ルイス・ハレヴィとは、機動戦士ガンダム00に登場するキャラクターである。(CV.斎藤千和)
概要
一期では、沙慈・クロスロードの彼女であり、お金持ちのお嬢様らしくわがままながら明るい性格だった。その後、ネーナ・トリニティのストレス発散無差別攻撃に巻き込まれ両親と片腕を失う。加えて毒性GN粒子の作用によって細胞障害が発生、再生治療も受けられない状態になる。
沙慈のプロポーズ用のペアリングを見て、
「ごめんね、沙慈。せっかく買ってもらったのに・・・。
もう はめられないの。はめられないよ・・・」
と失った左手を見せる姿はインパクト抜群の鬱シーンである。
その後、沙慈の夢を後押しする為に「宇宙(そら)で待ってる。」と約束を交わし、彼と別離することとなった。
第二期では義手を付け、ソレスタルビーイングへの憎悪を胸にアロウズに所属する(階級:准尉)。アロウズ自体にも相続した財産を基に資金提供を行っている。
アロウズとしての初陣の際にはセラヴィーガンダムとガンダムエクシア隻腕型に遭遇し、戦闘不能状態に陥った。
アンドレイ・スミルノフ(通称:小熊)に「乙女だ」という名言を言わせた。同時に元カレ(?)の死神兼ヘタレに撃たれそうな状況であったが、難を逃れた。
その後、心を通わせていたソーマ・ピーリスの専用アヘッドを受け継ぐ。この機体は脳量子波を使える人間にしか乗りこなせないが、後に治療用常備薬のナノマシン剤はイノベイター由来のもので副作用としてイノベイターのように脳量子波が使えるようになっていると判明。義手の時点で胡散臭かったが、これで「強化人間ヒロイン」と言う事が確定してしまう。すなわち、極めて強力な死亡フラグである。
ストーリー後半では、様々な事情によりCBのお世話になっていた沙慈と遭遇して誤解の末にデジタル端末内の思い出のメモリーを消去するという行動に出て、視聴者に衝撃を与えた。誤解が解けたと思ったら一層精神が不安定になった末、両親の仇であるネーナを憎しみに任せて無残に殺害する。と、順調(?)に生存フラグの坂を転げ落ちていった。
しかし、終盤で沙慈を絞殺しようとしていた際、彼が身に付けていた自分とのペアリングを見て錯乱。絶命しかけるも、トランザム・バーストの力によって一命を取りとめ、細胞障害も完治した。
こうして、『ガンダムの強化人間ヒロインは死ぬ』というセオリーを跳ね除けた数少ないキャラとなった。劇場版では果たして生き残れるのだろうか…。そもそも出番あるのだろうか。
劇場版では2ndから2年が経過し、左手も再生治療で完治。細胞障害時に服用していたナノマシン剤の後遺症もなくなっている。しかしながら、アロウズ時代の戦争体験は、彼女の心に暗い影を落としていた。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患ったルイスは、沙慈の職場である人革連軌道エレベーター近くの病院に入院していた。
PTSDによる発作も殆ど見られなくなり、順調に回復しているかに見えたが……。
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関連項目
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