チームユニコーンとは、遊戯王ファイブディーズに登場するデュエルチームである。
ユニコーンの名が語るようにメンバー全員が有角動物をテーマとしたデッキを使用し、
中には一角獣のホーンを生やしたメンバーまでも所属する実力派チーム。
その突飛な外見と「今大会屈指の強豪」という露骨な肩書きから、
登場時より「次のかませ犬候補」との視聴者評が絶えなかったが、WRGP開幕後に状況は一変する。
チームメンバー
- アンドレ(切り込み隊長担当)
チームユニコーンの先鋒。除外されたカードを巧みに再利用する「除外シンクロデッキ」を操る。
ジャン曰く「天性のカードプレイングセンスを有する」とされており、WRGP開幕まで、チームユニコーンのデュエルは彼の3人抜きで決着することがほとんどであったこと、また、チーム5D's戦においても相手チームのアクシデントに恵まれたとはいえ二人抜きを達成した上で遊星のライフポイントを半分まで削り、総計で10000ポイントものライフダメージを与えて退場したことなどからも、その実力のほどが伺える。
しかし、全てにおいて完璧なデュエリストというわけではなく、むしろ強すぎる故に相手を打ち負かすことを恐れ、勝てるデュエルを逃してしまうという致命的な弱さを背負っている。
そんな彼を支えるのは、「フォア・ザ・チーム」の概念で、チームが一丸となり、己を捨てて全体の勝利を得るという信念である。ジャンに教えられたその信念があってはじめて本来の実力を発揮することが出来るのが、アンドレというデュエリストなのである。
あと頭にツノとか生えてる。
- ブレオ(記憶力担当)
二番手。天性の記憶力を持ったデュエリスト。
以前は小さな街で最強を気取っていた「井の中の蛙」的デュエリストだったが、ジャンに瞬殺されたことでそのプライドを打ち砕かれる。 しかし失意の中にあったブレオは、ジャンの「やらないか」との誘いを受け、言われるままホイホイついていってしまい、チームユニコーンの盾として第二の人生を歩むのだった。
彼自身は決して強いデュエリストではないが、己を捨ててチームの礎に徹した時、実力以上の力を発揮することが出来る。そのため、自分のカードをも巻き込んだデッキ破壊など、自爆まがいの戦術を使うことも厭わない。
余談だが彼のボイスを担当する増田裕生氏は、GXでは三沢大地のボイスを担当されていた。
- ジャン(作戦参謀担当)
チームユニコーンのリーダーであり、同時に戦略、戦術面を一手に請け負うブレインでもある。
チーム戦では無名のチーム5D'sを早くから危険視して5D'sに関する情報を収集しており、確実な勝利を得るために公式戦の前に模擬デュエルを設けてニセの手の内をすり込む策まで取っている。
策略家でありながら自らの策を過信せず、計算を超えたポテンシャルに対する警戒心を常に抱き、デュエル中でも逐一観察を行うその様は、世の二流策士キャラにも見習わせたいものがある。
チームユニコーンを束ねる信念「フォア・ザ・チーム」の提唱者でもあり、アンドレ、ブレオ両名ともが、ジャンの誘いを受けてチーム戦の世界に身を投じている。
俗に「指芸」と呼ばれるいやに色っぽい指の動きやピンクのワイシャツ、ピチピチのタンクトップという私服のセンス、作中での発言内容から、視聴者の間ではゲイ疑惑が根強いものの、作中において同性愛者であるとの明言はされていない。ただし、ストレートであるとの明言もない。
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関連項目
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