ときめきの放課後~ね★クイズしよ♥~とは、1998年7月16日にコナミからプレイステーション用に発売されたクイズゲームである。タグでは「ときめきの放課後」が最も多いが、ここでは正式名称とする。
概要
恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』を原作としたクイズゲーム。
プレイヤーは「私立きらめき高校」に入学した主人公(=藤崎詩織の幼馴染)。
3年間の高校生活を過ごし、卒業式の日に女の子から告白されるという点は本編と同じだが、違うのは卒業までの間、毎月出されるクイズを選んだパートナーと一緒に答えていっていい成績を残し、女の子にとって魅力的な男性になるという点で、ノルマをクリアするとパートナーのイベントが発生するという仕組みになっている。
- クイズのジャンルを選択。
最初からランダムで決められている物以外に文学、科学、社会、美術、音楽、スポーツ、マンガアニメ、ゲーム、芸能、おしゃれ、動植物、雑学+ノンジャンルの中から選ぶことになる。
ただし、毎年7月、12月、3月は学期末試験となり、この時だけはノンジャンルとなる。 - パートナーの選択。
パートナーは13人の女の子+親友・早乙女好雄の計14人の中から1人を選択する。ただし、1年生の時は早乙女優美を選択することができない。 - クイズに答える。
ノルマが設定されており、決められた数だけ正解すればクリアとなるが、ライフを全て失うとゲームオーバーになる。
基本的にプレイヤーが答えることになるが、答えが分からない場合はパートナーに答えてもらうこともできる。ただし、パートナーが100%正解するとは限らないので注意が必要となる。
毎年6月には体育祭、8月には部活関係のクイズ(最初に何らかの部活に入部している場合)、10月には文化祭が発生する他、野球部に入部している場合は3年目8月に、野球部以外に入部している場合は3年目1月にクラブマスターイベントが発生する。 - 個人イベントを見る。
普通に会話するものから、条件を満たせば発生する季節のイベント(各季節一種類ずつ)まである。
イベントが発生した後は、1.へ戻る。
ちなみにボイススキップを多用すると、パートナーに「ちゃんと話聞いている?」的な文句を言われるイベントが起きる困った仕様となっている。ときめき度が減少するといったデメリットはないものの、本来起きるはずだったイベントが潰れるので要注意。
…だいたいこんな感じとなる。
また、プレイヤーの行動によってエンディングが変化。通常エンディングの他に、女の子の髪型が変化するアナザーエンディング(「オフィシャルビジュアルワークス」での名称は真エンディング)もある(本編では如月未緒、清川望の2人だけだったが、本作では女の子全員が対象となる)。もちろんバッドエンドもある。
なお、『ときめきメモリアル』を原作としたゲームとなっているが、出題されるのはときメモに特化した問題ではなく、学校の試験やクイズ番組で出題されるようなものが殆どである。しかし、選択肢の中には明らかにおかしいものもあるので、例え難しい問題でも少し考えれば正解できるかもしれない。
ミニゲーム
- つなひきクイズ
- 毎年6月の体育祭でできる○×クイズ。
正解すれば綱を引っ張ることができるが、間違えた場合は正解したときよりも大きく相手側に引っ張られてしまう。 - 「よーい」のかけ声の前に↑↑↓↓←→←→×○(コナミコマンド)と入力すると、正解したときに普段よりも大きく引っ張ることが出来る。
- アメ食い二人三脚クイズ
- 毎年6月の体育祭でできるクイズ。
選んだ女の子と二人三脚で走っていき(使うボタンはLとR)、飴が隠れている粉の前で出題され、正解すれば再び二人三脚となりゴールを目指すというもの。ノルマは2問ある。 - 運動能力の高い清川さんや詩織と組むと簡単に、逆に低い如月さんと組むとNPCの失敗を祈らなければならないかなり難しいレースとなる。
- 「よーい」のかけ声の前に○×→←→←↓↓↑↑(コナミコマンドの逆)と入力すると、自動的に走ってくれる。
- 封筒ばらまきクイズ
- 毎年6月の体育祭でできるクイズ。
○ボタンを押して走り、途中にある封筒を取ってスタート地点へ引き返すとクイズが出題される。正解すればゴールだが、封筒の中にはスカと書かれたものもあり、その場合は再び封筒の地点へ行かなければならない。要するに、『アメリカ横断ウルトラクイズ』の名物クイズの一つ「バラマキクイズ」みたいなもの(というかそのまんま)。 - 「よーい」のかけ声の前に××△△○□○□↑←(コントローラーを上下逆さまに持ってコナミコマンド)と入力すると、走るスピードが速くなる。
- 百人一首
- 毎年10月の文化祭でできる文芸部の出展物。
読み上げられるのは5回で、取った札が一番多ければ勝ちとなるが、3回お手つきすると失格になってしまう。対戦する女の子は3人(誰が来るかは決まっていない)で、強さは年によって変わる(3年目が一番強い)。
百人一首を全て覚えている人にとっては楽勝ではないだろうか。 - ゲーム本編では4枚の中から選ぶが、ミニゲームでは16枚をLとRの切り替えで4枚ずつ表示させなければならないため、かなり面倒臭い。
- 音楽当てクイズ
- 毎年10月の文化祭でできる吹奏楽部の出展物。
- 1年目は早回し・遅回し・逆回しを1問ずつ答えるクイズ、2年目はイントロクイズと比較的簡単な部類だが、3年目はキャラクターテーマが3曲同時に演奏され、演奏されていないのは誰の曲なのか四つの中から選ぶという難易度の高いクイズとなっている。3年目に関しては、キャラクターテーマを知らなければ話にならないだろう。
- なお、このクイズは文化祭では選ぶことができるが、ミニゲームには登録されない。
- 台本暗記クイズ
- 毎年10月の文化祭でできる演劇部の出展物。
上演される劇のシナリオを暗記して、それを上演しているときに出されるクイズで正しいセリフを当てるというもの。
上演中はセリフカットが出来ないので退屈そのもの。セリフを暗記する時は時間制限はない。 - なお、このクイズは文化祭では選ぶことができるが、ミニゲームには登録されない。
- 迷路
- 毎年10月の文化祭でできる電脳部の出展物。
迷路内にいるロボットに方向指示(方向は直進、右折、左折)し、60秒以内にゴールにたどり着ければクリアという、見た目のしょぼさに反して難しい内容のゲーム。 - まぜまぜ
- 毎年10月の文化祭でできる科学部の出展物。
巨大ビーカーの中の液体がいっぱいになるまでに、上から落ちてくるビーカー、フラスコ、魔法玉、コアラ玉といったものを消していく、いわゆる落ち物パズルゲーム。 - 15パズル
- 毎年10月の文化祭でできる美術部の出展物。
制限時間内に、16分割されて1枚抜かれた絵の駒を1つずつスライドさせて完成させるというもので、絵は1年目が各キャラクターの似顔絵、2年目が裸婦、3年目は風景だが、例によって3年目が一番難しい。
関連動画
関連項目
親記事
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兄弟記事
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