レイヴンビークとは、ゲーム『メトロイド』シリーズの登場キャラクターである。
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この項目は、メトロイドシリーズの最新作『メトロイド ドレッド』のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
武闘民族「マオキン族」の長であり、卓越した頭脳と戦闘能力、そして強い野心を持つ鳥人族の男性。右腕にサムス・アランの着用するパワードスーツと同じくアームキャノン砲を装備している。
『メトロイドII』のリメイク作である『メトロイド サムスリターンズ』のおまけ要素「チョウゾメモリー」にて、アイテム収集率を100%にした際に解禁されるイラスト「2d/10」に描かれているのが彼。イラストについては当初は公式の解説がなく、ファンによる考察が主に語られていた。
その後、『メトロイド ドレッド』にて、ミッションのために舞台である惑星ZDRを訪れたサムスの目の前に現れる。(ゲーム本編でサムスと生きている鳥人族との邂逅はこの場面が初めてである)ほぼフル装備のサムスの攻撃が全く効かず、さらに超高速移動によってサムスを捕らえるが、レイヴンビークが謎の言葉を発した後にサムスは気を失い、意識を取り戻した時には能力のほとんどを失った状態となっていた。
その後サムスは新たに遭遇したソウハ族の鳥人族「クワイエットローブ」の口からレイヴンビークの企みが語られることになる。
レイヴンビークはSR388に放たれたメトロイドを封じ込める部隊にいたが、メトロイドを利用して野望を果たすために部隊の鳥人族を殺害、メトロイドをコントロールできるソウハ族のクワイエットローブのみを生かして、メトロイドを回収する準備を整えるためにマオキン族の母星であるZDRに一旦戻った。ところがその際に兵士の一人がXに寄生、擬態されていたことが判明し、やがて兵士全員が寄生されてしまう。レイヴンビークはこれを一掃しXをZDRの深部に封じ込めるが、その間にSR388のメトロイドはサムスによって駆逐されてしまい、やがてメトロイドは宇宙から絶滅して野望が潰えたはずだった。
その後、どこからかサムスがメトロイドの遺伝子を持つ唯一の存在となったことを嗅ぎつけたレイヴンビークは、サムスをおびき寄せるためにXの映像データを銀河連邦に送り付ける。さらに銀河連邦から送り込まれたE.M.M.I.の1体を破壊し、残りのE.M.M.I.のプログラムをクワイエットローブによってサムスを追跡するようにを書き換えさせた。
そして作中冒頭でサムスを追い詰めながらも確保しなかった理由、それは戦いの中でメトロイドの本能をより活性化させ、より強いメトロイドの力を手に入れるためにあえて放置していたのだった。
レイヴンビークはZDRの上空に位置する要塞「イトラシュ」にて待ち構えており、アダムのモノマネが見透かされたことに怒りながらサムスと相対する。本作の実質的なラスボスである。
形態ごとにサムスのエイオンアビリティと同等の能力を使いこなすのが特徴。第一形態ではフェイズドリフトと同じ色のオーラを出した高速移動を駆使し攻撃してくる。アームキャノンを叩きつける攻撃でメレーカウンターのチャンスがあるが、一度カウンターを決めて一定ダメージを与えるとライトニングアーマーと同じく通常攻撃が効かなくなってしまう。
第二形態では鎧の下からなんと翼が現れ、対空戦となる。空中からビームバーストの如く連射しまくる。
第三形態ではサムスによって背中の翼の片方が破られ、残った翼も自ら剥ぎ取り再び地上戦となる。今までの動きに加えてフラッシュシフトまで使いこなす。これらは冒頭のムービーでも同じ動きをしており、他のボスと同じくムービーがボス攻略のヒントとなっている。
総じて動き自体は速いものの合間の隙があるのでストームミサイルでロックオンして一斉発射を狙うのも手。
戦いの最終局面、再びサムスを捕らえたレイヴンビークはサムスを殺し、クローンを生み出すことでメトロイドの力を手に入れようとする。
その時、サムスのメトロイドの力が限界以上に解放され、新たな姿「メトロイドスーツ」にその身を変えた。レイヴンビークはサムスに自身と要塞のエネルギーを吸収されてしまい要塞は墜落。墜落直後にXに寄生され、ZDRで戦った大型ボスをごちゃ混ぜにしたような姿「レイヴンビークX」となりサムスに襲い掛かるも、サムスのハイパービームによってXごと消滅するという最期を迎えた。
なお、サムスに移植された鳥人族の遺伝子はレイヴンビークのものが使われているらしい描写があり、サムスを「娘」と呼ぶ場面もある。事実であればレイヴンビークはサムスにとってもう一人の親ともいうべき存在である。(漫画版『メトロイド』では、「グレイヴォイス」という鳥人族の遺伝子が使われているが、作中ではソウハ族とマオキン族の遺伝子を移植されたようであり、ソウハ族であるグレイヴォイスとマオキン族のレイヴンビーク両者の遺伝子が混在している可能性がある。)
掲示板
201 ななしのよっしん
2025/05/27(火) 20:39:49 ID: WHpr1C7drV
設定的には必要になれば後からいくらでも生やせるだろうし、どっかには戦闘型チョウゾも生き残ってるかもしれんね
過激派とは言うが、銀河の平穏には圧倒的武力が必要って部分は所謂穏健派チョウゾと一致してたと思うんだよね(ソウハ族がメトロイドに“メトロイド”なんて名付けたのはその思想の表れだし、サムスへレイヴンビークが遺伝子を提供したのも衰退していずれ銀河を守れなくなるチョウゾの後継者にするつもりだった、と考えてる)
対立点はその武力の運用方針が積極的・予防的か受動的・対症的かって部分
202 ななしのよっしん
2025/06/22(日) 23:03:02 ID: kB/BRQ5wJk
レイヴンビークはもうドレッドでお亡くなりになっているけど、爪痕は深いだろうなぁ、メトロイドプライム4ではチョウゾはどのように絡んでくるのか楽しみだね。
203 名無しのよっしん
2025/09/21(日) 02:50:30 ID: R+XRtL1RJZ
ゼーベスにいた鳥人族って、モーク達に連れられて何人か保護されてなかったっけ?
ドレッドの中で、マオキン族がマザーブレイン側に立って、宇宙海賊と戦ってる壁画があるみたいな話を見かけたんだけど、どこにあるのかな。
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最終更新:2025/12/30(火) 19:00
最終更新:2025/12/30(火) 19:00
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