″退かなきゃ死ぬが、退けば未来は掴めない。なら掴もうぜ、未来″
ダンバンとは、任天堂より発売されたWii用RPG『ゼノブレイド』 (Xenoblade) の登場人物である。
概要
姓名:ダンバン
年齢:30歳
身長:180cm
種族:ホムス
武器:カタナ、剣(一部鎌、槍有り)
スキルタイプ:英雄/粋/慎重/頑固/熱血
クラフト能力:同じ火でのクラフトが続くと純度が上がる
声優:堀川りょう
神剣モナドを振るい数多の機神兵を倒してきたホムスの戦士。
本編の一年前の大戦にて機神界からの侵攻を食い止め、その功績によりコロニーの人間に「英雄」と称されている。しかし実は神剣モナドの適応者ではなく、己の剣の腕のみで強引に制御し続けていたが、結果利き腕の自由を失い、物語当初は自宅で療養していた。
ヒロインであるフィオルンの実の兄。若くして両親を機神兵の襲撃により失っているため育ての親でもある。
フィオルンの友人シュルクやラインからも兄貴のように慕われておりいろいろと面倒をよく見ている。三人に対しては保護者のような目線で見守っており、内心シュルクとフィオルンの仲が進展しない事を焦れったく思っている。
ディクソン、ムムカとはかつての大戦でともに戦った防衛隊仲間。ムムカはその戦で行方不明になってしまったが、生き残ったディクソンとは相変わらず付き合いがあり、戦線復帰時には武器なども(有料で)作ってもらっていた。
復帰後のパーティにおいては基本的に兄貴分らしく経験に基づいた知的な言動で引き締め役を務めるが、たびたび根底にある熱血気質が垣間見える。ディクソンに「イノシシ」呼ばわりされていたほどのかつての無鉄砲さは抑えられているものの、退く事と諦める事を知らない性分は現在も失われていない。
心技体揃っている完璧に近い人物に見えるが、人一倍情に絆されやすいため実は涙もろかったりお人好しが過ぎる一面も持っている。何かと尊敬を集めてしまうキャラなため、プレイヤーには「ダンバンさん」の愛称で呼ばれる事が多い。
戦闘能力
不随になってしまった利き腕の代わりに左腕で剣を振るう。その経緯から一歩引いた立ち回りをするキャラかと思いきや、実態は高い素早さと攻撃力を活かし敵前に突っ込んで暴れる超攻撃的アタッカー。多い手数で敵のヘイトを集めつつキャラ中最高の回避性能で相手の攻撃をかわしまくる回避盾キャラとして活躍する。
命中&回避を上げる「明鏡止水」を使いつつ「桜花絢爛」や攻撃アーツでヘイトを集めるのが基本の戦法。アーツやジェムの構成をいじって他のタイプの戦法を取る事もできる。
攻撃アーツの追加効果の種類が豊富で、序盤では唯一単身で転倒まで持っていける。任意のタイミングで転倒が狙える分ビジョンに対しても強い。タレントアーツ「桜花乱舞」は単純なダメージ技として優秀な性能であり、チェインアタックでも使い勝手が良い。「人の世に!生まれし頃より!戦道!」は声に出して言いたくなる掛け声。その退く事を知らない猪突猛進な戦闘スタイルは、正に「攻撃は最大の防御」を体現しているとも言える。
装備品を脱ぎ裸に近くなるほど活き活きとする特殊なスキルを所持している。さすがに強敵相手となるとキツイが、海パン一丁で敵の眼前に陣取りひたすら相手の攻撃をいなしながら剣撃を叩き込む姿はまさに「粋」の一語。「突っ込めイノシシィィイー!」 シュルクをして「穏やかじゃないですね」と言わせるのに十分なインパクトである。
余談
- ダンバン役の堀川りょうはゼノブレイドの音響監督も担当し、各キャラクターの担当声優への演技指導も行った。ちなみにムムカ役の若本規夫に対してはいつもの癖の強いアドリブを連発した上に先輩であるために直接的なリテイクを出せず、「ノイズが入った」「タイミングが被った」などと理由をつけて撮り直しをしたが、結局映像の方を若本の演技に合わせて作り直したと言う。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uではシュルクの最後の切りふだ「チェインアタック」にリキと共に登場。原作さながらの連携攻撃はまさに「昔を思い出すな…」となる事請け合い。
- そしてMiiファイターの衣装としてダンバンの初期衣装がDLCとして配信中。君もダンバンのMiiを作ってスマブラに大・参・戦!させよう。
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関連項目
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