ニール・ブロムカンプとは、南アフリカ共和国出身の映像作家である。
概要
1979年南アフリカ共和国のヨハネスブルグ生まれ。その後カナダのバンクーバーに移住した。
ガチガチのSFメカと廃墟を組み合わせた独特の映像表現に定評があり、今までにオリジナルのショートフィルムのほかNikeやシトロエン、ゲーム「Halo」シリーズのCM撮影を務めた。本来はそのままHaloの映画化企画に関わる予定だったが種々の問題で企画が消滅。勿体無いと思った映画監督ピーター・ジャクソンの助けを借り、2009年にオリジナル脚本のSF映画『第9地区』が公開され、全世界でヒットを飛ばした。
2013年には第二作『エリジウム』が公開。主演はマット・デイモン。『第9地区』のシャルート・コプリーが今度は悪役で登場する。
2015年、『エイリアン』シリーズ新作映画の撮影が予告されていたが、2017年にブロムカンプ監督の企画が消滅していたことが『エイリアン:コヴェナント』監督のリドリー・スコットによって明かされた。
スコット監督によれば、同企画は脚本すら存在しない段階であったという。
Oats Studios
2017年から新スタジオ Oats Studios より、実験的短編映画作品の Volume 1 を無料で公開している。Steam においてダウンロード・コンテンツ(高画質高音質動画、3Dモデル、画集、脚本等)を販売し、また Volume 2 以降を有料とすることで回収することを考えている。
主な映像作品
Oats Studios 作品
いずれも非常にグロテスクな描写に満ちているので注意。
- Volume 1 - Rakka (2017) - エイリアンに侵略された人類の反抗を描く。シガニー・ウィーバーが出演。
- Volume 1 - Firebase (2017) - ベトナム戦争中、神のごとき超常の力を手に入れた存在と米兵の戦い
- Volume 1 - Zygote (2017) - 2050年の未来、作業員が変貌した異形の集合体が徘徊する北極圏の採掘基地において、生存者の逃避行を描く
短編
関連動画
ニコニコ動画では初期の短編のほか、Haloの実写CMが「実写HALOシリーズ」のタグでよくアップされている。
Oats Studios
関連商品
関連項目
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