マーティとは、『ファイアーエムブレム トラキア776』に登場するキャラクターである。
概要
フィアナ義勇軍の一員で1章から登場する。紫竜山の元山賊であり、ダグダの子分に相当する。
少し抜けた性格をしている。
ストーリー的な出番はほとんどないが、後日談の肩書が「ダグダが愛した男」である。もう少しましな言い方はなかったのか。この肩書きのおかげでたびたびネタにされている。
ユニットとしての性能
職はマウンテンシーフ→ウォーリア。使用武器は斧。(クラスチェンジ後は弓も使える)
愛のある人でないと育てられないだろう。
まず、初期パラメータを見るとHPと体格が高く、力もそこそこあるが技と速さが0である。捕獲に適した体格を持つものの技がないのでなかなか当たらず、攻速が0なので追撃を食らう危険があり回避率も低い。
次に、成長率だがHP、幸運、守備、体格が伸びる(特にHPと体格)。逆に言えば力と技と速さはあまり伸びない。つまり、頑張って育てても必殺を受けにくいがよく当たる壁が出来上がるだけである。
最後に、一度仲間から離脱した後は説得をするか捕獲をしなければ再び仲間にならない。説得をしない場合、無駄に高いHPを削る必要があり、体格20になっていればそもそも捕獲ができない。ゆえにあまり成長させてはならず、離脱する前にマーティの持ち物から武器を除いておくのが普通である。
マーティの真価?
だがちょっと待ってほしい。実はマーティに関してネット上では高い評価を与えている人も多いのだ。この二極化の原因はどこにあるかというと、やはりそのあまりに偏った成長率にある。
上にも書かれているが、HP、幸運、守備、体格の成長率は高い。実は聖戦士の書で補正しない素の状態ではトラキア776に登場する味方ユニットの中でHP守備体格の成長率はトップである。単純に全成長率を合計した場合でも、オーシン・ハルヴァンを上回る数値を持っている。特に体格についてはこのゲームの重要システムである捕獲・かつぐに直結しているうえに聖戦士の書による成長率補正もごくわずかというものであるのに、マーティは素の状態で最大値20に楽々到達してしまう。屋外マップではかつげなくなるという弊害の方が大きく取り上げられるが、屋内マップならば彼に頼らねばならない場面も出てくるはずだ。
さて、彼の弱点として力、技、速さの成長率が低すぎるという点がよくあげられる。しかし、こちらの弱点は割と簡単に克服できる。その方法とはもちろん聖戦士の書である。持ち主の成長率を補正してくれる聖戦士の書であるが、実はマーティが再加入する第8章までに技成長率+30%のオードの書と速さ成長率+30%のセティの書が手元に揃うのだ。この二つの聖戦士の書を持たせておけば、マーティの技と速さの成長率は人並みにまでなってくれる。さらにマウンテンシーフからウォーリアにクラスチェンジした際にも技と速さは大きく成長する。
そうして完成したマーティはもはやいらない子ではない。優遇されている斧に加え弓まで使えるようになった彼は魔法以外で倒れることのない頼もしい壁役として重宝されるだろう。
つまりどういうこと?
酷く玄人向けのキャラクターといえる。少なくとも1周目では使わないほうがいい。
ゲームシステムを把握したうえで少しの根気をもって育ててやればマーティは使える。逆にそれができなければ彼の評価は一瞬で地に落ちる。そののほほんとした朴とつな容姿とはかけ離れたピーキーなキャラクターなのである。
関連動画
いらない子の一員として使用
斧使いとして使用
関連項目
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