安来市単語

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安来市とは、島根県の東端に位置するである。

基本データ

沿革

1889年(明治22年)4月1日、町制施行により、安来町・安来・安来宮内飯島が合併して安来町が発足。

1951年昭和26年4月1日賀荘と新設合併し、改めて安来町となる。

1954年昭和29年4月1日安来町・飯・荒島村赤江島田大塚が合併して安来市が発足。島根県下で6番制施行[4]

1955年昭和30年1月10日、安来市石原町(もと飯大字石原)が広瀬町・田村山佐と新設合併し、広瀬町の一部となる。

2004年平成16年10月1日広瀬町・伯太町と新設合併し、改めて安来市となる。

概要

出雲地方東部の、島根県鳥取県の県にある「ハガネと安来節のまち」。

神代の昔、スサノオミコトがこの地に来られ「が御心は安けくなりぬ」といわれたことから「安来」という地名になったと伝えらる。

島根県の東部に位置し、北部は中西部松江市雲南市南部奥出雲町鳥取県日南町、東部は鳥取県米子市及び南部町に接する。

中国山地に連なる豊かなに覆われた南部流とする飯と伯太域を縦断して流れ、上流には県東部のとして機する布部ダム山佐ダムが存在し、下流域に形成された三角州は広々とした肥沃な耕地となっている。

山陰における陸の交通の要所で、それゆえ開いた古くからの伝統と文化が今現在まで脈々と受け継がれている。

出雲地域は様々な神話舞台となっていることもあり、この地区の土地名を冠する神社名が日本中に点在する。

どじょうすくい」の舞いで有名な安来節の発祥の地。内にある安来節演芸館では、生の安来節やドジョウ料理を楽しむことが可

昔はを高温で溶かしてを作るたたら製鉄が行われていた。明治時代から近代的な製法が取り入れられたことで、中に面した場所にメーカーの大規模な工場が建ち並ぶなど、今も製鉄業が活発。この地で生産される高級特殊鋼は世界各地に輸出されるなど、出雲地域の重要な産業となっている。

島根県の中では野菜の栽培も活発に行われている。な農産物はトマトほうれんそうねぎなど。また、つるむらさき[5]となばなの収穫量は全でも上位に入る。

戦国時代に活躍した尼子氏の本拠地でありその堅故に天空」と称された山月山富田城跡がある。このほか、古墳などの史跡も多い。

120点に及ぶ横山大観のコレクション世界一日本庭園を持つ足立美術館があることで知られる。

広瀬絣という、江戸時代末期から、鳥取県絣の技術を組み込んで製造され始めた織物が代表的な伝統工芸品。

「あらエッサくん」という、どじょうすくい踊りが得意なマスコットキャラクターがいる。

紅葉の時期には内の各所がく染まる。なかでも清水寺京都にも負けない紅葉スポット。

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関連項目

脚注

  1. *島田たけのこ」「炭」など、に関連した特産物が多数ある。
  2. *内には「社日公園」「十神山」「太鼓の壇」「上の台」などのの名所がある。
  3. *昭和50年代に入ってから本格的に平野へ飛来するようになり、冬の風物詩となっている。
  4. *江津市と同日施行。
  5. *が旬のややぬめりを持つ野菜。おひたしなどにして食される。
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