キャッスルカルーセルとは、東京ディズニーランドのアトラクションである。
「ディズニー・テーマパークのアトラクション」ではなく「東京ディズニーランドの~」と限定する理由は後ほど。
皆様こんにちは!キャッスルカルーセルの概要へようこそ!
いわゆるメリーゴーラウンド。モチーフとなっているのは、ディズニー映画「シンデレラ」である。
90頭の木馬がバンドオルガンのBGMと共に回転する。
天井部の装飾部には、映画「シンデレラ」の各シーンを描いた18枚のイラストが描かれている。
装飾や木馬の意匠から、メーカーは米国Philadelphia Tobboghan Coasters(フィラデルフィア・トボガン・コースター)社と推測される(編集者の独断)。
木馬は(主にウォルトの意向により)90頭全て白馬である。☆実は金・銀・銅の白馬ある。(ブロンズ・シルバー・ゴールド)
馬車などは一切無く、全てが馬である。(このため、スタンバイの列では「えー!?馬車は無いの?」などの会話が聞かれることが時折ある)
また、各馬の付けている馬具は一頭ごとに全て違うデザイン及びカラーリングとなっている。
一回あたりの定員が90人とかなり多く(但しハロウィンシーズンは"ある理由"により定員が3名減少)、その特性上?他のアトラクションと比べて利用者の数が少なめであるので、「ファストパスを取った後での時間調整」や「混んでいて身動きがとれない場合に取り敢えずここに行く」などの穴埋め的に利用することができる。
逆に言えば、このアトラクションでだいぶ待たされるようなら、(混雑の度合い的な意味で)そろそろヤバイと考えたほうがいいだろう。(編集者の経験と主観からすれば大体、35分待ちくらいになったら混雑的にヤバイ状態と思っている)
ちなみに使用されているBGMは以下のとおり。
- ミッキーマウス・マーチ
- 小さな世界
- ジッパ・ディー・ドゥー・ダー(南部の唄)
- 星に願いを(ピノキオ)
- ハイ・ディドゥル・ディー・ディー(ピノキオ)
- いつか王子様が(白雪姫)
- ハイ・ホー(白雪姫)
- 夢はひそかに(シンデレラ)
- ビビディ・バビディ・ブー(シンデレラ)
- くまのプーさん(くまのプーさん)
- チム・チム・チェリー(メリー・ポピンズ)
- ザ・ベアー・ネセシティ(ジャングル・ブック)
尚、東京ディズニーランドのサウンドトラックCDとも言うべき「東京ディズニーランド ミュージック・アルバム」には、キャッスルカルーセルのBGMとして「チム・チム・チェリー」と「小さな世界」が収録されている(最新版では削除)。☆ピノキオ のハイディドゥルディーディー、のリズムであまり知られていない部分が聴ける。なおハイディドゥルディーディーはかなりレア。
小ネタなど(キャッスルカルーセル以外も含む)は高い位置に止まっている場合もありますので、お子様連れの方は十分注意してくださるようお願いいたします
- 東京ディズニーランド開業時は「シンデレラのゴールデンカルーセル」という名称であったが、東京ディズニーシーの開業に伴い同パーク内の「キャラバンカルーセル」と合わせるために現在の名称に変わったという経緯を持つ。
尚、「シンデレラの~」は米国ウォルト・ディズニー・ワールドのものと同じ名称であった・・・が、現在ではWDWの方も「Prince charming's Regal carrousel」という名称に変更されている。よりにもよって夫に命名権を奪われてしまった
尚、各パークのメリーゴーラウンドのアトラクションは以下の名称となっている。
- ディズニーランド(本家):King Arther Carrousel(キングアーサー・カルーセル/アーサー王のカルーセル)
- ウォルト・ディズニー・ワールド:Cinderella's Golden Carrousel(シンデレラのゴールデンカルーセル)→Prince charming's Regal Carrousel
- ディズニーランド・カリフォルニア・アドベンチャー:King Triton's Sea Carrousel
※ここDCAのものは「リトル・マーメイド」をモチーフとしたものであり、乗り物はイルカやラッコ等の海洋生物となっている - 東京ディズニーランド:シンデレラのゴールデンカルーセル→キャッスルカルーセル
- 東京ディズニーシー:キャラバンカルーセル
- ディズニーランド・パリ:Le Carrousel de Lancelot(ランスロットのカルーセル)
- 香港ディズニーランド:Cinderella Carrousel(シンデレラ・カルーセル)
- 「馬車がない」という仕様はどうやらTDLだけの仕様らしい。
- そもそもウォルトが「ディズニーランドを建設しよう」と考えついた理由が、娘たちがメリーゴーラウンドに乗って遊んでいる中ウォルトはつまらなさそうにタバコをふかしていた際に、「大人も子供も遊べる遊園地が欲しい」と思いついたということである話は有名である。つまり、メリーゴーラウンドは鉄道系アトラクションに並ぶ、ウォルトに取って重要な意味を持つアトラクションであるとも言える。
- また、本家ディズニーランドの「King Arther Carrousel」は開業当時は馬以外の動物(キリンやライオンなど)もあったが、ウォルトの「やはり全て馬がいい、出来れば上下動をする仕様で」という要望により馬だけになった。
- しかしそこでも事件発生。変更当初は白馬が一頭だけしか無かったが、これを奪い合ってウォルトの娘たちが喧嘩を始めてしまったのである。そう、誰だってできれば白馬に乗りたかったのだ。
この事件により(東京ディズニーシー、ディズニーランド・カリフォルニア・アドベンチャー、香港ディズニーランドを除き)ディズニー・テーマパークのメリーゴーラウンドは基本的に「全て白馬」となっている。
- キャッスルカルーセルのかつての案内時のセリフは「舞踏会にいらっしゃるみなさん~」から始まっていたが、現在では「王宮の名誉ある騎士の皆さん~」に変わっている。
- キャッスルカルーセルのみ、他のディズニー・テーマパークのメリーゴーラウンドとBGMの音源が若干違うらしい(YouTubeなどにアップされている動画で確認できる)。
海外のディズニー・テーマパークの場合、TDLのキャッスルカルーセルには使用されていないBGM(「いつか夢で」や「パート・オブ・ユア・ワールド」など)も入っていることも確認できる。 - ハロウィンシーズンにはオバケが乗ってくる(合計3体)。このため定員が一時的にオバケの数だけ減少する。
- ときどきシンデレラや白雪姫、オーロラ姫、ピーターパン、アリスなどのキャラが乱入ゲフンゲフン乗り込んでくることもある。キツネのジョン・ワシントン・ファウルフェロー様がある日来ていたが、幻と言うだろ。彼もめちゃくちゃかっこいい騎士であると、ロビンフッドさん待っている!!
王宮の名誉ある騎士のみなさん、関連動画の視聴の準備はよろしいでしょうか?
関連商品をお買いになられましたら、身体の向きは変えずに座ったままでお楽しみください!
関連コミュニティは木馬の進行方向となります、木馬が完全に止まるまでそのままお待ちください!
キャッスルカルーセルに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目へは足元の段差に十分気をつけてお乗換えください。ありがとうございました!このあとも、ニコニコ大百科でお楽しみください!
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