運命なんてブッつぶせ。
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(Spider man:Across the Spider-Verse)とは、『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズの第2作目である。
2023年6月2日公開。同年6月16日に日本公開。
概要
スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース |
|
基本情報 | |
---|---|
監督 | ホアキン・ドス・サントス ケンプ・パワーズ ジャスティン・K・トンプソン |
脚本 | フィル・ロード クリストファー・ミラー デビッド・キャラハム |
音楽 | ダニエル・ペンパートン |
製作 | アビ・アラド エイミー・パスカル フィル・ロード クリストファー・ミラー クリスティーナ・スタインバーグ |
配給 | ソニー・ピクチャーズエンタテンメント |
日本語吹き替え版主題歌 | REALiZE 歌:LISA |
公開 | 2023年6月2日(米国) 2023年6月16日(日本) |
上映時間 | 140分 |
映画テンプレート |
前作『スパイダーバース』でピーター・パーカーの意志を継ぎスパイダーマンとしての第一歩を踏み出したマイルス・モラレス。本作では"愛する人と世界は同時に守れない"という運命に反逆を期すため両方を守らんとするマイルスの決意を描き、それを阻むマルチバースのスパイダーマン達やその狭間に潜むヴィランに戦いを挑む事となる。
ミゲル・オハラことスパイダーマン2099をはじめとした原作コミックスに登場したマルチバースのスパイダーマンが本作に集結。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』さながらのヒーロー同士の衝突を前作以上のハイクオリティアニメーションで描いている。
監督に『スーパーマン/シャザム!:リターン・オブ・ブラックアダム』などのDCアニメーション作品を手掛けたホアキン・ドス・サントスらを迎え製作。
2023年11月時点では、続編『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が制作中であるが、公開予定は未定となっている。元々この2作はセットで制作されており、ホアキンを含む製作スタッフはほぼ続投となる。下記も参照。
公開まで
日本時間2019年11月2日に『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の制作が発表された。続編は第2作第3作が最初からセットの2部作となる。当初は「パート1」「パート2」と呼ばれていた。。全米公開は2022年4月8日予定。
2020年4月25日、新型コロナの影響による他のマーベル映画の公開延期に合わせて、今作も公開延期が決定された。新しい公開予定日は2022年10月7日。
2022年4月21日に再度の公開延期が発表された。新しい公開予定日は2023年6月2日。また、パート2の公開予定日は2024年3月29日となった。2022年4月26日には「パート2」と呼ばれていた第3作のタイトルが「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」になることが発表された。
2022年12月14日にアクロス・ザ・スパイダーバースの予告が公開された。予告映像では前作のグウェン、ピーター・B・パーカーが登場したほか、無数のスパイダーマンも姿を見せている。
2023年4月4日にアクロス・ザ・スパイダーバースの予告第3弾が公開。実写映画版の3名のスパイダーマンの映像やアース199999、ドクター・ストレンジのワードが飛び出すなど「ノー・ウェイ・ホーム」とのつながりも感じさせる予告となっている。
2023年6月5日にはマイルスとヴィラン「スポット」との戦闘シーンを含む最新映像が公開された。
https://stwitter.com/SpidermanMovieJ/status/1669532750422896648
公開後
6月2日に全米で公開されると、公開3日で興行収入1億2千万ドルを稼ぐ大ヒットとなっている。
日本では上述通り6月16日公開。前作同様に吹き替え版主題歌がエンドクレジットで流れる。
続編について
前述のとおり、2024年に続編の『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が公開予定だった。
しかし、2023年に発生したハリウッド脚本家組合と俳優組合の相次ぐストライキによって制作はストップ。続編は『アクロス・ザ・スパイダーバース』公開時点では2024年3月29日全米公開予定だったが、2024年11月の時点で公開予定が未定となっている。
登場キャラクター
- マイルス・モラレス
- 前作でピーター・パーカーからスパイダーマンを受け継いだ主人公。黒人の父とヒスパニックの母の間に生まれた。今作ではスパイダーマンとしての活動と高校生としての日常の両立に悩んでいる。
- スパイダーマンの活動を優先させたせいで両親とけんかしていたところに、前作で分かれてもう会うこともないと思われていたスパイダーグウェンが現れ、再びマルチバースを巡る戦いに巻き込まれることになる。
- 今作ではマイルスのオリジンに関する秘密と、スパイダーマンが向き合わなくてはならない「カノンイベント」を巡り、複数のスパイダーマンに追われることになる。
- スパイダーグウェン/グウェン・ステーシー
- 今作のもう一人の主人公と呼べるスパイダーウーマン。
- 前作で自分の次元に戻った彼女だが、もとの次元ではピーター・パーカー殺しの容疑をかけられており、警察署長である父親に着け狙われている。
- そんな折、マルチバースの壁を破って現れたヴァルチャーとの戦いの中で父親にグウェンの正体がばれてしまう。
- 娘の父親として悩みながらも、警察署長としてスパイダーウーマンを逮捕することを優先する父親に絶望したグウェンは、ヴァルチャーを追ってきたスパイダーマン2099ことミゲル・オハラたちと共に自らの次元を離れ、無数のスパイダーマンが集まる「スパイダー・ソサエティ」に参加する。
- スパイダーマン2099/ミゲル・オハラ
- 未来世界に生きるスパイダーマンで、吸血鬼で忍者という属性過多な存在。
- スパイダー・ソサエティのリーダーであり、複数の次元のスパイダーマンをまとめている。目的は他の次元に迷い込んだヴィランなどをもとに次元に戻すことで次元の崩壊を防ぐこと。
- 「カノンイベント」を巡り、マイルスと対立し、彼を阻止しようとする。
- ピーター・B・パーカー
- 前作にも登場したマイルスの次元とは別の次元のスパイダーマン。今作ではMJとの間にメイデイ・パーカーという娘を授かっている。
関連動画
関連静画
関連商品
関連リンク
関連項目
- 3
- 0pt
- ページ番号: 5678219
- リビジョン番号: 3194517
- 編集内容についての説明/コメント: