『ゴジラ2000 ミレニアム』とは、1999年に公開されたゴジラ映画である。
VSシリーズ終了後に平成モスラ三部作を制作・公開していた東宝が3年ぶりに制作したゴジラ映画で、日本作品としては23作目。昭和シリーズ及びVSシリーズの設定はリセットされており、『ゴジラ(1954年)』を起点とするまた別の世界として作られている。敵怪獣との戦闘も描かれているものの、物語は自然災害的存在としてのゴジラに人類がどう対抗するかに重点が置かれている。
いわゆる"ミレニアムシリーズ"の1作目だが、本作の世界観はここで完結しており、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』以降のゴジラ映画との関連性はない(これは機龍二部作を除く他のミレニアム作品も同様)。
異常な不漁が続く北海道で漁船「第三北海丸」が行方不明となった。北海丸はゴジラに襲われており、ゴジラはさらに根室駅周辺を破壊する。「ゴジラ予知ネットワーク」の主宰者・篠田は発電所を襲うゴジラの様子から「ゴジラは人間の作るエネルギーを憎んでるのでは」と推測する。
一方、鹿島灘沖の海底では強い磁場を持つ岩塊が発見され、新たなエネルギー資源であると注目され引き上げ作業が開始されるが、作業中に岩塊は自力で浮上。南下し茨城の原発を狙うゴジラと戦闘になる。その正体は、6000万年前に地球に侵入していた地球外生命体のUFOであった。
スタッフ |
キャスト |
初代ゴジラの後に出現したゴジラ。本作では「人類の作り出したエネルギーを憎んでいる」ことが破壊行動の原理とされており、また、自身を攻撃するものには必ず報復し、劇中では自衛隊とオルガを標的とした。細胞内に強力な治癒機能因子「オルガナイザーG1」を持ち、あらゆる損傷を回復する。
本作からゴジラの造形も一新され、体色は緑色となり、身長も55メートルに変更された(この55は当時読売ジャイアンツに所属していた松井秀喜の背番号にちなんでいると言われている)。 熱線の色はオレンジである。また、初期宣伝で多用された雛形と実際に劇中で使われたスーツの2種類のデザインがある。
UFOに乗っていた宇宙人「ミレニアン」が、ゴジラのオルガナイザーG1を取り込んで実体化した際に制御できず暴走し変貌した怪獣。大きな腕に前傾姿勢の歪な姿となり、左肩にはUFOと同じく波動光線を放つ発射口がある。また、鈍重そうな見た目に反して身軽に跳躍することができる。
再生に失敗したことで目的をゴジラとの同化に変更、オルガナイザーG1をさらに吸収してゴジラの姿に近づいた「フェイズⅡ」となり、ゴジラを丸ごと飲み込もうとするが、ゴジラの体内放射で吹き飛ばされた。
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掲示板
103 ななしのよっしん
2025/07/29(火) 21:56:19 ID: vN8jOivnj8
まあそのエメゴジよりは間違いなく面白いから結果オーライではある
104 ななしのよっしん
2025/08/05(火) 17:32:07 ID: ghv96VvFJb
裏話といえばモンスターアーツにミレニアムが登場した時、劇中とは全く似ても似つかないひな形ベース造形になっててリアルタイムで観たミレニアムに思い入れが強かったのとスーツ再現のフィギュアが少なかったのもあって、ひな形擦りすぎだろ…って当初は不満を持ってたけど、
105 ななしのよっしん
2025/08/05(火) 17:37:46 ID: ghv96VvFJb
>>104
途中送信ごめん
制作裏では酒井ゆうじさんが手掛けたひな形を若狭さん?がスーツにデザインを取り入れる中で勝手に変えられてしまった(多分?)という話を聞いて、まさかそんな裏話があったとはって思ったなぁ
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最終更新:2025/12/08(月) 10:00
最終更新:2025/12/08(月) 10:00
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