- プロ野球選手一覧 > クリス・ジョンソン(投手)
クリス・ジョンソン(Kris Johnson、1984年10月14日-)とは、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手(投手)である。
概要
OB | |
---|---|
クリス・ジョンソン Kris Johnson |
|
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州 |
生年月日 | 1984年10月14日 |
身長 体重 |
193cm 93kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 左投左打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2006年MLBドラフト1巡目 |
引退 | 2021年 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
直球の最速は153km/h。変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを投げる。
2003年MLBドラフトでロサンゼルス・エンゼルスから指名されたが拒否し、ウィチタ州立大学に進学。その後2006年MLBドラフトでボストン・レッドソックスから1巡目追補指名(全体40位)を受け、契約する。
それからは長きに渡ってマイナーで過ごし、レッドソックスでのメジャー昇格がないまま、2011年にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結ぶ。
2013年8月18日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー。この年は4試合登板、うち1試合は先発で投げたが、2敗に終わる。オフにトレードでミネソタ・ツインズに移籍。
2014年は3試合登板しただけで、後はマイナー暮らしが長かった。オフに広島東洋カープと契約した。背番号42。
広島時代
2015年は3月28日の東京ヤクルトスワローズ戦で初登板ながら6回無安打無失点と好投し、1安打完封勝利を挙げた。その後もシーズン閉幕まで一軍に帯同し、防御率1.85で最優秀防御率のタイトルを獲得した。
2016年は開幕投手を務め、26試合に登板し、内24試合がクオリティ・スタートと高い安定を見せた。昨年を上回る15勝をあげ、勝利数、防御率リーグ2位と活躍。外国人選手史上2人目となる沢村賞を受賞した。
2017年は2年連続で開幕投手を務めたが、開幕直後に咽頭炎で2ヶ月離脱し、復帰は6月に。さらに7月には左ハムストリング筋の損傷で1ヶ月離脱と、二度の離脱で13試合の登板、6勝に留まった。
2018年は24試合に登板し、11勝5敗、防御率3.11の好成績を残しチームの3連覇に貢献。球団の外国人投手の通算勝利数記録を更新した。10月28日の福岡ソフトバンクホークス戦(日本シリーズ)では7回1失点で勝利。球団の日本シリーズ最年長勝利投手記録を塗り替えた。
2019年は27試合に登板し、11勝8敗、防御率2.59。11勝はチームトップ、防御率は大野雄大にかわされ最優秀防御率を逃したものの、セ・リーグ2位をマークした。
2020年はDJ.ジョンソンの加入で登録名が「K.ジョンソン」となるが、開幕から深刻な絶不調。援護率2.57と援護もなく、NPB外国人選手ワーストタイとなる開幕7連敗を喫し、10試合で0勝7敗、防御率6.10と別人のような成績で9月上旬に登録抹消。二軍ですら防御率4点台と結果が出ず、そのまま一軍に戻ってくることなくシーズンを終え、オフに退団となった。
成績
年度別投手成績
年度 Year |
球団 Team |
登板 G |
先発 GS |
完投 CG |
完封 SHO |
勝利 W |
敗戦 L |
セーブ SV |
ホールド HLD |
勝率 W-L% |
投球回 IP |
与四球 BB |
奪三振 SO |
失点 R |
自責点 ER |
防御率 ERA |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013年 | PIT | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 10.1 | 4 | 9 | 7 | 7 | 6.10 |
2014年 | MIN | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 13.1 | 9 | 12 | 7 | 7 | 4.73 |
2015年 | 広島 | 28 | 28 | 1 | 1 | 14 | 7 | 0 | 0 | .667 | 194.1 | 67 | 150 | 43 | 40 | 1.85 |
2016年 | 26 | 26 | 3 | 2 | 15 | 7 | 0 | 0 | .682 | 180.1 | 49 | 141 | 50 | 43 | 2.13 | |
2017年 | 13 | 13 | 0 | 0 | 6 | 3 | 0 | 0 | .667 | 76.1 | 25 | 53 | 40 | 34 | 4.01 | |
2018年 | 24 | 24 | 0 | 0 | 11 | 5 | 0 | 0 | .688 | 144.2 | 48 | 113 | 55 | 50 | 3.11 | |
2019年 | 27 | 27 | 1 | 1 | 11 | 8 | 0 | 0 | .570 | 156.2 | 58 | 132 | 50 | 45 | 2.59 | |
2020年 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | .000 | 51.2 | 25 | 35 | 38 | 35 | 6.10 | |
MLB:2年 | 7 | 4 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | .000 | 23.2 | 13 | 21 | 14 | 14 | 5.32 | |
NPB:6年 | 128 | 128 | 5 | 4 | 57 | 37 | 0 | 0 | .655 | 804.0 | 272 | 624 | 276 | 247 | 2.76 |
タイトル・表彰
タイトル | |||
---|---|---|---|
NPB | 最優秀防御率 | 1回 | 2015年 |
表彰 | |||
NPB | 沢村賞 | 1回 | 2016年 |
月間MVP | 1回 | 2018年7月 |
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