joy-Con用充電スタンドなどを使って充電する必要がある。
Joy-Con 2から新たに搭載された機能(マウス機能やチャットボタン)は使えず、逆にJoy-Con 2から削除された機能はこちらでないと使えない。事実上、旧Switch用ソフトやSwitch Onlineでレトロゲームを遊ぶために使うことになると思われる。
旧SwitchソフトをSwitch 2で遊ぶ場合も、Joy-Con 2が使用可能である。
ただし、物理的に存在しない機能や、接続不可能な周辺機器を使う以下の例外が存在する。
Joy-Con 2にはモーションIRカメラが搭載されていないため、旧Switch用ソフトでそれを使う必要があるソフトは、旧Joy-Conが必須となる。
Joy-Con 2とJoy-Conは大きさが異なり、接続方式もレールからマグネットに変更になっている。そのため、Joy-Conを何かに接続するゲームは旧Joy-Conで遊ぶ必要がある。
Joy-Con 2にもHD振動機能が搭載されているが、振動音を抑えるように「改良」されているため、逆にそれを利用するソフトは旧Joy-Conを使用するようアナウンスが出ている。
Joy-Conには、内蔵機能として加速度センサーとジャイロセンサー、およびNFC通信を搭載しているほか、新機能として「HD振動」「モーションIRカメラ」「キャプチャーボタン」を搭載している。
Joy-ConをNintendo Switch本体から取り外してふたつの独立したコントローラーとして使用する際に装着するアタッチメント。手から落とさないためのストラップ及び凸レール内面にあるLRボタンを押しやすくするグリップを持つ。(L) (R)両方に対応。Joy-Conの凸レールへスライドインさせる凹レールの形状をしており、そこからストラップが伸びている。
Joy-ConをNintendo Switch本体から取り外してひとつのコントローラーとして使用する際、持ちやすくするために装着するアタッチメント。左右にはグリップが、中央部分には(L) (R)をスライドインさせるための凹レールが設けられており、ここへJoy-Conを取り付けて使用する。
なお、Joy-Conグリップと同形状で充電機能付きの「Joy-Con充電グリップ」が周辺機器として別売されている。
「Joy-Conグリップ」と同形状で充電機能を追加したアタッチメント。上部にUSB Type-C端子が設けられており、ここに付属のUSBケーブルやNintendo Switch本体のACアダプターを接続することで、Joy-Conを充電しながらゲームをプレイすることが可能となる。
Joy-Conをはめ込むための溝が設けられたハンドル型のアタッチメント。2個セットでの販売となり、はめ込む溝はJoy-Con(L) (R)両方に対応している。
かつて任天堂から発売されていた「Wiiハンドル」と同様の製品となっており、「マリオカート8 デラックス」のようにJoy-Conを傾けてハンドル操作するタイプのゲームと相性が良い。
ARMS発売に合わせて発売されたアタッチメント。Joy-Conの凸レールからスライドインさせることで、乾電池2個を消費して使う、実質Wiiリモコンと同じような扱いになる。これを使うことで、Joy-Conを充電させるためにスイッチ本体に装着する手間を省くことができる。
| Joy-Con (L) | Joy-Con (R) | |
|---|---|---|
| サイズ | 縦102mm x 横35.9mm x 厚さ28.4mm | |
| 重量 | 約49g | 約52.1g |
| ボタン | Lスティック / Lスティックボタン 上 / 下 / 左 / 右 / L / ZL / SL / SR / -ボタン キャプチャーボタン 取り外しボタン シンクロボタン |
Rスティック / Rスティックボタン A / B / X / Y / R / ZR / SL / SR / +ボタン HOMEボタン 取り外しボタン シンクロボタン |
| 通信機能 | Bluetooth 3.0 | Bluetooth 3.0、NFC |
| センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー |
加速度センサー ジャイロセンサー モーションIRカメラ |
| 振動機能 | HD振動 | |
| バッテリー | リチウムイオンバッテリー / 電池容量 525mAh バッテリー持続時間:約20時間 バッテリー充電時間:約3.5時間[3] |
|
| カラー | ||
| サイズ | 縦101mm x 横14.6mm x 厚さ13.9mm |
|---|---|
| 重量 | 約18.7g |
| カラー |
| Joy-Conグリップ | Joy-Con充電グリップ | |
|---|---|---|
| サイズ | 縦101mm x 横144mm x 厚さ40.1mm | |
| 重量 | 約97g | 約106g |
| 入出力端子 | - | USB Type-C x1 |
| 第1世代 | - |
|---|---|
| 第2世代 | - |
| 第3世代 | 光線銃 | ファミリーコンピュータ ロボット | ファミリーベーシック | データレコーダ | カードクリーナーセット | ヘッドクリーナーセット |
| 第4世代 | スーパーファミコンマウス | スーパースコープ | スーパーゲームボーイ |
| 第5世代 | 振動パック | 64GBパック | コントローラ パック | メモリー拡張パック | NINTENDO64 VRS | NINTENDO64 マウス | NINTENDO64 キャプチャーカセット |
| 第6世代 | ニンテンドーゲームキューブメモリーカード | GBAケーブル | モデムアダプタ | ブロードバンドアダプタ | ウェーブバード | ゲームボーイプレーヤー | ニンテンドーゲームキューブSDカードアダプタ | ニンテンドーゲームキューブマイク | タルコンガ | マットコントローラ |
| 第7世代 | センサーバー | Wiiリモコン | Wiiリモコン専用ストラップ | Wiiリモコンジャケット | ヌンチャク(Wii) | クラシックコントローラ | Wiiザッパー | バランスWiiボード | Wiiハンドル | Wiiスピーク | Wiiモーションプラス | Wii専用 LANアダプタ |
| 第8世代 | Wii U PROコントローラー | Wii Uマイク | フィットメーター | Wii U用ゲームキューブコントローラ接続タップ | amiibo | amiiboジオラマキット |
| 第9世代 | Nintendo Labo | Joy-Con | Joy-Conストラップ | Joy-Conグリップ | Joy-Con充電グリップ | Joy-Conハンドル | Joy-Con拡張バッテリー | Nintendo Switch Proコントローラー | Nintendo Switch充電スタンド(フリーストップ式) |
| その他 | 任天堂 | 任天堂ハードの一覧 |
| ver.20220829 | |
掲示板
168 ななしのよっしん
2025/05/24(土) 02:03:44 ID: il0hTZUgjv
デフォの赤青か黒がほとんどだろうになんでこんなカラバリあるんろうと思っていたが近所のちびっ子集団がそれぞれカラフルなやつ使ってて納得がいった
確かに個性も出るし誰のか見分けやすいしこれは盲点だったわ
169 ななしのよっしん
2025/06/08(日) 05:39:24 ID: y7MDBDFgbo
Switch2のジョイコン装着問題:ユーザーの声と任天堂の対応
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Switch2のJoy-Conを本体に取り付ける際に、マグネットの強力な結合力により指を挟む事故が多発している。多くのユーザーがこの問題を報告しており、特に子供が危険にさらされる可能性が指摘されている。説明書に従わない装着方法が原因とされる一方で、製品の欠陥を訴える声もあり、任天堂に対する批判も見られる。
170 ななしのよっしん
2025/12/19(金) 18:24:03 ID: dYGAZrHjN8
任天堂も世界展開している関係で製品開発には細心の注意を払ってるけど所詮工業製品で危険な部分は少なからずある
安全基準も国によって様々(ST、FCC(アメリカ)、CE(EU)、UKCA(イギリス)、CCC(中国)など)ですべてをクリアするのは難しいし、だからといって設計を国ごとに変えてたらコストは増大するし、EUはレーティングが厳しいうえ、中国は発売前に政府による検閲がある(そのせいでSwitch2が発売されなかった)
どうしても難しい部分は説明書に分解するな、加熱するな、濡れた手で触るな、1時間につき15分休憩推奨とデカデカと警告文かいて訴訟対策をしている
まあ誰も説明書なんか読まないけど説明書にあれば製造者責任に問われる可能性は低くなる
他社の特許を侵害していないかなどのチェックなども一筋縄ではいかない
世界展開ってのは収益を得られる反面、法的・訴訟リスクも伴うから大変
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最終更新:2025/12/25(木) 01:00
最終更新:2025/12/25(木) 00:00
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