『三大怪獣 地球最大の決戦』とは、1964年12月20日に公開された映画。ゴジラシリーズ第5作目。
本作は黒澤明監督の『赤ひげ』の撮影が長引き、正月興行用に急遽製作された経緯を持つ。そのため、前作と合わせて1年の間に2作のゴジラ映画が公開されることになった。
本作でゴジラの最大の宿敵となる怪獣「キングギドラ」が初登場し、ゴジラが(不本意だったとは言え)味方の怪獣として戦った初の作品であり、以降のシリーズの方向性を決定づけた。また、サルノ王女と新藤刑事のロマンスは『ローマの休日』を下敷きにしている。
登場怪獣はゴジラ、ラドン、モスラ(幼虫)、キングギドラの4体。本作に登場するモスラは前作『モスラ対ゴジラ』で誕生した双子の一体で、もう一体は前作の後に死亡したと語られている。
後に東宝チャンピオンまつりで『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』のタイトルで再上映された。ラドン「あれオレは?」
1965年1月、日本では冬にも関わらず異常な温暖化現象に見舞われていた。夜には連日流星群が観測され、そこから不思議な吸引力を持つ巨大な隕石が黒部峡谷に落下した。同じころ、警視庁の進藤刑事は来日するセルジナ公国の王女サルノの護衛を命じられるが、彼女の乗っていた飛行機は爆弾テロにより墜落。
その後、東京で金星人を名乗る奇妙な女性が現れ予言じみた言動により騒動となるが、彼女はサルノ王女に酷似しており、進藤は彼女の後を追う。予言は的中し、ゴジラとラドンが出現。さらに、彼女はかつて金星を滅ぼした恐るべき宇宙怪獣「キングギドラ」の脅威が地球に迫っていると語る。
| 昭和ゴジラシリーズ |
| ゴジラ(1954年)─ゴジラの逆襲─キングコング対ゴジラ─モスラ対ゴジラ─地球最大の決戦─怪獣大戦争─南海の大決闘―ゴジラの息子―怪獣総進撃―オール怪獣大進撃―ゴジラ対ヘドラ―ゴジラ対ガイガン―ゴジラ対メガロ―ゴジラ対メカゴジラ―メカゴジラの逆襲 |
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掲示板
4 ななしのよっしん
2019/06/07(金) 17:38:17 ID: S/hb7JxLfa
まさか「ラドンもそうだそうだと言っています」の記事ができるとは…
5 ななしのよっしん
2020/10/18(日) 19:12:23 ID: g/Tvfw/V+E
6 ななしのよっしん
2023/03/08(水) 17:58:45 ID: LGYDhX2CBF
ついさっき久しぶりに本作を見た。
子供の頃は、怪獣以外は眼中になかったけど。今見ると、ストーリー構成がすごく上手い、名作であることに気づく。
しかしキングギドラにトドメをささずに逃がすのは、今見ると、凄い消化不良な終わり方だ。
モスラ3のキングギドラは、きちんと殺して決着をつけてたけど。
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最終更新:2025/12/22(月) 04:00
最終更新:2025/12/22(月) 04:00
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