リディエル(ユニコーンオーバーロード) 単語

リディエル

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リディエル(ユニコーンオーバーロード)とは、ゲームユニコーンオーバーロード』の登場人物である。CV:矢作紗友里

概要

「心配するな、撃ち抜いてやる!」

エルヘイム領東端ロックロスの町に住む半エルフの女性。エルフ母親リューディアと人間父親との間に生まれたハーフだが、それ故にを受け、加護を得られない外側の町――ヴォイニコラ地方に追いやられていた。シルタキルヤの町に住むエルフく掟に背いたエルフや半エルフが行き着く場所らしい。ただ自分たちが迫を受けているためか、山の向こう側(の内側)にいるエルフ較して人間に対する偏見を持たない。外側にあるロックロス、ヴォイニコラ、シルタキルヤの三町はマップ上ではエルヘイム領に含まれているにも関わらずBGMコルニアのものとなっており、彼らが両国の狭間で生きている事を強調している。そんな辺鄙な場所にも儀にゼノイラ軍が侵攻し、ロックロスとシルタキルヤを占領下に置くとともに港町ヴォイニコラ上輸送の拠点に使用。

サブクエスト「半エルフ」にて登場。エルヘイム編ではクリアする必要がく、導線となるイベントく、また魔女沼地ではなくリードプレリの南方からわざわざ石橋を直して入らないとロックロスに行けないため、寄りしないと仲間にならない実質隠しキャラのようなもの。立騎士だったリューディアに憧れて騎士を志していたが、半エルフという出自だけで迫を受け続けた結果、そのを断念。町に駐留するゼノイラ軍に町民の素行を密告して情報料を受け取る生活を送っていた(ただ全員全員ディエルを迫していた訳ではなく「人間との間に生まれた子だからと噂で決めつけてはだめだ」と語る老人エルフも確認出来る)。そこへ情報収集のためロックロス派遣されていたクロエと遭遇。怪しいと感じた彼女は密かにクロエを追跡し、町の外で待機していた解放軍を発見。ゼノイラ軍に密告した事で解放軍の作戦は露呈した。しかし、ゼノイラ兵に追加料金の要を蹴られたため手のひらを返し、解放軍にもゼノイラ軍の情報を流そうと画策する。

その後、リディエルの暗躍を知らずに解放軍は町の外に地を構築。歩に連絡するため原を駆けていたクロエの前に姿を現し、ヴォイニコラゼノイラ軍が既に警態勢に入っている事、そして自分なら人数や配置箇所まで教えられるとして情報を売りつけようとする。だがクロエから「敵が知っているのは、あなたが私たちの情報を売ったからね」と見抜かれ、騎士しているのに何故ゼノイラと戦わずに密告なんてしているのかを問われる。リディエルエルフじゃ自分のような半エルフ騎士になれないと胸の内を語り、ゼノイラ軍と戦うのは駄だとするが、クロエに「駄じゃないわ きっと世界は変えられる…」「たとえ私たちが死んでもかが…いつか必ず…」と返され、そのまま走り去る。一人残されたリディエル彼女の姿をかつてゼノイラと戦って死んだ母親と重ねるのだった。

間もなく解放軍とゼノイラ軍の戦闘が始まった。最初は無駄な抵抗をする解放軍がいつまで持つか見物するつもりのリディエルだったが、ゼノイラ軍の将ゼナイドがプリンゼッサ教会僧侶を人質に取るのを見て、先刻クロエに投げかけられた「たとえ私たちが死んでもかが…いつか必ず…」という言葉を思い起こす。ゼノイラ軍と戦って死んだ母親も同じ事を言っていた。だからゼノイラと戦う事は亡きの誇りを継げるのではと彼女は考え――ゼノイラ軍にを引いた。ここから彼女が友軍として参戦。敗北条件にリディエルの撃破が加えられる。先の攻撃で矢を使い果たしてしまったのでリディエル逃げる事しか出来ず、近くにいるゼノイラ軍ユニットから如何にく救出出来るかがとなる。周囲の敵を撃破すると解放軍に加わって操作可に。

ゼナイドを討ち取った解放軍はヴォイニコラ解放。そこへクロエに連れられたリディエルアレインの前に姿を現し、クロエ推薦を受けながら解放軍に入りたいと望む。村人の噂を聞いたジョセフからゼノイラとの関与を疑われて一時は拒否されそうになるも、リディエル母親の遺志を継いで戦いを終わらせると熱弁、熱意が通じたのかアレインに「の名を汚すような行いをする人には見えない」と評されて遂に解放軍への参加が認められた。リディエル仲間入りをクロエは喜んだがジョセフには最後まで疑われていたようだ。

人物像

一人称は「アタシ」。サバサバとした性格で、自身はエルフだと認識している。母親であり騎士でもあったリューディアを尊敬しており、解放軍に入った際はから彼女姿を描いた絵を持ち出したり、母親の戦いを引き継いでゼノイラとの戦いに身を投じるなど、非常に大きな情を感じさせる。しかし人間父親とはあまり良い関係を築けていなかった。またリューディアに対しても人間と結ばれた点については恨んでいたようで、実に複雑な感情を抱く。

幼い頃からリューディアに術の鍛錬を受けていたため確かな腕前を持つ。だがそれでも現状に満足せず鍛錬を重ねるなど努力な一面を覗かせる。ガラミアとの密度会話では、エルトリンデの近衛を務める彼女から手ほどきを受け、命中精度を更に上げている。彼女の働きと努力は凄まじく、当初は信用ならないと監視していたジョセフも最終的には認めたほど。

差別を受けて育ってきた彼女の半生を聞いたアレインは衝撃を受け、熟考の末、「コルニアでは種族に囚われない政をしたいんだ」「生まれも育ちも皆違う… そんな人たちが手を取り合っている」「す、の形そのものだ」と差別コルニアを作る決意を抱く。そして戦争が終わったらコルニアに来ないかとリディエルを誘う。かつては差別のせいで反抗的だったリディエルも、解放軍の仲間に囲まれて一緒に戦っているうちに性格が軟化し、アレインからの申し出を素直に嬉しいと思えるようになっていた。

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