ジャスティン・ターナー単語

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ジャスティン・マシュー・ターナー（Justin Matthew Turner、1984年11月23日-）とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー（内野手）である。現在はシカゴ・カブスに所属。

概要

2006年MLBドラフト7巡目（全体207位）でシンシナティ・レッズから指名を受けて契約する。

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レッズではメジャー出場がないまま、2008年にボルチモア・オリオールズにトレードで移籍し、2009年9月にメジャーデビューし、12試合に出場した。

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2010年にウェーバーでニューヨーク・メッツに移籍。

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2011年5月に月間MVPを受賞。この年に117試合に出場し、初めて100試合を超えた。

ドジャース時代

2014年にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、3月にメジャー契約を結んだ。レギュラーに定着し、109試合に出場し打率.340、7本塁打、43打点をマークした。

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2015年は16本塁打、60打点を記録し、中軸を担うようになった。10月に左ひざ関節の内視鏡手術を受けた。

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2016年はキャリアハイの151試合に出場し、初めて規定打席に到達。153安打、27本塁打、90打点と好成績を残した。オフに一度FAとなっていたが、12月23日にドジャースと4年契約を結んだ。

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2017年は130試合の出場で打率3割をマークしたが、21本塁打、71打点に留まった。ポストシーズンではNLCSでMVPに輝くなど活躍。特に第2戦でのサヨナラ3ランは今でも語り草となっている。

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2018年はスプリングトレーニングで骨折した影響で開幕から故障者リスト入りする。7月に右足を負傷するなど2回故障者リスト入りした影響で103試合の出場に留まった。

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2019年は135試合の出場で打率.290、27本塁打、67打点だった。

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2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で60試合に短縮。42試合の出場で打率.302、4本塁打、23打点を記録した。ポストシーズンでも打撃好調を維持し、ドジャースの世界一に貢献した。オフに最大3年の契約延長で合意した。

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2021年はほぼフル出場となる151試合で打率.278・27本塁打を記録するなど安定した活躍を見せた。

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2022年は前半戦の大不振が響き打率.278ながら13本塁打と長打力が低下。この時既に37歳と高齢だったこともありチームから来年の契約を破棄され、FAとなった。

レッドソックス時代

2023年1月6日にボストン・レッドソックスと基本1年契約を結び入団した。年齢による衰えや疲労を考慮して指名打者での起用が中心となったが、146試合の出場で打率.276、23本塁打、96打点と復活した。好成績を残せたことから、より大型の契約を求めてオフに2年目のオプション契約を破棄し、FAとなった。

ブルージェイズ時代

2024年1月30日にトロント・ブルージェイズと契約した。ブルージェイズでは90試合に出場し、打率.256、6本塁打、31打点を記録した。しかしチームは予想外の不振でポストシーズン進出が絶望的となり、1年契約のターナーは放出が既定路線となっていた。

マリナーズ時代

2024年7月29日にトレードでシアトル・マリナーズに移籍した。背番号は2。移籍後はマリナーズの貧打線に飲まれ大きく調子を落とすも、エドガー・マルティネスが臨時コーチに入ると持ち直した。最終的に2球団で139試合に出場し、打率.259・55打点を記録。マリナーズ在籍時の方が成績が向上する結果となった。オフにFAになる。

カブス時代

2025年2月20日にシカゴ・カブスと1年契約で合意した。背番号は3。

プレースタイル

意図的なアッパースイングで長打性のフライを打ち上げる打撃理論をいち早く取り入れ、成功を収めた選手として知られる。特段パワーがあったわけでもないターナーの成功は後の「フライボール革命」を呼び、球界全体でホームラン(と三振)が激増した。

人物

髭をもさもさに伸ばしている。

成績

• （2024年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別打撃成績

年 度 Year	球 団 Team	試 合 G	打 席 PA	打 数 AB	得 点 R	安 打 H	二 塁 打 2B	三 塁 打 3B	本 塁 打 HR	打 点 RBI	盗 塁 SB	犠 打 SH	犠 飛 SF	四 球 BB	死 球 HB	三 振 SO	併 殺 打 GDP	打 率 AVG	出 塁 率 OBP
2009年	BAL	12	22	18	2	3	0	0	0	3	0	0	0	4	1	3	3	.167	.318
2010年		5	9	9	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	3	0	.000	.000
	NYM	4	9	8	1	1	1	0	0	2	0	0	0	1	0	3	0	.125	.222
10年計		9	18	17	1	1	1	0	0	2	0	0	0	1	0	3	0	.059	.111
2011年		117	487	435	49	113	30	0	4	51	7	2	1	39	10	59	9	.260	.334
2012年		94	185	171	20	46	13	1	2	19	1	0	1	9	4	24	9	.269	.319
2013年		86	214	200	12	56	13	1	2	16	0	1	1	11	1	34	6	.280	.319
2014年	LAD	109	322	288	46	98	21	1	7	43	6	0	2	28	4	58	6	.340	.404
2015年		126	439	385	55	113	26	1	16	60	5	1	4	36	13	71	10	.294	.370
2016年		151	622	556	79	153	54	3	27	90	4	0	8	48	10	107	16	.275	.339
2017年		130	543	457	72	147	32	0	21	71	7	1	7	59	19	56	12	.322	.415
2018年		103	426	365	62	114	31	1	14	52	2	0	2	47	12	54	10	.312	.406
2019年		135	549	479	80	139	24	0	27	67	2	0	5	51	14	88	11	.290	.372
2020年		42	175	150	26	46	9	1	4	23	1	0	1	18	6	26	2	.307	.400
2021年		151	612	533	87	148	22	0	27	87	3	0	6	61	12	98	12	.278	.361
2022年		128	532	468	61	130	36	0	13	81	3	0	8	50	6	89	13	.278	.350
2023年	BOS	146	626	558	86	154	31	0	23	96	4	0	6	51	11	110	10	.276	.345
2024年	TOR	91	349	301	37	77	17	0	6	31	0	0	3	39	6	60	15	.256	.350
	SEA	48	190	159	22	42	7	0	5	24	0	0	4	20	7	35	1	.264	.363
24年計		139	539	460	59	119	24	0	11	55	0	0	7	59	13	95	16	.259	.354
MLB：16年		1678	6311	5540	797	1580	347	9	198	814	45	5	59	572	135	975	143	.285	.363

通算守備成績

機構	守備位置 Pos	試合 G	刺殺 PO	補殺 A	失策 E	併殺 DP	守備率 Fld%
MLB	一塁手	123	700	73	8	63	.990
	二塁手	143	217	311	12	61	.978
	三塁手	976	500	1633	82	144	.963
	遊撃手	46	44	92	6	18	.958
	左翼手	1	0	0	0	0	.---

表彰・その他

表彰
ルーキー・オブ・ザ・マンス	1回	2011年5月
リーグチャンピオンシップシリーズMVP	1回	2017年
プレイヤー・オブ・ザ・マンス	1回	2018年8月
その他
MLBオールスターゲーム出場	1回	2017年

関連動画

関連項目

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• MLB（メジャーリーグベースボール）
  • ボルチモア・オリオールズ　/　ボストン・レッドソックス　/　トロント・ブルージェイズ
    シアトル・マリナーズ
  • ニューヨーク・メッツ　/　ロサンゼルス・ドジャース　/　シカゴ・カブス

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