冷たい方程式単語

ツメタイホウテイシキ
1.1千文字の記事
  • 5
  • 0pt
掲示板へ

冷たい方程式は1954年トム・ゴドウィンによって発表された短編SF小説である。(原題 The Cold Equations

SF小説の中でも古典的な名作と名高く、この作品は本作品のオマージュパロディを含め後の作品に多大なを与えた。

概要

あらすじ(※注意※ 作品の性質上結末までのネタバレを含みます)

病気に苦しむ人々を救うべく血清を載せ飛び立った宇宙
宇宙にはそのパイロットとわずかな荷物を運ぶだけの燃料しか積まれていなかった。
しかし、その宇宙にはに会うために密航した少女が紛れており、パイロットはその子を発見する。
最低限の燃料しか積んでいない宇宙は、そのままでは的地に辿り着く前に燃料切れとなり、パイロット少女だけでなく、病気に苦しむ人々までもが皆犠牲となってしまう。

それを避けるためには…

(以下ネタバレ反転

少女外に遺棄するしか手立てがない。
パイロット彼女を救おうと試みるも策は見つからず、最後には少女自ら排出口に入り、外へと遺棄される。

方程式もの

前述したとおり本作品は大きな反を呼び、本作品と類似の条件下での他の解決方法を示すものなど、本作品を基に様々な作品が発表されており、1つのジャンルを形成している。以下ではその代表的なものを列挙する。

アーサー・C・クラーク 「破断の限界」

2人を載せた宇宙事故が発生し、貯蔵していた酸素が失われてしまう。
残った酸素の量は2人で20日間分であり、的地へは30日とこのままでは酸素が足りない状況である。
しかし、1人であれば的地へとたどり着けることに気づいたエンジニア行動は…

本作品を基にした映画として「スペーストラップ」がある。

筒井康隆 「たぬきの方程式」

宇宙を航行している輸送のなか、荷物であるたぬき逃げ出した所に、密航者までも乗り込んでいることが判明する。
しかしその密航者を外へ遺棄せずともクルー全員コールドスリープに入ることで、燃料を節約でき的に辿りつける事が判明する。
そのとおりにクルー全員コールドスリープに入るが…?

梶尾真治 「フランケンシュタインの方程式」

船長員の2人を乗せた宇宙。しかし出発した後、酸素が不足しておりせいぜい1人が生き延びるだけの分しかないことが判明する。
それに気づいた2人は最初は絶望に沈むが、そのうち船長は名案を思いついたと言いながら狂気じみた笑いを浮かべる。そしてついに員は船長によって倒させられてしまう。
自分だけが生き残るためにを殺すつもりか…?と悔しがりながら気絶した員だが、なぜか死ぬことなく覚めた。船長も生きているらしく、彼のも聞こえる。いったい船長の考え付いた名案とは…?

関連商品

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 5
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

冷たい方程式

18 ななしのよっしん
2019/09/06(金) 08:26:12 ID: N3XVQVNpk7
宇宙内で伝染病が発生、患者は追放するしかないのか? SF漫画「温かい方程式」の結末が味わい深い
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1909/05/news011.htmlexit
👍
高評価
0
👎
低評価
0
19 ななしのよっしん
2020/02/05(水) 19:55:33 ID: DplOtuaYoW
wikipediaで「方程式もの」のページ男塾を追加した人

先生怒らないから出てきなさいw
👍
高評価
0
👎
低評価
0
20 ななしのよっしん
2020/05/31(日) 21:19:28 ID: TItYO45ddJ
タンタン世界探検でも似たような展開になったな
👍
高評価
0
👎
低評価
0
21 ななしのよっしん
2021/09/14(火) 16:39:24 ID: 99d7SWqkJm
サンキュー旭川
???「1人の被害者のために10人の加害者未来をつぶしていいんですか」
👍
高評価
0
👎
低評価
0
22 ななしのよっしん
2021/12/17(金) 19:22:28 ID: ID+uf6XIEm
たったひとつの冴えたやりかたもこの系統なのかな
👍
高評価
0
👎
低評価
0
23 ななしのよっしん
2021/12/17(金) 19:29:02 ID: 58XzCMiq0g
かが犠牲になってそれが不幸だと言うくらいなら
血清なんかすべて破棄してみんな死んで現世から解放されればみんな不幸等で良いだろ常識的に考えて
血清を巡って争いやせめぎ合いが起きるくらいに皆が追い詰められてるなら血清なんてければ残りの人生穏やかに過ごせるだろ常識的に考えて
👍
高評価
0
👎
低評価
0
24 ななしのよっしん
2021/12/28(火) 21:50:09 ID: uTolynS86d
そもそも密航や密入なんて今でも世界中で発生してるし、その当事者たちは法律どころか文字読み書きすらできないこともザラだし・・・
👍
高評価
0
👎
低評価
0
25 ななしのよっしん
2022/01/28(金) 06:03:17 ID: 6oktpL0GdE
>>17
少女無知だしクルー想定外だったという設定だったはずだが
だから当時から突っ込みも多かったと言われている

>>23-24
1954年アメリカ」って時代背景とは縁ではないだろうな
大戦の混乱は終息し、冷戦はあったけれども地理的に亡命者など現れにく、メキシコ以南の途上とは良くも悪くも隔絶されていた、西部開拓期以来の黄金時代
だからこそこのストーリーを「冷たい」と位置付ける事に多くの共感が得られた

これが移民難民が押し寄せ、万里の長城を築いて食い止めるなんて訴えた人間大統領になったような今の世の中では、同意しかねるという意見ももっともだろう
なんならノータイムで射出してざまぁが最適解まである
👍
高評価
0
👎
低評価
0
26 ななしのよっしん
2022/08/11(木) 00:54:32 ID: NI+XyiN51f
>>24
設定が小宇宙機だからねぇ…与圧キャビンは自ずと小さいだろう。

コモディティ化してるなら、航空機のように多少雑な扱いしても落ちないように作る、じゃないと監督官庁の認可が降りない。
それに最低限の燃料だと緊急時の対処も出来ない、旅客機だって余分に燃料積んでる。

つか惑星間航行出来る宇宙機が高々5-60kgの誤差に耐えられんとか、そら工学的には駄だって言われるわ。
何かの間違いで物資を多く積んで、それに気付かなかったら落ちるってことだぞw
👍
高評価
0
👎
低評価
0
27 ななしのよっしん
2022/12/24(土) 10:29:19 ID: ELXyRrJcFX
エネルギー的にできる事は大に増えてるのに、それを扱う計算や整合的社会設計が全然追い付いてない(実際ごく最近まで続いていた)時代の作品だと思う

事前に組んだプログラム通りならそれまでの時代の想像をかにえる場所まで行けるがそれを少しでもはみ出ると物理的に余裕があっても現地修正ができなくて活用できない。修正の発想が薄く野放しの競争も多いからマージン自体も削られがち

人間自身も経験的に「できる人がやってる」状態で管理が間に合ってないので知識のない人間が入ってもいい場所、入らせないように底する場所、万一なった場合の対応みたいな区別ができない
理解と悪意のある敵(知識が十分にあって一般的利益のない行動は絶対にしない)を排除する想定や規則はあるけど、異なる思考軸で入ってくる不合理な人間は素通しかつ未対応なので容易にエラーパニックが発生する
👍
高評価
0
👎
低評価
0