概要
5月31日生まれ。岐阜県出身。身長は190cm。犬を飼っている。
上京後、音楽制作会社を経て、2013年より独立。2015年4月よりロックバンド「PENGUINRESEARCH」のベーシストとしても活動している。また、アイドル「ベイビーレイズJAPAN」のバックバンドのベーシストも務めている。
主にアニメ関連の楽曲を提供している。曲調はLiSA楽曲のようなロックから「妹のセイイキ」楽曲のようなポップ、さらにはカントリー・ジャズなど幅広いが、いずれの曲にも感じ取れる通称「堀江節」に魅了されるリスナーも少なくない。最近ではアーティストや、天月-あまつき-や赤飯・Geroといったニコニコ動画で活躍している歌い手への楽曲提供も行っている。
楽曲には各方面からの評価を得ており、「キスのひとつで」は2013年ベストエロゲソング一位を記録し、「走れ、走れ」は2015年1月6日のオリコンデイリーチャート1位を記録している。
また、楽曲製作時には、例えば「小さな彼女の小夜曲」のOP・ED制作では、feng代表の上様曰く、聖地に自ら赴いたり、シナリオをすべて読んだうえで製作に挑むといったこだわりを見せている。
製作のスピードは非常に早く、『uCx 2015 ~モノがたろう、モノづくろう~』内でのDTMワークショップでLiSAの「Rising Hope」を一時間でリアレンジ。しかし、その弊害からか分からないが早口になってしまうことが伺える。
集合写真やTV放送ではほとんど笑うことがなく、「ロック兄弟」の生放送では口数がや少なくずっとカメラを見つめている様子などから、寡黙な性格だと思われることも多いが、「リスアニ!TV」でのインタビューで露見されたが、好きなことの話題になるとテンションが上がったりすることもあるので、不思議な人間である。
また、神田ジョン曰く体力も少ないとのこと。PV撮影の時には仮眠をとったりして対応している。しかし、その翌日には風邪をひいてしまうというとのこと。
ベーシストとして活動しているが、ギターやピアノ・ドラム・バイオリンなどの演奏も出来るとのこと(佐咲紗花のブログより)しかもスタジオレコーディングのセッティングも慣れていることから、バンドメンバーで彼の楽曲のギターを多く担当している神田ジョン(最後らへんのシ者)の言う「インテル入ってるマン」も言いえて妙だ。
以前はニコニコ動画上で、『中村イネ』という名義で、様々な楽器を演奏する動画を投稿し、活動していた。しかし、未成年での飲酒・喫煙行為や漫画家・矢吹健太朗の元妻である柏木志保との不貞行為が発覚し、その責任を取る形で全動画を削除、その名義での活動を今後一切しないこととして現在に至る。 当時に関する詳細・議論は該当のページを利用してください。
また、有名ボカロPであるkemu(KEMU VOXX)と音調や筆跡の酷似などから同一人物ではないかという疑惑が取り沙汰されていた。2013年より活動が休止していたが、堀江の誕生日である2017年5月31日にkemuは新作「拝啓ドッペルゲンガー」をアップロードされたことで再び話題となる。
同日、kemuのtwitterにて自身が堀江晶太であることを明記し、同一人物であることが確定した。
他名義として公式にアナウンスされているものとして、やなぎなぎや、羽多野渉、みみめめMIMIの楽曲を手掛けた『ARCHITECT』が挙げられる。(Amazon商品紹介文より)
機材
2015年10月31日に行われた uCx 2015 ~モノがたろう、モノづくろう~ 内のプログラム『堀江晶太 presents「高速DTMワークショップ」』にて、LiSAの「Rising Hope」のリアレンジを行った際に使用された機材は以下の通りである。
-機材-
DAW Apple Logic Pro X AudioIF RME Fireface UFX Headphone AKG K240 MKII MIDI鍵盤 Native Instruments KOMPLETE KONTROL S61
音源確認用にKORG nanoKEY2Bass RS Guitarworks製のもの Guitar Gibson Les Paul Cable ANALYSIS PLUS製のもの Pick Fender medium オニギリ型(生産終了間近であったため、本人は600枚購入)
Drum FXpansion BFD3
MIDI鍵盤のサステインペダルにKickをアサインしている。Guitar ヘッドアンプにPoulin HyBrit、キャビネットにAmpliTube
その後Renaissance Axxをかけていた模様。Bass Waves CLA-76、Butch Vig Vocals Piano The Grandeur
当日はPCへの負荷軽減のためNew York Concert Grandを使用。Synth (Rising Hopeのイントロのサウンドについて)
Spectrasonics Omnisphere 2とreFX Nexus2のDance Leadsを組み合わせて使用。
シンセをシングルモード(引用注:Omnisphereをマルチティンバーで使わないことか、モノモードのことを示していると思われる)にし、モジュレーションとピッチベンドをオートメーションで書く。-その他-
- Waves H-Delayを愛用しており、どのパラメーターをどう設定するとどのような効果が出るか完全に把握している。
- ハード系の機材はあまり使用することはなく、基本的にはDAW内で作業は完結する。
- トラックボールを使わず、マウスを使用。そちらの方が効率が良いらしい。
- 作業に必須のアイテムは、エナジードリンク「monster」。
Guitaro 太郎氏によるレポート 及び 同氏ツイートより引用・一部改変
エフェクターボード(ベース用)
ベースマガジン2016年8月号、及びそれと連動したデジマートマガジンにて堀江晶太氏がベース用に使用するエフェクターボードが紹介された。内容は以下の通りである。
種別 名称 メーカー コンプレッサー Cali76-CB ORIGIN EFFECTS ジャンクション・ボックス JB-21 Free The Tone デガウス・プロセッサー DP-G1 G-Life Guitar チューナー PolyTune t.c.electronic パワー・サプライ PT-3D Free The Tone プリアンプ MICROTUBES B7K Darkglass Electronics プリアンプ Bass BB-preamp Xotic ルーティング・ボックス RX-S1 Providence オーバードライブ BLACK LABEL FOR BASS STOMPROX マルチ・エフェクター MS-60B ZOOM オーディオ・パターン・プロセッサー SL-20 Slicer BOSS
- 現在のエフェクターボードは、ベイビーレイズJAPANのバックバンドとして初めて武道館でライブをすることになった際に記念として組んだもの。
- 堀江氏いわく「プロっぽい」ボードであることも重要視したとのことで、ベースの音を直接変化させるわけではないスイッチャー、ジャンクションボックス、デガウス・プロセッサーなどが(ボードの規模からすれば)多く組み込まれている。(これらは、ノイズ減少や音痩せの解消などプロならではのこだわりを実現するものである。)
- 堀江氏いわく「なんかよくわからないブラックボックスがあるのって、男のロマンをくすぐるじゃないですか(笑)」とのことである。
- ベーシストらしくプリアンプやオーバードライブ系のアウトボードエフェクターが中心で空間系や飛び道具系エフェクトはほとんど入っていない。
- (通常のボードであれば1台のところ)3台入っているプリアンプ、歪み系のエフェクターは音の輪郭を調整する際にそれぞれ別々の目的で活躍する。
- 上記のような目的でそれぞれ活躍し、中でも堀江氏の特色であるうねるようなよく動くベースサウンドを形作るのにはBLACK LABAL FOR BASSが生み出す音の粘り気が一役買っていると記事内では語られている。
- 音を圧縮し密度を整えるコンプレッサーであるCali76-CBだが、これは堀江氏がプライベートスタジオで愛用しているUREI 1176コンプレッサーを再現するモデリング・エフェクターで、ライブでもスタジオクオリティを求めるこだわりが現れている。
主な作品
アニメ(劇伴)
- ストライク・ザ・ブラッド(as ASSUMED SOUNDS)
ゲーム(BGM)
CMソング
サウンドノベル
その他(一部)
多数の楽曲を手掛けているため、一部を掲載。
TV番組出演
超流派(テレビ東京系列 2016/1/15・6/10) as PENGUINRESEARCH
リスアニ!TV(TOKYO MX他 2016/1/23) as PENGUINRESEARCH
関連項目
外部リンク
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