ドーマ編とは、遊☆戯☆王デュエルモンスターズのアニメオリジナルストーリーである。
概要
原作がバトルシティ編終了後、一時休載を経てファラオの記憶編を連載していた為、間を繋ぐため10ヶ月にも渡って放送された。後のアニメシリーズではお約束となる、心の闇を始めて題材にしたストーリーである。
ニコニコ動画で有名な狂戦士の魂がでたのはここ。他にもMADで使える素材が多く、よく題材になっている。
なお、設定について、哲学者プラトンの著作『ティマイオス』『クリティアス』を参照したと思われる箇所がある。例えば、「ティマイオス」「クリティウス」「ヘルモス」「アトランティス」「オレイカルコス」などは、いずれもプラトンの著作に登場する名称・設定である。
前述の速攻魔法『狂戦士の魂』、敵デュエリストが使用するフィールド魔法『オレイカルコスの結界』を筆頭に長編中最多のアニメオリジナルカードが登場した事でも有名であり、物語の都合を優先しOCG化させる気が無いような無いパワーカード・変則的過ぎるカードの連発により、デュエル描写は賛否両論である。
また、心の闇を描くというテーマであるため、それまで初期を除いてヒーローとして活躍していた闇遊戯がデュエルに勝つために敵陣営のカード(オレイカルコスの結界)に手を出したり、原作では最終回以外負けなしだったのに敵幹部に負けたり、信頼していたはずのモンスター達を容赦なくカタパルトタートルの効果に使用したり、羽蛾をフルボッコにしたりと非道な描写が目立つ事についても賛否両論ある。放映開始前に入る「デュエルはルールとマナーを守って正しくプレイしよう!」というアイキャッチが完全にブーメランである。え?前からそうだった?
上述の通り、そのハチャメチャな性能のせいかドーマ編初出のカードの多くはしばらくOCG化されなかったが、DMから何世代も経過したARC-V時代にようやく多くがOCG化された。
関連動画
関連項目
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