地上最強の厄災・ゴジラの新たなる物語――!!
『ゴジラ ギャラクシーオデッセイ』とは、ヤングチャンピオンで連載中の漫画作品である。
ヤングチャンピオンで連載されているゴジラシリーズの漫画作品。
作者は石口十。また、ゴジラのデザインはシリーズでおなじみの西川伸司、敵怪獣のデザインはウルトラ怪獣デザイナーの丸山浩が手掛けている。
2024年のゴジラフェスにて予告動画が公開され、その後Xにて順次デザイン画などの情報が解禁されていき、2025年5月27日12号にて連載が開始された。
内容はこれまでのゴジラシリーズを題材にしたコミックスの中でも取り分けSF色が強く、1965年の『怪獣大戦争』や2004年の『GODZILLA FINALWARS』、そして2017~18年の『GODZILLA三部作』のような極めて高度な科学技術で生み出された地球文明のメカニズムと宇宙規模の舞台を背景とする超未来的なスぺースオペラ風の作品なのが特徴となっている。
人類の星間航行が可能となった近未来[1]。ある日、宇宙空間を航行していた艦隊が謎の敵に攻撃される。ジャミング能力を持ち、カメラやセンサーに捉えられない奇妙なその巨大生物は政府により「ヴォルガ」と呼称され、銀河条約機構軍・日本支部は巨大生物研究の専門家「海道ミユ」に協力を要請する。しかし、その直後にヴォルガが地球に到達、東京・立川に現れ街を襲撃する。防衛隊の攻撃をものともせず進撃するヴォルガだが、そこに怪獣「ゴジラ」が姿を現した。
海道ミユ
本作の主人公。
高校に通う学生だが、すでに大学を出て巨大生物研究所に勤めている秀才である。
周囲からは変人と見られ、自身も家族を奪ったゴジラの破壊行動を美しいと感じてしまう感性から「自分はもう人間ではない」と考えている。ゲロイン
大崎真矢
銀河条約機構軍に所属する戦闘機パイロット。階級は少尉。
8年前のゴジラ襲撃で傷を負っており、頭から左目にかけて痣がある。ゴジラを憎んでいるが、ヴォルガ襲撃の際に偶然ゴジラの攻撃で助けられてしまい、自身の無力さを痛感している。
ゴジラ
1954年より人類の前に姿を現した怪獣の王。
人類が宇宙進出を果たした科学力をもってしても未だ脅威であり続けており、本編の8年前にも新宿を襲撃し主人公ミユの家族を奪っている。ゴジラに関する情報は国家機密とされており、調査許可も無くゴジラについて探る行為は拘束・逮捕もありうるという。
強靭な肉体や熱線といった従来の能力に加え、本作では強力なエネルギー吸収能力を持っており、敵の攻撃を自身のエネルギーに変える事ができる。
ただし、一定の周期期間で休眠をとる必要があるらしく、戦闘後には縄張りの大戸島に戻る習性を持つ。
ヴォルガ
突如宇宙から襲来した謎の怪獣。
後に「ネビュラ」と名付けられる正体不明の敵性体によって送り込まれた。
ジャミング能力を持ち、人類の持つカメラやセンサー類では捉えることができない。
赤い皮膜状の翼を展開して空を飛ぶ事も可能。また、口から出る目玉状の触手から放たれる破壊光線「ヴォルカニックレイ」や、触れた建造物が溶解する程の高い熱量を持つ。
さらに、「ネビュラ」の円盤からの支援により、体内のリミッターを解除し暴走状態になる事もできる。
その他の怪獣
劇中の地球にはゴジラ以外の怪獣も存在しており、カマキリ型の怪獣「カマキラス」や鎧竜型の怪獣が確認されている。これらの巨大生物達もゴジラと同様一定の周期で休眠する習性を持つという。
1000m級の航宙母艦が小さく見える程の巨大な戦艦。
強力なメーサー砲に、そのメーサー砲の原理を応用した力場シールドを備える。
さらに、艦首にあるドリルは「空間掘削ドリル」となっており、空間を掘り進んで恒星間距離圧縮航行を行う事ができる。
ゲーム『ゴジラ バトルライン』でも本作のゴジラとヴォルガがユニットとして実装され、3種のバトルメモリーも新たに追加された。
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最終更新:2025/12/06(土) 11:00
最終更新:2025/12/06(土) 10:00
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