ガイガン 単語

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ガイガン

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ガイガンとは、特撮映画ゴジラシリーズおよび特撮テレビ番組流星人間ゾーン』に登場したサイボーグ怪獣である。

概要

昭和         FINAL WARS

身長:65m                :120m
体重:2万5千トン   : 6万ト

ゴジラシリーズでは『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、『ゴジラ対メガロ』、『ゴジラ FINAL WARS』に登場。
M宇宙ハンター人が宇宙恐竜サイボーグ改造した怪獣

流星人間ゾーン』では第11話「間一 ゴジラの叫び!」に登場。
こちらはM宇宙ハンター人ではなく、ガロガ(ゾーンファミリーの敵)に操られている「恐」となっている。

ガイガンのデザインを手掛けたのはイラストレーター義。
登場以来特撮クラスタ内でも不明だったが、そのことに気がついた本人が2006年名乗り出た。
そのデザインは「石原裕次郎映画でかけていたサングラス」と「の雁」が合わさったものであり、よく顔を見てみると、がまんまサングラスをかけたかの様なデザインになっている。怪獣名も<ナイスガイ石原裕次郎)な雁(ガン)>で「ガイガン」ということらしい

外見

サイボーグ怪獣の肩書き通り、全体的に機械的なギミックが搭載されている。にはゴーグルのような単眼、腕はの様なフック、そして部にはそれが顕著に現れた部回転カッターがある。

活躍

対ガイガン、対メガロでの活躍

貌と洗練されたセンス、そしてゴジラを追いつめるほどの戦闘力により、当時ライバル怪獣として最も人気の高かったキングギドラ子供人気No.1の敵怪獣に躍り出た(そもそも対ガイガンは当初はキングギドラ役の映画だったが、ガイガンを役に譲っている経緯も持っている)。映画監督の「樋口」氏も大のお気に入りだと言しており、対ガイガンのDVDではオーディオコメンタリーも勤めているほどだ。

人気に後押しされその後もゴジラ対メガロに出演したが、後に登場した更なる人気怪獣メカゴジラにより取って代わられてしまったのか、それから出番はなくガイガンは過去怪獣になってしまったかのように思われたが……

ゴジラ FINAL WARSでの活躍

日本ゴジラシリーズ最終作となる『ゴジラ FINAL WARS』にも登場。この映画は出演怪獣余りにも多かったため扱いに恵まれなかった怪獣が多数でてしまった。それにも関わらずガイガンは長い時間登場し、一度倒された後も改造強化されゴジラを追いつめるなど、制作者にもされているのがみてとれる。

流星人間ゾーンでの活躍

敵組織ガロガの恐として宇宙から飛来。
ゾーンファイターゴジラと戦って一度はゴジラに倒されるものの、「法生き返りの術」でった。

しかし、再戦ではゾーンファイターに生き返りの秘密の元である両手の流星プロトンビームで傷付けられたあげく、流星ミサイルマイトの直撃を受けて爆死した。

第45話と二話にわたって登場してある程度活躍したキングギドラべると、ぱっとしなかった…様な気がする。

ゴジラアイランドでの活躍

宇宙一の殺し屋」と称されるサイボーグ怪獣ハンター人に雇われていた。
X星人と手を組んだハンター人によりゴジラアイランドに送り込まれゴジラ対決する。

原作での残虐なイメージとは打って変わり、正々堂々とした武人然とした性格となっており、不意打ちなどの卑怯な戦法を嫌う。決闘の邪魔をする者は味方であっても許さず、X星人が送ったバトラビームで撃墜している。

西部劇のような雰囲気の下でゴジラタイマン勝負を行い、一度はゴジラに打ち勝つも、間一ゴジララドンらに救出される。
その後修行を積んだゴジラリターンマッチを挑まれるとこれに敗退。以降はゴジラに勝つためにマタンゴへ渡り一人修行をすることとした。

物語が進みX星人の猛攻によりゴジラピンチになると颯爽と現れ、なんとゴジラに助太刀するという原作のガイガンを知る人は考えもしない展開を見せる。

これを「ガイガンがカッコ良くなって帰ってきた」と見るか「ガイガンらしくない」と見るかは人それぞれ

小説「GODZILLA -プロジェクト・メカゴジラ-」での活躍

GODZILLA(アニメ映画)前日談小説の2作プロジェクト・メカゴジラ」においても登場。
作中に登場する怪獣の中でも特に印深い活躍を見せた。

※以下重要ネタバレにつき反転

「医官どの、ガイガンは、どうなりましたか? ガイガンは、ゴジラに勝ちましたか?」

「勝ったぞ。オレたちのガイガンがゴジラに勝ったんだ」

なんと、この作中におけるガイガンは人類の味方である。
メカゴジラ起動のための時間稼ぎとして決行された作戦、「オペレーション・ロングマーチ」にて登場。
ゴジラが他怪獣に強い敵愾心を見せる習性を利用した囮として使用された。

元々はシベリア海底冬眠状態で発見された怪獣であり、エクシフビルサルドの両技術により怪獣兵器へと改造されて前述の作戦に投入された。
当初は「猛禽類恐竜を合わせたような」怪獣であったが(挿絵等はいため詳しくは不明だが、恐らく初めて登場する生身のガイガン)、ゴジラとの戦いによって身体の各部を欠損。その度にその部分を機械に置き換えて戦い続けた。
その姿は兵士達の信頼を獲得するに十分であり、最終的には「俺達のガイガン」と呼ばれるほどにされる存在となる。

何度めかの戦いにおいては学習したゴジラについに追い詰められ、トドメを刺されそうになる。
だがガイガンをする兵士達の決死の行動によって回収・撤退に成功した。
とはいえこの時既に頭部までも破壊されており、最戦い続けるのは不可能だと思われていた。

ところがビルサルドの技術「ナノメタル」により、生身と機械率が逆転した異形の姿で復活
再びゴジラと戦うも、ナノメタルの力で強制的な再生を繰り返され戦い続ける姿はあまりに痛ましく、兵士達が思わずゴジラに「ガイガンを殺してくれ」と願ってしまうほどであった。
そしてその願いが聞き届けられたのか、最期はゴジラの熱線によって跡形もなく焼却された。

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