3.1万
29761 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 22:04:49 ID: 3nKnWKR15O
>>29760>>29759
星蛇「異界の者よ、汝が何者でも構わぬ。余にとっては暇つぶしと言う括りで収まるのだからな」
(手を伸ばして、ニブルの頭を掴もうとする)
(体にねじ込まれた剣も、ダメージになっていないようだ)
星蛇「だが、流石にひとたまりもないと言うのは失礼であったやもしれぬな。調律者程度の力ならば余の敵として認めてやることも、やぶさかではあるまい」
(視線はニブルにむいているが)
(親方達の動きを完全に把握している様で、星蛇の影が立ち上がり次元獣を打ち払っていく)
(以前空からは無数の光が降り注いでいる)
星蛇「気を付けよ、余に掴まれれば、消えるも定めぞ」
世界「まさに世界の終末だな…」
星「…ね、世界、ちょっと力を借りたいんだけど」
世界「…なんだ」
―――
楽土「ありがとう」
(パズルにピースをはめ込み、完成させる)
(美しい黄金の街並みだ)
シン「…行くよ、ついてきて」
(シンがその絵に手を触れると、溶けるように消える)
楽土「じゃあ、お先に」
(楽土もそれに続いた)
29762 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 22:48:33 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「そいつはこわいなァ、んがぁががァ!!」
(口からエネルギーの塊をぶっ放す)
(反動で後退して)
ニブル「盛大に絶望しなァ!がが、が、がががが!」
(突き刺さった剣から停止の力が流れ込む)
(サービスといわんばかりに、空からの光も止め始める)
ルッタ「・・・待ってろ、もう少しだ」
(絵に触れる)
29763 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 23:49:43 ID: OJxXmgndE+
>>29761
ローゴ「畜生!」
(大人しく親方たちの防御のサポートに徹することにしたようだ)
ローゴ「おい、俺があんたらを守る。
だから、攻撃に集中しろ」
親方「ふん。偉そうに」
ローゴ「ほ、本当に可愛く無い奴だな……」
(親方は大きな憎悪の塊を構えると)
親方「これでも喰らいやがれ!!!」
(一気に星蛇との間合いを詰めて斬りかかる)
小楠「……」
(小楠も其れに続く)
(静かな決意と共に、パズルの中へと)
29764 ななしのよっしん
2012/01/13(金) 14:19:19 ID: 3nKnWKR15O
>>29762>>29763
星蛇「…」
(ニブルの力で動きが停止したところに、親方の斬撃が直撃する)
(が、刃は肌を軽く凹ませるだけで、それ以上の事を引き起こせない)
星蛇「態々皆の力を受けてやったと言うに、この程度か?で、あるならば、余はどうやって絶望すればよいのだ」
(何事も無かったかのように再起動して、剣を引き抜き)
星蛇「むしろ、退屈で絶望してしまうやもしれぬ…な」
(そう、言った)
(それに合わせ、今度は彼の足元の影が泡立ち始める)
―???―
シン「…これはひどい」
楽土「ここまで荒廃したのを見るのは、二度目だね」
(パズルの先の精神世界は、以前小楠が来た時と比べて見る影もなかった)
(街並みは完全に崩壊し、空が崩れその隙間から鱗が除き、雨すら降らない)
(遠くに見える塔は、黒いもやに覆われ、その全貌を伺う事すらできなくなっていた)
29765 ななしのよっしん
2012/01/13(金) 16:00:47 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「が、が、あれは不味いィ」
(手招きで剣を手元に戻し、足元の影に停止の力を叩き込む)
ニブル「がァ!」
(今一度、といわんばかりに剣を構え)
(投擲する)
ルッタ「・・・荒れているな」
(若干眉をひそめながら、空を見上げる)
29766 ななしのよっしん
2012/01/13(金) 21:26:33 ID: OJxXmgndE+
>>29764
小楠「……行くのです」
(一歩を踏み出す)
親方「この程度……だって……?」
ローゴ「おい、世界の選択! もっとキツイのをお見舞いしてやれ!!」
親方「だったらもっとキツイのを喰らわせてやる……!」
(姿勢を低くして集中し、気を溜める)
岡島「森田! 亜季! 親方を守りますよ!」
亜季「はい!」
森田「おう……!」
29767 ななしのよっしん
2012/01/13(金) 21:44:22 ID: 3nKnWKR15O
>>29765>>29766
星蛇「ニブルと言ったか、異界の者よ。汝は中々強いな、余が生み出した物の中で、汝ほど強いものは居なかったやもしれぬ」
(星蛇の足元の影から黒い人影が立ち上がり、剣を弾く)
星蛇「故に、汝を余は欲する。その力をつぶさに調べ、余の意志に加えよう」
(その小柄な人影は、そのままニブルに向かって刀を構える)
(そして星蛇はニブルから親方達へと向き直り)
星蛇「放置してすまなかったな、選択よ。続きを執り行うとしよう」
(停止していた光の攻撃を強引に再起動し、滑るように親方に接近してくる)
>>29766
エミリア「私も、親方様を守るため尽力しましょう」
(星蛇と親方の間に割って入る)
星蛇「吸血鬼よ、汝では時間稼ぎにもなるまいぞ、どくが良い」
(接近しながら)
エミリア「お断りします」
―――
星「…で、親方に…」
世界「…だが、親方さんには能力への耐性がある。完全には…」
星「そこでこの娘を使うのよ」
ベアトリクス「なんなのよぉ、折角私が真面目にやってるのにぃ」
>>29766>>29765
シン「…まずは、あの塔に辿り着こう」
楽土「まずはそこからだね」
(小楠に続いて道を進む)
怜奈「何から何まで あはは すまない ね あは」
覇気「…気にすんな。じゃあな、俺は消えるぜ…お前の悪意は、ばっちり届くようにしといたからよ」
(何かを話し込んでいたが、覇気の姿が薄れて消える)
―3階―
異界「…だが、私には迷いがある」
17番「裏切りを、心配しているのなら的外れです。と17番は教えましょう」
29768 ななしのよっしん
2012/01/13(金) 22:18:10 ID: OJxXmgndE+
親方「……コイツはな……少し時間がかかる。
守備はガラ空きになるから、エミリア、皆、そこのニイチャン、頼むぜ……!」
(親方に黒いオーラが収束していき、更に白いオーラが絡みあう)
(純粋な死が、親方に集まり、更に人間の憎悪の感情が力を増す)
(親方の周りにそんな醜悪なオーラが渦を巻く)
岡島「分かりました!」
ローゴ「任せておけ……!」
―――
小楠塔……、向こうなのです」
(小さな小楠には、道のりは遠く感じられた)
29769 ななしのよっしん
2012/01/13(金) 23:16:34 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「そいつは光栄だァ、ほめても何もでねえぞォ?
でェ、何もんだァ?てめえはよォ・・・」
(はじかれた剣をやはりまた手元に戻し、黒い人影をにらんで)
ニブル「邪魔だぜェ、どけよ雑兵がァ!」
(剣で切りかかる)
ワーギル「やってやろうじゃんよ!」
(さっきからページを溜め込んでいたが)
(そのページを、ぐしゃぐしゃに丸めて)
ワーギル「純粋な『魔道式』の塊をくらいな!」
(それが強力な魔力の爆弾になりながら、星蛇に向かって飛んでいく)
ルッタ「遠いな・・・。
負ぶったほうがいいか?」
(小柄な小楠を思ってか、ついていきながらそんなことを言う)
29770 ななしのよっしん
2012/01/14(土) 00:07:43 ID: 3nKnWKR15O
>>29768>>29769
???「私を雑兵と侮蔑するとは、魔王とはかくも礼の無い輩なのか?」
(刀で剣を受け止める)
(黒い人影の姿かたちがはっきりする)
(黒い和服を着た、黒い少女だ)
現界「生まれたばかりとは言え、そこに調律者の片割れなのだがな」
(彼女の背後から黒い玉が飛び出し、ニブルに向かう)
星蛇「面白い、あの程度で見世物が終わりでは、余の敵として不十分である。世界の選択の本当の力、見せてもらおう」
(岡島達と対峙する)
(同時に、ワーギルの攻撃に対して巨大な力をぶつける)
星蛇「まずは、貴様等に時間稼ぎができるのかを見せてもらおう」
(にやりと笑い)
星蛇「この体にも慣れてきた所である故、少々手厳しいぞ?」
(星蛇の足元の影から、ずるずると鎖が次々と這い出してくる)
(鎖の一本一本から禍々しい力が溢れ出ている)
星「親方、ちょっとやりたい事があるのだけど。その力に上乗せさせてもらってもいいかしら?」
(世界を担いで親方の横に)
(オーラに顔を顰めているが)
ベアトリクス「あれ、貴女じゃないのぉ?」
世界「…私を反転させて作ったんだろう。もう出鱈目すぎて何も言えん」
―精神世界―
シン「…何か、来るよ」
楽土「邪魔は入るよね」
(塔から黒い靄の塊がいくつか飛んでくる)
29771 ななしのよっしん
2012/01/14(土) 01:04:29 ID: OJxXmgndE+
>>29770
親方「……」
(黙って頷く)
(集中力を使っているがためにちゃんと反応できないらしい)
岡島「でやああああああ!!!」
森田「うおおおおおおお!!!」
ローゴ「俺だってな……神威のエースなんだぜ!!」
(各々が鎖に攻撃を加えていく)
―――
>>29769
小楠「ボクは大丈夫です」
(ルッタに少し微笑む)
小楠「おやかたたちはもっと大変なのです……」
>>29770
小楠「はぅ……」
(黒い靄に少し怯むが)
小楠「えいっ」
(一行に結界を張る)
29772 ななしのよっしん
2012/01/14(土) 01:12:45 ID: +tFvNkOQcc
>>29770
>>29771
ニブル「が、が。魔王ってのはなァ、二種類あるもんだァ」
(飛んでくる玉を止めて)
ニブル「キザったらしい奴とひたすら力な奴だァ。
後者に礼儀求めてどうするよォ!?が、がが、がが!てめーがなんであろうと関係ねえェ!全部踏み潰しておしまいさァ!」
(隕石のような衝撃を何度も繰り出す)
ルッタ「そうか・・・強いな・・・」
(そう、呟くと)
ルッタ「・・・『鋼帝』」
(周囲に巨大な鏃が生まれ、靄を迎え撃つ)
29773 ななしのよっしん
2012/01/14(土) 09:39:43 ID: 3nKnWKR15O
>>29771
星「よし、じゃあ勝手に準備させてもらうわよ」
ベアトリクス「私はご主人様を応援したいんだけどぉ」
世界「それよりもあいつをなんとかする方が先だろう」
(何やらやっている)
―――
星蛇「くくく、漸くそれなりに楽しくなったきた。余は嬉しいぞ」
(鎖はしばらく蜷局を巻いていたが、攻撃に反応したのか各々に襲い掛かる)
(身をくねらせて攻撃をかわし、足元や正面、頭上から)
(先端の鏃から感じられるオーラはかなり危険だ)
―――
>>29771
現界「成程、勉強となった。では私もそれにのっとりお前を踏みつぶしてみよう」
(それだけの衝撃を受けてもびくともしない)
(さらに止められた玉を炸裂させる)
―――
>>29772>>29771
楽土「邪魔」
シン「…すまない」
(ルッタの鏃が靄を吹き飛ばし)
(楽土が足の鎖を、シンが両手の鎖を操って残りの靄を吹き飛ばす)
シン「…もっと邪魔が入る前に、行こう」
(再び塔に向かう)
29774 ななしのよっしん
2012/01/14(土) 12:41:13 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「生意気だなァ!やれるものならやってみろよォ!」
(炸裂が一時的に止まって)
(上方向にだけ停止を解除する)
(すると、その威力は全て上に飛んでいってしまう)
ニブル「がーがががががが!!」
(大笑いしながら斬撃を繰り返す)
(だんだん威力が強くなってくる)
ルッタ「時間もあまりないだろうし、な」
(鉄剣を一本精製すると、手に握る)
29775 ななしのよっしん
2012/01/14(土) 16:02:47 ID: OJxXmgndE+
岡島「クッ!!」
(工具を取り出して鎖を近づけさせまいとする)
ローゴ「こっちへ来るな!!」
(次元の狭間の中に鎖を飲み込んでしまう)
―――
小楠「……ぅ」
(既に疲労が溜まって困憊である)
(足どりが重い)
(それでも前へ歩いた)
29776 ななしのよっしん
2012/01/14(土) 22:15:47 ID: 3nKnWKR15O
>>29774
現界「停止の能力、奥が深いな。理解しがいがある」
(至って平静に受ける)
現界「これも止められるか?」
(サッカーボール大の球を複数飛ばす)
(白く『不停』と書いてある)
―――
>>29775
星蛇「ああ、言い忘れていた。その鎖は隕石の直撃程度では逸らす事も敵わぬぞ」
(岡島達に向かう鎖は攻撃でもびくともせず、岡島達に向かい続ける)
星蛇「次元の狭間も、余にとっては遊び場も同じ故、通じぬぞ」
(次元の狭間に呑みこまれた鎖は、次元を裂いて戻ってきた)
(ベアトリクスの真後ろから)
ベアトリクス「かはっ…!?」
星蛇「おっと、手元が狂ってしまった。次元の使い手、汝の真後ろに出現させようと思ったのだが」
―精神世界・塔前―
>>29775>>29774
楽土「どうやって入る?」
シン「…入れないね」
(シンが手を伸ばすが、黒い靄が城壁の様に塔を守っている)
29777 ななしのよっしん
2012/01/14(土) 23:20:48 ID: OJxXmgndE+
岡島「な、なんですって!?」
(直撃をしそうな鎖を躱そうとする)
ローゴ「な……!」
(ベアトの方を見て立ち尽くす)
ローゴ「お……、おい! 卑怯じゃねえか……!
攻撃をしたのは俺なんだから俺を狙えよ!!」
親方「ニイチャン。そいつに何を言っても無駄だ」
(ローゴに声をかける)
(既に相当の量の憎悪と死のオーラが親方を取り巻く)
親方「これが俺の憎悪たる死だ。覚えとけ!
『冥府』」
(親方が地面に憎悪の塊を突き刺すと)
(星蛇に向かって一直線に轟音と共に大きな衝撃が、即ち死の力が奔り、星蛇の周りの空間が「死んだ」)
(その衝撃は山を屠り去る事さえ能う)
(天地引き裂く鳴動)
ローゴ「……」
(その光景に絶句する)
(ハーデスに薫陶を受けた時よりも、皇帝に放った時よりもさらに威力が増している)
(怜奈の悪意を受けた影響だろうか)
―――
小楠「このもやもやを取らないといけないの……」
(しょんぼりしながら考えている)
29778 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 00:50:51 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「が、が!いちいち真に受けるかよォ!」
(飛んでくるそれに『停止』をかけずに打ち返して)
ニブル「オラよォ!」
(剣の切っ先をドリルのように回転させて突きこむ)
――
ルッタ「・・・ふむ・・・」
(剣の切っ先でつついてみる)
29779 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 00:56:10 ID: 3nKnWKR15O
>>29777
(幸い、鎖の速度は遅く無事に躱すことができた)
星蛇「人の身では十分以上の力ではあるが、余にはそれででも届かぬぞ」
(桁外れの力でそれを受け止める)
星蛇「実に、残念であるな」
(だが)
星「それは予想通りなのよ!能力連結、経路形成、世界→親方!」
世界「世界の邪気眼連結」
ベアトリクス「ごほっ…『連携は必ず成功する』」
(『冥府』に虹色の光が混ざると)
(一瞬、ほんの一瞬だが星蛇の力が全て消え失せる)
星蛇「むぅ!?」
(そして、その一瞬で『冥府』が星蛇を飲み込んだ)
―――
>>29778
現界「むう、生まれたばかりでは経験が足りないのだな。駆け引きと言うのは難しい」
(『不破』とかかれた黒い壁を生み出して跳ね返った球や剣を受け止める)
―――
>>29778>>29777
(ばちりと音がして剣が弾かれる)
シン「…何か、聞こえる」
楽土「皆、避けた方が良い」
(一人、そそくさとわきによける)
(後ろを見れば、巨大な黒い光が塔に突き進んでいるではないか)
29780 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 01:21:04 ID: OJxXmgndE+
>>29779
親方「……ぐ、えっ」
(着弾を確認すると、バタリと倒れてしまった)
(今までの戦いでの消耗に加えて今の一発)
(いくら絶倫の親方の体力でも、限界に近いのだ)
岡島「お、親方!」
(親方に駆け寄る)
ローゴ「やったか!?」
―――
小楠「あの光はなんでしょう……」
29781 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 01:27:37 ID: +tFvNkOQcc
>>29779
>>29789
ニブル「むしろ生まれたばかりでここまでやるのもなかなかだぜェ?何せこの俺を相手にしてるんだからなァ?
だが、まだ真正直だてめえはァ」
(黒い壁の向こう側にいる現界に向かって、直接『停止』の力を叩き込む)
ルッタ「ふむ・・・」
(はじかれた剣と黒い靄を眺めると)
ルッタ「・・・よくわからんが、よけたほうがよさそうだぞ」
(そう言って小楠を小脇に抱えると、黒い光の射線から逃れる)
29782 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 01:37:32 ID: 3nKnWKR15O
>>29780
星蛇「ふふ…ふぁはははは…油断と言うのは、するものではないな」
(黒い靄が収束すると、何事も無かったかのように再び現れた)
星「わー、こんな事になる気はしてたけど」
世界「…死ねばいい」
ベアトリクス「ご主人様ぁ、それは死亡フラグって言うのよぉ…もー駄目だわぁ」
(ベアトリクスはばったり倒れ伏す)
星蛇「この器は実に便利な体であるな、余だけであれば危ない所であった。よもや、余の力を失って尚あれほどの耐性があるとは思って居なかったわ。実にすばらしい、余の体として最適である」
―――
>>29781
現界「…!」
(自身の壁によってその力を察知できなかった彼女は、その力を受けてしまう)
―精神世界―
>>29780>>29781
(黒い光は突き進むと塔の靄に激突する)
(その衝撃で、靄が吹き飛び塔の姿が露わになる)
―あは 今のうちに あはは 進んだ方が 良いよ あっはは―
シン「…まき散らした悪意が……パズルから入り込んだ…のかな」
楽土「なんにせよ、さっさと行こう」
29783 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 02:00:39 ID: OJxXmgndE+
>>29782
ローゴ「え、お、俺のせいかよ!
だってやったかどうか気になるだろ! なあ!」
岡島「あ、あれを受けて何事もないなんてどうすればいいんですか……」
森田「……………………」
亜季「……。絶体絶命ですね」
親方「ち、く、しょ」
(また立ち上がろうとしているが)
(腕さえ動かせない)
親方「う、ぐ……、グ……」
(「冥府」を放った反動からか)
(皮膚がズタズタになっている)
―――
小楠「はぅ」
(大人しく抱えられる)
(黒い光が当たったのを見ると)
小楠「……」
(なぜだか、感謝の念が湧いた)
小楠「ありがとうなのです……」
29784 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 02:07:21 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「終わっちまいな!」
(壁を飛び越え、現界を頭から唐竹割にしようとする)
ルッタ「・・・ふん、あいつの味方、か・・・」
(なんとなく、察したらしい)
ルッタ「行くか」
(小楠を抱えたまま行こうかどうか迷ったが)
(先ほどの言葉を思い出し、そっと地面に下ろす)
29785 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 02:16:57 ID: 3nKnWKR15O
>>29784>>29783
星蛇「待ってもらおう」
(現界に迫るニブルの攻撃を受け止め)
(さらに現界の停止を解く)
現界「あ、主…」
星蛇「下がれ、汝は役目を果たした。生まれたばかりの赤子でこの者に叶うとは思っておらぬ故」
現界「はい…」
(しょんぼりして後退する)
星蛇「すまぬな、世界を滅ぼした後に余の世話をする召使を失うわけにはいかぬのだ。…現界、汝は世界の選択を始末しておくのだ」
(それっきり、現界の方を見ない)
―――
現界「…不覚を取ってしまった。主に失望されるわけにはいかぬ…」
(親方達に刃を向ける)
現界「残りの始末は、私がしよう」
星「親方は動けないし、私達でなんとかするしかないかしら」
エミリア「ですね」
世界「そうだな…」
―精神世界・塔内部エントランス―
シン「…見つけた」
楽土「ルッタ、頑張れ」
(中心の柱に黒い娘がうずくまっている)
(眠っているようだ)
29786 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 02:45:21 ID: OJxXmgndE+
>>29785
ローゴ「仕方ねえ! 汚名返上と行くぜ!
喰らえ!」
(現界に思いっ切り次元錐を放つ)
岡島「やるしかないようですね……」
森田「……………………」
―――
小楠「……」
(心配そうに少女を見つめる)
29787 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 02:47:09 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「やっときやがったかァ」
(剣から手を離して、後ろに飛んで距離をとる)
ニブル「召使なんて、きっと必要になんかならないぜェ。お前はここで屈辱を味わうことになるからなァ」
(再び、受け止めた剣から停止の力が流れ込む)
ワーギル「私もいるよ!」
(紙束を鎧のようにまとって近づいてくる)
(さっきまでずっとこれの準備をしていたようだ)
ワーギル「おりゃあ!」
(現界に向かって殴りかかる)
ルッタ「・・・」
(頷くと、少女に向かって歩いていき)
ルッタ「あーっと・・・。
・・・。・・・むう」
(なんか悩んでるっぽい)
(が、ふっと要領を得た顔で虚空を見上げて)
(もう一度、少女に向き直り)
「起きろ、レイナ。もう『朝日』は昇っているぞ」
(それだけ、言った)
29788 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 16:18:25 ID: 3nKnWKR15O
>>29786>>29787
現界「こちらも汚名返上をしなければならないのだ、負けるわけにはいかぬ!」
(『不破』・『透視』・『断絶』とかかれた壁を作ってワーギルの拳を防ぎ)
(同時に『消滅』と刀に刻み次元錐を消し飛ばす)
星「ぽっと出で調子に乗ってんじゃないわよ!『光アレ』!」
世界「私の同位体はこれ以上要らん」
(光の群れと色とりどりの宝玉を現界に飛ばす)
―――
>>29787
星蛇「その力はしかと理解した。余には最早通じぬぞ」
(停止の力を相殺すると)
星蛇「それと、そこに飛びのくのは危険である故」
(ニブルの飛びのいた先の床から、大量に黒い腕が現れ、ニブルに掴みかかる)
―――
>>29786>>29787
レイナ「…んぅ…ルッタ?」
(ルッタの言葉の何に反応したのか、寝ぼけた様子で顔をあげた)
29789 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 16:46:30 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「うがァ!?」
(黒い腕に掴み掛かられるが)
ニブル「(ちィっ、しょうがねえェ・・・)
『朽ちろ』!」
(ニブルのマントから真っ黒な煙があふれ出て、黒い腕にまとわりついて、恐ろしい勢いで朽ちらせはじめる)
(帽子が、端っこから白くなりはじめる)
ニブル「クソがァ!」
(手招きして剣を手元に戻し、また握る)
ルッタ「起きたか、レイナ」
(ふっと軽く息を吐いて)
ルッタ「立てるか?」
29790 ななしのよっしん
2012/01/15(日) 18:06:28 ID: OJxXmgndE+
岡島「喰らえ!!」
(多量の鎌鼬で攻撃する)
森田「うおおおおお!!」
(さらに現界を蔦で縛り付けようと)
親方「……ぐ」
(星蛇を睨みつける)
(親方の中で)
(どうしようもないほどの憎悪が湧き出していた)
(其れは何に対するものなのだろう)
(星蛇? この世界? それとも、この土壇場で無力な自分?)
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。