エレメカとは、
- 英語のElectro-Mechanicalを略したもの。もっとも日本では「メカトロニクス」という和製英語が作られ、そちらの方が普及した。
- 「エレクトロメカニカルマシン」の通称で、[1]アーケードゲーム形態の一種。本記事で記載。
概要
エレメカは一般的には画面表示をメインとせず、ゲームを梃やモーター等、物理的に行うマシンを指すが、表示にLEDや豆電球を使った物も大凡エレメカに分類され、どこまでがエレメカかという定義は非常に曖昧である。対義語は「ビデオゲーム」。
エレメカはアナログゲームと呼ばれる事もあるが、内部でデジタル処理されている物もあり、その限りでは無い。一部例外はあるが、概ねブラウン管(又はそれに準ずる類)を使用しないアーケードゲームと考えて問題は無いであろう。
また、エレメカの多くは、メダルや景品が出るのも特徴である。中には景品が出るだけの理由で、ビデオゲームでありながらエレメカに分類される事すらある物も存在する。→「つるりん君」など
また、メダルゲームは狭義にエレメカに分類されない事もあるので注意が必要。特に多人数でプレイするメダル落し等や、競馬ゲーム、メダル排出機能のあるパチンコやスロットマシン等、現在流通している物の殆どは通常エレメカに分類されない。
主に1980年代あたりまでは、駄菓子屋、デパートの屋上、遊園地等といった遊戯施設の主役と言える存在であった。しかし、ビデオゲームが普及すると、その数は減少していき、現在はクレーンゲーム以外はごく少数しか稼動していない。その為、1970~80年代生まれの者が懐かしむ、レトロの象徴として扱われる事が多い。
現在流通しているエレメカの殆どは、UFOキャッチャー等、景品を機械的手段で落とすタイプの物が主流である。
主なエレメカ
古いエレメカが稼動している施設
東京
神奈川
山梨
奈良
大阪
兵庫
岡山
広島
長崎
関連動画
関連項目
脚注
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