ロッキー・デサントス(Rocky DeSantos)とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャーシリーズ』に登場する架空の人物である。
概要
『パワーレンジャー』の2代目レッドレンジャー。エンジェルグローブの隣町のストーンキャニオン高校に通うメキシコ系アメリカ人の少年で、パワーレンジャーに任命されると同時にエンジェルグローブ高校に転校してきた。
しかし、彼がレッドレンジャーであった次期のリーダーはホワイトレンジャー・トミー・オリバーである為、あまり目立たないキャラクターである。
『パワーレンジャー・ジオ』ではブルーレンジャーの地位に就き、『パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー』の途中までブルーレンジャーを続けた。
8月1日生まれ、年齢は『パワーレンジャー』では17歳。『パワーレンジャー・ジオ』では18歳となっている。
演じたのはスティーブ・カーディナス、幼少時と子供にされた姿はマイケル・J・オラスキーII世が担当。日本語版の声優は『パワーレンジャー』と『パワーレンジャー・ターボ』(劇場版含む)では中嶋一星(現:楠本一星)、『パワーレンジャー・映画版』では松本保典。
登場作品
- パワーレンジャー
- Alpha's Magical Christmas
- パワーレンジャー・ワールド・ツアー・ライブ・オン・ステージ
- パワーレンジャー・映画版
- マイティ・モーフィン・エイリアンレンジャー
- パワーレンジャー・ジオ
- パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー
- パワーレンジャー・ターボ
劇中での活躍
パワーレンジャー
第2シーズン
パワーレンジャーの舞台であるエンジェルグローブの隣町、ストーンキャニオンの高校の生徒としてアダム、アイーシャと共に登場。偶然からトミーたちとパワーレンジャーと知り合う。彼等がエンジェルグローブに来たのはニンジャ選手権なる格闘大会に出場するためであり、大会で優勝するが、ロード・ゼッドに捕らわれ、部下になることを強要される。パワーレンジャーによって救出されるが、その時にレンジャーの正体を知り、レンジャーたちに協力することになる。
その後、スイスで行われる「青少年平和会議」のメンバーに選ばれたジェイソンからレッドレンジャーのパワーを引き継ぎ、エンジェルグローブ高校に転校してきた。
レッドレンジャーに就任後はサブリーダーとしてトミーをサポートし、巨大モンスター戦ではサンダーメガゾードのメインパイロットとして活躍する。ロード・ゼッドの魔術によりパチンコにハマり、レンジャー活動をおろそかにするというシーンもあった。
第3シーズン
引き続いてレッドレンジャーを務めるが、リト・レボルトとの戦いでティラノサウルスのパワーを失い、ニンジャーよりエイプのパワーを授かる。
修正
アルファ5にクリスマスメッセージを贈った。通信画面のみの登場。
ワールド・ツアー・ライブ・オン・ステージ
街を焼き尽くさんとするロード・ゼッド軍団に仲間達とともに挑む。
マイティ・モーフィン・エイリアンレンジャー
マスターヴァイルの策略により仲間たちともども子供にされてしまう。元の年齢に戻るために必要な「ジオ・クリスタル」をエイリアンレンジャーと協力して探索し、過去のメキシコでジオ・クリスタルを手に入れた。
パワーレンジャー・映画版
展望台の運営費を稼ぐために開かれたスカイダイビング大会に仲間たちと出場し新記録を出す。飛び降り時の掛け声は「バンザイ」。
アイバン・ウーズによってコマンドセンターが破壊され、パワーを失った為、惑星フェイドスに飛び、伝説のニンジェッティパワーの手に入れる。
パワーレンジャー・ジオ
本作ではジオ・クリスタルの力を授かりブルーレンジャーとなる。中盤でジェイソン・リー・スコットがゴールドレンジャーとして復帰したことから自分の地位を奪われたと思い込む。そんな時、マシン帝国の皇帝・キング・モンドと遭遇。「自分の力を見せ付けるチャンス」と感じた彼は一人でモンドに挑むが敗北し、自分の浅はかさを思い知る。最終的にパワーレンジャーによってモンドは倒され、ジェイソンとの友情を回復する。
パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー
児童福祉施設「天使の家」の運営資金を稼ぐためにトミー、アダムとともに格闘大会に出場することになるが、トレーニング中に背中を強打し入院し、ジャスティンに自身の役目を託す。
パワーレンジャー・ターボ
病院から退院するが、空手教室の仕事に専念する為、パワーレンジャーへの復帰を辞退した。その後、エンジェルグローブ高校の卒業式に出席しているのが最後の登場となった。
パワーレンジャー・ワイルドフォース
第34話『Forever Red』に登場する予定だったが、実現しなかった。
初代レッドレンジャー
『パワーレンジャー』第2・第3シーズンにおいてジェイソン・リー・スコットからパワーを引き継いだロッキーが変身したティラノサウルスダイナゾードの力を宿した戦士。『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場したティラノレンジャーを原典とする。
パワーモーファーを天にかざし、「変身だ」と叫んだ後に「ティラノサウルス!!」と叫んで変身する。第3シーズンでは「レッドレンジャーパワー!!」と叫んで変身する。
変身アイテム | パワーモーファー (ティラノサウルスパワーコイン) (エイプニンジャコイン) |
武器・装備 | パワーソード ブレードブラスター メタリックアーマー レッドシャークサイクル |
使用ゾード | ティラノサウルスダイナゾード レッドドラゴン・サンダーゾード エイプニンジャゾード レッドショーグンゾード ニンジャ・エイプ・ゾード |
スーツアクター | 前田浩、スチュアート・クァン、ダニー・ウェイン・スタルカップ |
レッドニンジャレンジャー
『パワーレンジャー』第3シーズンにてロッキーが変身する軽装形態。赤色の忍装束のような姿をしている。スーツアクターはデヴィッド・リー・ブラウン。
ジオレンジャーIII・ブルー
『パワーレンジャー・ジオ』においてロッキーが変身した戦士。『超力戦隊オーレンジャー』に登場したオーブルーを原典とする。
「It's Morphin' Time!」と叫んだ後に両腕のジオナイザーをクロスさせ、「ジオレンジャーIII・ブルー!」と叫んで変身する。ブルージオレンジャーとの呼び名もある。
変身アイテム | ジオナイザー (ブルージオサブクリスタル) |
武器・装備 | ジオレーザーブレード ジオレーザーピストル ブルーパワーアックス ジオジェットサイクルIII |
搭乗ゾード | ジオゾードIII スーパージオゾードIII |
スーツアクター | デヴィッド・ウォールド |
関連キャラクター
ロッコー(演 - スティーブ・カーデナス)
『パワーレンジャー』第110・111話に登場。
1880年のエンジェルグローブに住む青年で、ロッキーの先祖と思われる人物。
この時代にタイプスリップしたキンバリーに選ばれてワイルドウェストレッドレンジャーに変身し、ゴルダーたちと戦う。
関連コミュニティ
関連項目
- パワーレンジャーシリーズ
- トミー・オリバー
- ビリー・クランストン
- キンバリー・アン・ハート
- アダム・パーク
- アイーシャ・キャンベル
- キャサリン・ヒラード
- ターニャ・スローン
- トリフォニアのトレイ
- ジェイソン・リー・スコット(レッドレンジャーの前任者)
- ジャスティン・スチュワート(ブルーレンジャーの後任者)
- ゾードン
- パワーレンジャーの関連項目一覧
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