みき(ゆっくり実況動画投稿者)とは、ポケットモンスターシリーズの対戦動画投稿主である。
以下、氏がメインで投稿している「浮遊統一」、及び「マスキドラン」シリーズについて解説する。
浮遊統一でめざせ一人前!
氏が投稿している動画タイトル。
ポケットモンスターORASにて、特性が「ふゆう(浮遊。地面タイプの攻撃が一切当たらなくなる特性。
しかし、特性が「かたやぶり」のポケモンによる攻撃は無効にできずヒットしてしまう)」の
ポケモンのみを使用し対戦していく。
動画の進行及び解説は投稿者であるみき氏と、相棒のマタドガスで行う。
氏のアバターはドガースの仮面を被ったTシャツ姿であり、ドガース系統への愛情が伺える(でも嫁はチリーンらしい)。絵は全て氏の手描きとなっている。
対戦は基本的にレートのシングルだが、浮遊以外の縛りがある際にはフリーだったり、ダブルだったりする。SM編より、フリーの過疎化に伴い、レートに移行した模様。
原則として「浮遊縛り」のまま、「ドラゴンタイプ縛り」などの縛りが加えられたりする。
内容は(レート対戦における)マイナーポケモン(特にフライゴン)が勝負を決めているものもあれば、技外しや氏の立ち回りミスで瞬殺される場合も。
死亡フラグを立てても大丈夫なパターンと、立ててないのに殺戮ショーとなるパターンがあるため、油断は禁物。
いずれにせよ、一貫性が高く、高火力アタッカーが所持していることが多い地面タイプのメジャー技『じしん』を、パーティー全体が(特性「型破り」以外の)無効にできるということは大きなアドバンテージであり、そのようなポケモンたちのポテンシャルを見ることができる。
尤も、氏は「それで固めてしまったら良さを殺すんだけどね」と発言しているが。
また、もう一つの特徴として、「自爆系統の技は使用しない」という縛りが挙げられる。
これは本人曰く、「自分の可愛いポケモンたちに自爆を命ずるくらいなら、自分が爆発した方がマシ」とのこと。
これを「トレーナー(=勝利を追う者)として甘い」と言うか、「そうだよね」と言うかは視聴者に委ねられるところであろう。
また、特殊な退場技「みちづれ」についても思うところがあったようで、使用を控えることにしたようだ。
2017年2月28日より、【ポケモンSM】地に足つけないポケモンバトル!Part1【ゆっくり実況】
を投稿。
使用ポケモンについて
上記の通り、『特性が浮遊のポケモンしか使わない』という縛りで対戦を行っているため、
普段はあまり見ることのできないポケモンの活躍を見ることができる。
以下、有名どころをピックアップする。
マタドガス
相棒。基本的に、マタドガスとみき氏の掛け合いで動画は進行される。
相棒というポジションながら、出番は少なめ。おまけに嫁はチリーンに取られ、別動画でマスキッパは活躍している。
本人は出番がないことを腹に溜めているらしい。まあ、司会で活躍してるしいいんじゃない?
SM編では流行りのミミクソミミッキュに強く出られる(ただし呪い型は除く)ため、結構な頻度で出ているらしい。動画でもミミッキュ相手に降参まで追い込むほどの活躍を見せた。
マスキッパ
眠り粉による起点づくり、あのレート環境トップメタのファイアローをも超えるA種族値からの
高威力技「パワーウィップ」など、意外と器用な立ち回りによって敵をばっさばっさとなぎ倒していく、本動画のエース。
氏のお気に入りでもあるらしく、何かにつけて「モジャンボの劣化」といわれる(まあ、マスキッパは不遇ポケモンとしても有名なのだが)ことに対しては腹に据えかねているらしく、ポケットモンスターORASの大会である『PSP-GP』の第2戦にて、これでもかとばかりに恨みをぶちまけていた。
メインウェポンとなるパワーウィップ、ネムリ粉が命中難の技である関係上、持ち物は広角レンズが多め。
それでも大事な時に技を外すのはご愛敬。
ちなみに筆者はこの記事のプロットを渡す際、「マタドガスの人」ではなく「マスキッパの人」と書くようにと言わr(マータドガース!!!
これだけ愛情を注がれているポケモンではあるが、動画内では1ポケモンという扱いであるため、基本的にマタドガスの方が相棒としてみなされることが多い。
フライゴン
浮遊統一における貴重な物理アタッカー(みき氏談)。
現環境では「ガブリアスの劣化」と散々言われているが、
この動画内では輝いていることが多い。敵の撃墜数も動画内のランキングに載るほど。
基本的にはこだわりスカーフを巻いて急襲することが多いが、たまに異なる持ち物を持たせられることも。
ライバル(?)であるガブリアスに対する恨みは闇深いらしく、PSP-GPでは、攻撃を2回避け、逆鱗をブチ込むという獅子奮迅の活躍を見せ、勝利に貢献した。もう劣化だなんて言わせない!
サン・ムーンでは竜の舞という強力な積み技を習得。ガブリアスの影は相変わらずチラつくものの、技範囲や特性のおかげでほぼ別物になったと言える。まあ、カプ神のせいであんま意味ないんだけどね。
関連動画
マスキドラン構築
所謂「クレセドラン構築(※)」のクレセリアを、マスキッパに変えた構築で対戦していく動画。
クレセリアにはない利点として、
これらが挙げられる。その代わり、
- クレセリアの持つ鬼のような物理耐久はない(というか、クレセリアと比べるまでもなくマスキッパは低耐久である)。
- 悪技はマスキッパではなくエルフーンにすると半減、またアンコールで縛る強烈な択を迫れる(通称「エルフドラン」)。
- 月の光による高速回復や、最強の後続ポケリサイクル技である三日月の舞はもちろん使用できない。
などの欠点がある。
※クレセドラン構築
互いの弱点属性を半減するクレセリアとヒードランの組み合わせ(5世代まで)。
クレセリアで状態異常をばらまき、ヒードランの火力で大きく削ぎ、ダメージがたまってきたら月の光や三日月の舞などで3体目のエースポケモンを復活させ全抜きを狙う。現在は他のポケモンとの組み合わせもあるので強化された部分もあるが、
- 火力はヒードランの技に頼りがちで、かつヒードランには体力を回復する技が眠るくらいしかなく、また素早さも77と早いとは言えず、読み負けると致命傷になりやすい。
- クレセリアは耐久型としては化け物じみた数値と地味に早いすばやさ(S85)を持つが、火力はない上に挑発やトリックで止まる可能性もある。
- 6世代からのタイプ相性の見直しにより、鋼タイプにゴースト、悪技が等倍で通るようになり、クレセリアの弱点技のうち2つが一貫するようになった。
など、欠点も多い。
統流門戦その1
PSP-GPその1
関連項目
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