スター・ウォーズ：スケルトン・クルーとは (スターウォーズスケルトンクルーとは) [単語記事]

Since the fall of the EMPIRE, the NEW REP UBLIC has main tained order.
And yet, remote hype rspace route are increasingly pla gued by piracy.
These PIR ATES boldly brand their armored hulls as a sign to all ships.
Sur render or die....

銀河帝国が崩壊して以降新共和国が秩序を保っていた
しかし辺境のハイパースペース航路では海賊行為がますます横行
海賊たちは装甲船体を武器に選択を迫るのだった
“降伏かさもなくば死か...”

『スター・ウォーズ：スケルトン・クルー』（Star Wars: Skeleton Crew）とは、「スター・ウォーズ」サーガのドラマ作品である。

「カノン」作品群に属する。Disney+より配信。

概要

映画『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』の後、銀河帝国を倒した新共和国の時代、『マンダロリアン』と同じころを舞台とする実写ドラマ作品。ひょんなことから宇宙に飛び出てしまった4人の少年少女が、偶然出会った謎のフォースの使い手とともに故郷を目指して銀河を巡る、ロード・ムービーにして冒険活劇である。作品名スケルトン・クルー（skeleton crew）は、船などを管理維持するための最少人数のスタッフ、「維持最小要員」くらいの意味。

監督と企画に「スパイダーマン」MCU三部作のジョン・ワッツ。製作総指揮にはワッツのほかジョン・ファヴロー、デイブ・フィローニ、キャスリーン・ケネディ、コリン・ウィルソンと『マンダロリアン』『アソーカ』の面子が名を連ね、音楽をミック・ジアッチーノ（『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』音楽を担当したマイケル・ジアッチーノの息子）が務める。

子どもたちが主役の明るく賑やかな冒険ドラマであるが、その側で伝説の『ホリデー・スペシャル』をやたら手間暇かけてパロディする、オフィシャル・トレイラー用にピーター・シリングの曲「Major Tom (Coming Home)」のハット語替え歌「Youngee Wim (Bunky Dunko)」をミュージックビデオごと用意するなど、過去作とは別方向に妙に濃いSWネタを投げ込む振り切った作りも特徴のひとつ。

2024年 12月3日よりシーズン1全8話（第3話以降毎週水曜日）がDisney+から配信。

あらすじ

よく管理された平穏無事な惑星アト・アティンに暮らす、冒険とジェダイの伝説に憧れる幼い少年ウィム。彼は偶然通った森で、なかば土に埋まった入口を見つける。興奮の赴くまま、親友の内向的な少年ニール、気の強い少女ファーンとクールなエンジニア少女KBという4人組で侵入したそこは、古い宇宙船の中だった。再起動した宇宙船は自動で飛び立ち、子どもたちを無秩序な宇宙へと送り出してしまう。

子どもたちは船の乗員である錆びついたドロイドSM-33に故郷へと戻るよう要求するが、ドロイドはアト・アティンの存在を知らない。その上、やむなく代わりに向かわせた港はろくでもない海賊の栖だった。子どもだけで立ち入るにはあまりに物騒な地で、彼らはフォースを扱う謎の男ジョッド・ナ・ナウッドに出会い、彼に導かれて故郷への道を探すこととなる。

アト・アティン

ウィムたちの故郷である惑星。惑星の大気圏は「バリア」と呼ばれる現象で覆われている。

落ち着いた住宅地と賑やかな都会を取り巻く森林地帯からなり、発達した科学のなかでさまざまな種族が暮らす、政府の管理が行き届いた平和な惑星。サービス・ドロイドが警備や安全維持を担い、学校に通う子供たちは将来のキャリアを決める職業適性テストに向けて日々高度な勉学に励む、退屈なまでに普通の星がアト・アティンである。

しかし、「バリア」の外の宇宙との行き来が禁じられている、帝国を倒して数年後の新共和国時代にあって「共和国の平和と力を保つ」「大いなる事業^[1]に貢献する」ことを社会の大目的とする、旧共和国時代のクレジット・インゴットが日常の貨幣として流通しているなど、いささか普通でない点も少なくない。しかも宇宙では、“アト・アティン”の名は「財宝の眠る伝説の惑星」として海賊の噂やおとぎ話の種になっている様子。

登場人物

ウィム　Wim　- 演：ラヴィ・キャボット＝コニャーズ、日本語吹替：伊奈聖嵐: ジェダイの伝説に憧れる人間の少年。
危険から人を助ける仕事に就くことを夢見る主人公。とかく無鉄砲に物事に挑むたちで、偶然見つけた謎の入口へ大事なテストを放り出して乗り込み、大宇宙へと飛び立つこととなる。
ニール　Neel　- 演：ロバート・ティモシー・スミス、日本語吹替：鵜沼たいちろう: 長い鼻と大きな耳、青い肌を持つエイリアン種族の少年。
ウィムの性向を理解する良き親友。優しく内向的で、若干テンポが独特なところがある。考えなしのウィムを心配してしばしば慎重論を唱えるが、結局は勢いに流され引きずられていきがち。
ファーン　Fern　- 演：ライアン・キーラ・アームストロング、日本語吹替：安西稟: 勝ち気で要領の良い人間の少女。
監理局の次官である母ファラからの期待を重く感じて遊び回っている。強気に子どもたちのリーダーシップを取るが、何もかも初体験の宇宙と幼くマイペースな男子二人組を相手に空回り気味。
KB　- 演：キリアナ・クラッター、日本語吹替：池下リリコ: 側頭部にサイバネティクス端末を装着した人間の少女。
ファーンの相方。髪は銀色、クールな雰囲気を保ち、性格は知的かつ現実的。普段は端末と接続したバイザーで両目を覆っており、機械やプログラムの扱いを得意とする。
SM-33　Thirty-three　- 演：ニック・フロスト、日本語吹替：最上嗣生: 子どもたちが乗り込んだ宇宙船に属するドロイド。
破損し老朽化し、空っぽの左目にはネズミが巣くう古いドロイドだが、船の操縦に熟練しており、高い膂力で戦闘もこなす。口調も仕草も荒っぽいが、船長とみなした相手には非常に忠実。
ジョッド・ナ・ナウッド　Jod Na Nawo od　- 演：ジュード・ロウ、日本語吹替：森川智之: 人間・男性。子どもたちが海賊の栖ポート・ボーゴの営倉で出会った謎の人物。
どうやらフォースが使えるようだが……。