『ヴァルキリーワークス』とは、著・逢空万太、イラスト・蔓木鋼音によるGA文庫レーベルのライトノベルである。
概要
2013年4月にGA文庫(ソフトバンククリエイティブ)より刊行された小説作品。
残念系駄目ヴァルキリー(=駄ルキリー)のフェルスズ(通称フェル子)と、中性的な容姿で物腰も柔らかいが常時発情草食獣と言われ肉食系所か肉欲系男子な少年である大神理樹が織り成すアクション×ラブコメディ。
ストーリー
はじめての、がったい。
登場人物
- 大神理樹(おおがみ りき)
- 本作の主人公。中世的な容姿をした小柄な少年で、態度も誰に対しても物腰柔らかいが、その実体は四六時中すけべな事しか頭になく、学園でも女子に対してセクハラを繰り返すため周囲からは「肉食系草食獣」「草食系男子(終わらない発情期)」などと言われているらしい。しかしポジティヴ思考かつ飄々とした性格ゆえか、逆にその通称を自分で名乗ってみようとさえ考えてた。
そんなある日、色彩の無いモノクロの世界「絶対騎行圏(ヴィーグリーズ)」へ入り込んでしまった縁から『ヴァルキリー(戦乙女)』を名乗る少女・フェルスズと出会い、この世界を取り巻いている真実を知ると彼女に宿と食事を提供し顔射されながらも、自らも共に戦いへ身を投じていく。 - フェルスズ(フェル子)
- 理樹の前にやってきた、神界出身の戦乙女(ヴァルキリー)の少女。だがしかしこちらはどこぞの邪神達とは違い、素直で聞き分けの言い性格。だが、現状は派遣社員を彷彿させるくらいにヴァルキリーの中では位が低いらしく、真面目な性分にも関わらずどこか抜けてしまっている。だがそこがいい。
小柄な体型にも関わらず、大層な大喰らい。でもバストサイズは73、限りなくAAに近いAカップ。
神威(ケニング)を巡る地上世界の戦いを通して理樹と出会い、彼の住み家に居候しながらケニングを巡る任務へ赴く。通称『駄ルキリーフェル子』。 - 理樹の母
- 理樹の母親。小説家を務めており、女手一つで理樹を育て上げた。
フェルスズを連れ朝帰りを果たし、寝ている彼女の服を脱がそうとしたきた理樹に対して無言でコンドームを投げ渡すなど、性格も理樹に通じている。 - ロスヴァイセ
余談
- 本作1巻の発売と時を同じく刊行された、同じ作者(逢空万太)の著書『這いよれ!ニャル子さん』11巻では同作の主人公・八坂真尋とサブヒロイン・暮井珠緒、及び同様に逢空万太・著『深山さんちのベルテイン』から同作の主人公・深山琥太郎&ベルテインらと共に、本作から理樹とフェルスズが、喫茶店の中で一挙に集結したゲスト出演を果たしている。ちなみにそこでも理樹は顔射された。
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関連項目
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