うんちから森ができるとは、漫画『ダンジョン飯』に登場する能力である。
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当記事には『ダンジョン飯』13巻以降のストーリーについての記述が含まれます |
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当記事には「うんち」についての記述が含まれます 下品な話題が苦手な方が閲覧する際はご注意ください。 |
うんちから概要ができるって部分は必要なのか?
『ダンジョン飯』の主人公である冒険者ライオス・トーデンはなんやかんやで結果的に世界を救った。その過程で、なんやかんやで『俺が考えたカッコいいモンスター』に変身していた。その魔物の特徴は↓
- 牛、狼、鷹の3頭の首、鳥や蝙蝠の翼、虎や馬の足、蛇の尾やらでなんかゴテゴテしたキメラ
- 100メートル以上の体躯
- 時速300キロで飛行可能
- 泳げる
- どんな魔術でも傷をつける事が出来ないほど頑丈
- うんちから森ができる
- 雑食性でなんでも消化できる。それが「欲望」であったとしても
…etc.
ラストバトルでは「欲望すら食らって消化できる」という点が重要なのだが、ストーリー終盤の重大なネタバレであり、本記事の内容とも関係ないので、ここでは説明しない。
ラスボスを倒し、人間の姿に戻ったライオスは、なんやかんやあって海に沈み封印されていた王国『メリニ』の新たな王となる。
海に沈んでいた不毛の地を一から開拓するのには死ぬほど苦労したがなんやかんやで何とかなり物語は幕を閉じる。
食は生の特権だ 生きるためには食べ続けなくてはならない
本編完結後に出版された副読本である『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル 完全版』の収録漫画『メリニ緑化計画』にはメリニ開拓の様子の一部分が描かれている。
見渡す限りの不毛の地で、海水がたっぷり染み込んだ泥のせいでまともな農業も出来そうにない。どうしたものかと野営地で一夜明かしたライオス一行が翌日目にしたものは、簡易便所の地下から急に生えてきた小さな森であった。
何故こうなったかライオス達には見当も付かなかったが、仲間の一人イヅツミはハッと気付く。「うんちから森だ」と…。
どうやら人間に戻っても「うんちから森ができる」能力だけは残ったらしい。
連日この現象は続き、メリニの荒れた地が緑を取り戻すきっかけになったが、次第に出現しなくなっていった。経緯を知らなければ、神様的な存在からの恵みみたいな感じで森が出没したように見えるためか、なんやかんやで人々は神の庇護だとして後世まで森を礼賛したという…。
一応考察をひねり出すと(うんちだけに)、能力の一部が残った件は、ラスボスを倒しても世界から魔術の力がなくなったわけではなかったり、迷宮の呪いで永遠の命を与えられた者が迷宮が無くなってもすぐに塵になったりしなかったり、など色々と説明が付きそうな要素は多い。『悪魔』の『食欲』を食らったせいでライオスは『無限の食欲(いつも腹4分目くらいに感じる)』を得てしまったのも関係があるかもしれない。
『ダンジョン飯』はライオスの「(魔物が好き過ぎて)味も知りたくなった」から始まり、「(悪魔が執着する)『欲望』がどんな味がするか知りたくなった」で終わる。一貫して『食』の物語だった。そして、食ったら当然出るものがある。物語の最後が『うんち』で終わるのはある意味必然だったのかもしれないし、全然関係ないかもしれない。
関連項目のうんちなのに……
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- 0pt
- ページ番号: 5699061
- リビジョン番号: 3278799
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