3.1万
29731 ななしのよっしん
2012/01/07(土) 23:10:42 ID: OJxXmgndE+
>>29730
親方「ふん……。俺たちは最期まで踊らされるってわけか」
岡島「あの円の中に入ればいいのでしょうか」
親方「ああ、その様だ。行くぞ」
小楠「はい」
(と、光の中へと入っていく)
―――
ローゴ「また妙な奴らが居やがる。何者だ?」
29732 ななしのよっしん
2012/01/08(日) 03:10:46 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「が、が、が、が」
(笑い声かそれ)
ルッタ「見ない顔だな・・・」
ワーギル「乱入組ね。本当いろいろ混ざるものね」
29733 ななしのよっしん
2012/01/09(月) 21:34:12 ID: 3nKnWKR15O
>>29731
―最上階―
(円の中に入った彼等は、塔の最上階へと移動した)
(未完成のまま放置された廃墟の頂点と言うべきだろうか)
(しとしとと小雨が降りしきるその場所の、端に)
(黒いボロを来た少女が浮いていた)
(塔の外を眺めている様で、親方達には背を向けている)
レイナ?「…よくぞここまで到達した、褒めて遣わすぞ『世界の選択』よ」
(そして振り返らぬまま、彼女は言葉を紡いだ)
――――
>>29732>>29731
楽土「もう始まるかもしれない、行こう」
(星とニブルを無視して階段を登っていく)
ベアトリクス「まあ、的じゃないでしょうから平気よぉ。…って、落ち着いてとか言ってて自分が焦ってるじゃないのぉ」
29734 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 00:27:41 ID: OJxXmgndE+
>>29733
親方「テメエが『尾を食む星蛇』か」
小楠「……」
―――
ローゴ「やっぱりタダモノじゃねえのか。こいつら……」
29735 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 01:05:37 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「でーだァ、どこだァ?嫌がらせ相手はよォ?」
(階段を上りきり、呟く)
ルッタ「急ぐか」
ワーギル「そりゃあ、どいつもこいつも1000年以上生きてるからねえ?
亀の甲より年の功、若いうちは戸惑うことが仕事さ。ま、』いつまでもふらふらとしているのも考え物だけど?」
(ローゴを見て、にやりと笑う)
29736 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 01:14:57 ID: 3nKnWKR15O
>>29734
星蛇「しかり。余が、尾を食む星蛇そのものである」
(言いながら親方達を振り返る)
(その両目は、縦に割れていた)
星蛇「汝等は世界の崩壊を防ぎに参ったのであろうが、残念だが手遅れである。余の顕現は既に終わった、汝等に出来る事は最早ない」
(目を細めて)
星蛇「故に、ここでしばし安寧を享受するが良い。なに、世界が滅びるまでもうしばらくかかる、平和に過ごそうではないか」
―――
>>29735>>29734
覇気「ニブルに、星、それに他の連中と勢ぞろいか」
(登ってきた彼らを見て)
覇気「ラスボスと対面希望なら、そこの光の円から行けるぜ」
29737 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 01:38:31 ID: OJxXmgndE+
>>29736
小楠「そんな……」
岡島「……」
(唖然としている)
親方「出来る事は無いと言われて引き下がるようなマトモな精神はしていねえんでな」
亜季「でも手遅れだって……」
親方「だが、コイツは今こう言った。
『世界が滅びるまでもうしばらくかかる』……。
つまり、まだ世界は滅びちゃいねえ。俺たちが足掻く理由はあるぜ」
29738 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 01:56:51 ID: 3nKnWKR15O
>>29737
星蛇「くくっ…」
(親方の言葉を聞いて目を丸くして)
(失笑する)
星蛇「何か勘違いしているように見受けられる故、余自ら説明して進ぜよう。」
エミリア「勘違い…?」
星蛇「然り。世界が滅ぶまで時間がかかる…と言うのは、この戯れによって滅ぶまで、と言う意味に過ぎぬ。余がその気になれば、瞬きする間に世界を滅ぼす事も可能なのだぞ。よく考えよ、余は既に世界意思を飲み込み、この世界の管理者となっておるのだぞ」
エミリア「つまり、大人しく滅びを待たず抵抗するなら、その時点で世界を滅ぼすと?」
星蛇「然り。察しが良い事は称賛されるべきことだぞ、吸血鬼の少女よ」
世界「それは、おかしな話だ。元々この世界でのこの戦いのルールは、星蛇の器を倒すか、世界の選択が負けるかで勝敗を付けるものだったはず。お前が今器に入って顕現したのだから、世界の選択にはお前と戦うチャンスが与えられるはずだ!」
星蛇「…そうだ、貴様に一つ褒美を授けようと思っていたのだ。聞けば貴様は己の立場を恨み、あわよくば役目を放棄せんと思っていたと聞く。故に、余自ら貴様に休暇をやろう、永久のな」
(世界の反駁に聞く耳を無視し、話を続ける)
世界「私の事は、どうでもいい。それよりも、私の話に応えろ!」
29739 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 02:24:20 ID: OJxXmgndE+
>>29738
親方「……ハッタリじゃ無えんだろうな」
岡島「……でしょうね」
小楠「や、やめてください!」
(星蛇に叫ぶ)
29740 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 08:33:15 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「がが、が・・・」
(覇気をその言葉を聴くと)
ニブル「がが、が、がが、がががが」
(壊れたラジオみたいな笑い声を上げながら、光の円に向かって歩いていく)
ルッタ「あそこか・・・!」
ワーギル「覚悟は?」
ルッタ「無論だ」
(同じように光の円に向かう)
29741 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 11:03:23 ID: 3nKnWKR15O
>>29739
星蛇「余ともあろうものが、汝等が如き低劣な者相手に誤魔化しや虚飾を成す必要があるとは思えぬな」
(親方達に言い聞かすようにしながら、指を鳴らす)
(それに合わせて、世界の体が崩れ落ちる)
(見れば、彼女の両足が砂のように崩壊している)
世界「…な…んだ、これは…?」
(茫然として呟く彼女に)
星蛇「世界が滅びれば、その調律者もまた必要なくなる。故に、貴様に休暇をやる意味でも、貴様の命と世界を同期させてやったのだ。安心しろ、世界が滅びるまでは痛みも無い、死にもせぬ。死ぬときは他の者たちと共にあることが出来るぞ。」
―――
>>29740
楽土「やっと会えるね」
ベアトリクス「ご主人様ぁ、行きましょうよぉ」
(続いて光の中に)
29742 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 16:38:20 ID: OJxXmgndE+
>>29741
ローゴ「おう」
(光の中へと)
―――
小楠「……おねえさん!」
(「世界」に駆け寄る)
親方「……テメエは本当の悪党って訳だな」
29743 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 17:12:45 ID: 3nKnWKR15O
>>29742>>29740
(全員が円の中に入ると、親方達の時と同じように転送される)
楽土「間に合った、まだ始まってないみたい」
ベアトリクス「どうみても取り込み中ではあるけどねぇ」
星「せ、世界!」
(世界が倒れている事に気付いてすぐに駆け寄っていく)
―――
>>29742
星蛇「悪党とは、よくわからぬ事を言う。この世界は余の所有物であり、そこの女もまた、余の所有物である。自身の持ち物をどう扱おうと、それは所有者の勝手であろう?この女の体も、力も、人格も、余と世界意思の手によって生み出したのだからな」
世界「小楠様、大丈夫です」
(倒れたままだが、動揺は既に収まっている)
世界「世界が滅びれば私も死ぬのですから、これは殆ど意味のない事です。痛みもありませんし…奴のただの嫌がらせです」
29744 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 17:28:57 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「が、がが。あれか」
(満面の下卑た笑みを浮かべ、悪骨矛剣を振りかざす)
ルッタ「レイナ・・・!?」
(姿を確認するなり、叫ぶ)
ワーギル「なんか変だぞよ」
(口調こそふざけてるが、表情は真剣そのものだ)
29745 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 17:34:37 ID: OJxXmgndE+
>>29743
ローゴ「世界の選択ご一行様も居らっしゃるじゃねえか」
親方「五月蠅え。総てが手の内にあるような発言が気に入らねえ」
岡島「でも、間違いじゃありませんよ……」
親方「ハッ! だがああいう風に言われて否定したくねえのか?」
岡島「それは……。
(親方には理屈は通用しない……。自分の中の筋を通せばそれが調和なんだろうから。
それが羨ましいです……)」
(と、少し考える)
岡島「……確かにそうです。こんな奴の言うことを素直に真に受ける必要はないですよ」
小楠「……でも……」
(何を言えばいいのかわからないようだ)
29746 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 18:10:49 ID: 3nKnWKR15O
>>29744>>29745
ベアトリクス「今まさに最終決戦って所ねぇ。そりゃあ世界の選択も居るわよぉ」
楽土「体の中にもう星蛇が入ってしまった後、と言う事。でもなんとかなるから心配しないで」
(ルッタに向かって)
シン「…楽土、間に合って…良かった」
(楽土の方にやってくる)
楽土「うん」
―――
>>29745
星蛇「余は寛容である故、否定する権利を否定はせぬ。存分に否定するが良い、汝等の願いや主観がどうであろうと事実は覆ることは無いのでな」
(ルッタの方にちらりと視線を送った後、親方達に向き直る)
世界「それよりも、今はあいつを倒す事を優先しましょう。私をこうしたと言う事は殆ど意味のない事ですが、一つだけ意味があります。」
星「世界!って、なんか平気そうね…」
世界「ああ、問題ない。それよりも続きですが、星蛇がわざわざ私にこの様な事をしたと言う事は、私の話に乗ったと言う事です。世界の選択との戦いには、応じるでしょう」
―――
>>29746
星蛇「して、異界のものよ、汝は何用でここを訪れた?」
29747 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 18:41:57 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「なぁにィ、ただの嫌がらせさァ。
いい気になってるやつの鼻っ柱を折るのはすこぶる気持ちがいいからなァ」
(ニヤニヤと笑う)
ワーギル「そいつぁ最悪だ」
ルッタ「・・・どうするつもりだ・・・?」
29748 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 19:39:22 ID: OJxXmgndE+
>>29746
小楠「おやかた……」
親方「おう」
(小楠に向かって頷く)
(そして、星蛇に向かって)
親方「寛容だって? 生憎俺はテメエみてえな外道の寛容は受けねえことにしてる。
俺達『世界の選択』と戦え」
ローゴ「あんな事言ってるが勝算はあるのかアイツら。
あの少女……。外見はただの少女に見えるが禍々しいオーラが溢れて恐怖すら感じるぞ……。背筋が寒くなってくる」
29749 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 20:03:56 ID: 3nKnWKR15O
>>29747>>29748
星蛇「仕方あるまい、先に調律者が言ったように、戯れとは言えしきたりを破る事はあまり好ましい事ではない。『世界の選択』よ、そのしきたりに従い、余が相手をして進ぜよう。異界の者、その他の者も、世界の選択に合力したくばすればよい。座興として、認めてやる故」
―――
>>29747
楽土「あの体の本来の持ち主を叩き起こす。シン、そっちのピースは?」
シン「…こぐすが、集めているはず」
楽土「わかった。ルッタ、パズルのピースを持ってついてきて」
(そう言うと小楠の方にシンと歩み寄る)
―――
>>29748
ベアトリクス「世界の選択には今の所勝算ないと思うわよぉ。だからルッタさんを連れてきたんだしねぇ」
29750 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 20:24:56 ID: +tFvNkOQcc
>>29748
>>29749
ニブル「が、が、が。お墨付きが出るとはなァ。
その余裕を後悔に変えてやろうじゃねえかァ、なあァ、そこの選択とか言うのよォ!?
が、が、が!」
(親方たちを見て、笑う)
(関わり合いになりたくないタイプだ)
ルッタ「わかった、ワーギル」
ワーギル「ほいよ」
(ピースを渡す)
ルッタ「・・・こないのか?」
ワーギル「これはあんたの仕事、あとは任せたよ」
ルッタ「・・・」
(楽土についていく)
29751 ななしのよっしん
2012/01/10(火) 21:11:26 ID: OJxXmgndE+
>>29749
ローゴ「やっぱりそうだよな……」
―――
>>29750
岡島「誰ですかアレ」
親方「誰でもいいが敵の敵は味方だろうが」
岡島「単純な考え方ですね……」
小楠「……」
(ポシェットからパズルを取り出す)
29752 ななしのよっしん
2012/01/11(水) 02:39:48 ID: 3nKnWKR15O
>>29750>>29751
星蛇「この体はこれから余の血肉とする予定なのでな、馴らしておくのも悪くない。何しろ、余と世界意思の全てを取り込んで尚余りある強大な器。流石の余も最初から自在には動かせぬ」
(ゆったりとした動きで手招きする)
星蛇「さあ、来るが良い」
星「…どう言う事だと思う?今の」
世界「わからん…世界意思と星蛇を完全に受け入れた存在が…世界の中に収まっていると言うのは考えられんことだ」
(星蛇の発言について何か思う事があるようだ)
シン「こぐす、今から協力してほしい事があるんだ」
楽土「あれを倒すために、力を借りたい」
(ルッタを連れて小楠の所まで来て)
―――
>>29751
ベアトリクス「そうよぉ。まあルッタさん達が居ても上手く行くかわからないんだけどねぇ」
―7階―
怜奈「あは どうなると 思う? あはは」
覇気「お前のもくろみ通りに行ってんだろ?なら上手く行くんじゃねえの、星蛇殺し」
怜奈「うーん あはは 不確定 要素が あは まだ残ってる あはは からね」
覇気「そんな可能性は消してやるよ、お前のためにな」
怜奈「あはは 何それ あは 唐突な 告白?」
覇気「なわけねーだろ、長い付き合いのよしみだ」
―3階―
異界「…結局、定まらないまま制限時間が迫ってしまった」
17番「何か、困っていることがあるようですねと17番は心配になります」
異界「…誰だ、お前?レイナではないな」
17番「そのクローンです、と17番は発言します」
29753 ななしのよっしん
2012/01/11(水) 18:37:43 ID: +tFvNkOQcc
>>29751
ニブル「が、が、が。そうこなくっちゃなァ」
>>29753
ルッタ「初対面だが、よろしく頼むぞ」
(小楠と、親方たちに向かって)
29754 ななしのよっしん
2012/01/11(水) 20:09:01 ID: OJxXmgndE+
親方「行くぜ……!」
(憎悪で大剣を象る)
(それこそ死の力が籠った『殺戮の大刀』)
(巨大なそれを携えて星蛇に突っ込んでいく)
小楠「ボクの力が必要なら……。お手伝いします」
ローゴ「……本当に世界、滅びるかもしれないんだな」
(不安そうだ)
ローゴ「俺はどうすればいいんだ?」
29755 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 00:36:33 ID: 3nKnWKR15O
>>29753>>29754
星蛇「一人ずつか?別に、それでも構わぬが」
(ニブルが動かないのを見て)
星蛇「まずは小手調べ。早々に死なれては困るぞ、余を退屈させるな」
(そしてのんきな事を言いながら)
(軽く腕を払う)
(その無造作な動きとは裏腹に、膨大な量の『力』が濁流のように放たれる)
(それは意志を持つかのようにニブルと親方に収束していく)
―――
シン「…ありがとう」
楽土「じゃあ、説明する。今から小楠とルッタには、レイナの精神世界に行ってもらう」
シン「…こぐすと私が、最初に会ったあの世界だよ」
楽土「わたしとシンも一緒に行く。そこで、黄泉に完成したパズルを渡す」
シン「…こぐすが渡せば、きっと黄泉は思い出す。そうしたら」
楽土「私と、シン、黄泉で精神世界の中のあいつを抑え込むから、レイナと小楠が外に戻ってあいつを倒す」
シン「…ルッタには…レイナを起こしてほしい。…黄泉が正気に戻れば、あいつを押し返せる。でも、レイナが起きないと…あいつから体を取り戻す事は出来ないから」
―――
>>29754
ベアトリクス「決まってるでしょぅ?ルッタさん達が状況を打開するまでぇ、死に物狂いであいつを足止めするのよぉ」
―3階―
異界「それで、お前は何の用でここに来た」
17番「17番は、最後の役目を果たすために上に向かうのです。貴女も、お役目が残っているようでしたから、一緒に来ませんか…と17番は誘いに来ました」
29756 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 00:50:17 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「が、が」
(腕をかざすと、その濁流のような『力』の塊が)
(『停止』する)
ニブル「そんなものじゃあねえだろォ?もっと本気出せよォ。
その全力をぶっ潰して、嫌そうな顔を拝んでやるよ、が、が、が!」
(直後、爆音のような音をたて、星蛇に向かって剣を突きこむ)
ルッタ「わかった」
(強い信念が表情からも読み取れる)
ワーギル「そーゆーこと!ボッコボコにしてやんよ!
・・・不死身じゃないから、近づいたらあぼーんするけどね。
『16bit魔典・引用』『はかい』『へいき』」
(星蛇に向かって数十発のミサイルを射出する)
29757 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 16:39:28 ID: OJxXmgndE+
>>29755
親方「でやあああああああああ!!!!」
(黒い塊を振り、)
(星蛇の放った力を憎悪の邪気眼の力で殺していく)
親方「その余裕が気に入らねえ!!」
岡島「れ、冷静になって下さい!」
親方「だが、熱くなってねえとこの巨大な相手、潰せねえだろ?
小楠が何とかするまでの足止め。俺たちの役割はそれのみだが、潰す心構えじゃねえと奴は止められねえ」
岡島「……ええ、物凄い力ですからね」
親方「お前らも力を貸せ。コイツは俺一人じゃ無理だ……。あの妙な連中も星蛇を倒す気だが……、それでも勝てるかは微妙だ。頼む」
岡島「(親方から頼みごととは珍しいですね……。いつも土壇場にならないと人に頼らないのに……。
いや、今が文字通り土壇場なんだ。世界の存亡を賭けた……)
(岡島は、深呼吸をして声を発した)
岡島「では……、親方に命を預けますよ!」
森田「………………同じく」
(森田も頷く)
(岡島が大きな鎌鼬を放ち)
(森田が巨大な樹の幹を星蛇にぶつけようとする)
ローゴ「……やっぱりな。全く面倒な事だ。面倒な事だが……。その役目は引き受けるぜ 世界滅亡ってのは御免だからな」
(太刀を背から抜き、戦いの場へと向かう)
ローゴ「一丁、やってやる。死に物狂いでな!!」
―――
小楠「ボクには……、人を救うことが出来るのです……」
(自分に言い聞かせるように)
小楠「みんなが……、おやかたが頑張ってるのです。ボクはこの世界を守ってみせます」
(シンと楽土の眼を見据えて)
29758 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 20:18:38 ID: 3nKnWKR15O
>>29756>>29757
星蛇「余は、退屈しのぎが欲しいのだ。最初から本気を出して潰してしまっては、世界が滅ぶまで余はどうやって暇を潰せばよい?」
(ミサイル、剣、鎌鼬、樹)
(それらは全て、星蛇に直撃した形で止められていた)
星蛇「哀しい事に、余に比して汝等はあまりにも脆弱なのだ。本気を出せば、ひとたまりも無かろう」
(無表情で星蛇がそう言うのにあわせ)
(空から光の柱が降り注いだ)
(さらに、停止した力も再度動き出す)
―――
シン「…じゃあ、パズルを」
楽土「ルッタと小楠のピースで、完成する。そこから行くよ」
(小楠達を促す)
―――
>>29757
ベアトリクス「私もこっちに来て早々ご臨終って言うのは嫌だしねぇ。ご主人様のサポートをさせて貰うわよぉ『ローゴの力は、その限界まだ高まる』」
29759 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 21:18:48 ID: OJxXmgndE+
>>29758
親方「ああ、確かに一溜まりもないだろうぜ!だが、俺たちは耐えて耐えて耐えぬいてやる!!
俺がこの世でもがき続ける故は只一つ!
小楠の障壁を一つ残らず粉微塵にし、小楠を守ることだ!
その為ならば全てを賭ける!!!」
(光の柱に向かって)
(思いっきり憎悪の死を放つ)
(が、拮抗しない。押し負ける)
ローゴ「おい!世界の選択! 手を貸すぜ」
(親方の後ろについて)
(やはり光の柱に向かって次元の力を掛ける)
親方「誰だよテメエは……」
(ローゴを睨みつけながら)
ローゴ「おうおう。噂に違わずおっかねえ姉ちゃんだな。まあ強いて言うならな、俺も星蛇の的なわけだ。敵の敵は味方だろ?」
親方「……ああそうだ」
ローゴ「正直俺はアンタにいい想いは持ってないんだがな。
アンタの今までしてきたことを振り返りな」
親方「説教は後にしろ……今は奴……、星蛇を倒す!」
ローゴ「よし、死に物狂いでいこうぜ!」
(マントを翻らせ、星蛇に次元獣をけしかける)
小楠「はい」
(パズルを差し出す)
29760 ななしのよっしん
2012/01/12(木) 21:32:31 ID: +tFvNkOQcc
ニブル「俺をそこらの塵芥と一緒にしてもらっちゃ困るなァ」
(間髪いれず、動き出した力の塊をもう一度止めると)
(繰り出された拳から多大な重圧が放たれ、塊を吹き飛ばす)
ニブル「魔王だぜェ?俺はよォ?が、が、が、が!」
(止められた剣をさらに強引にねじりこむ)
ルッタ「・・・」
(ポケットから手を出し、開く)
(そこにはピースが二つ)
(黙って手を出す)
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。