椎野新単語

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椎野新（しいの あらた、1995年10月10日-）とは、新潟県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は福岡ソフトバンクホークスに所属。

概要

小学校から野球を始め、村上桜ヶ丘高校では3年春の県大会でエースとしてチームを優勝に導く。夏も決勝まで勝ち進んだが、日本文理高校に敗れ甲子園出場はなし。190cmを超える長身から、「越後のダルビッシュ」と呼ばれていた。

国士舘大学に進み、1年秋から東都大学リーグ2部で登板。チームの1部昇格はならなかったが、大学通算で267回を投げて防御率1.85という成績を残す。

2017年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスに4位で指名され入団。背番号は34。担当スカウトは荒金久雄。

ソフトバンク時代

2018年は5月27日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初登板。2回を投げて2失点で、その後は登板機会がないまま1週間後に二軍落ちした。

シーズンではその1試合の登板のみだったが、クライマックスシリーズ中の10月19日に一軍登録され、同日の埼玉西武ライオンズとのファイナルステージ第3戦でCSデビュー。8回無死1塁から2回を投げ、1点を失ったものの9回は三者連続三振を奪った。オフにはアジアウィンターベースボールリーグにウエスタン選抜として参加。

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2019年は開幕直後にファームでインフルエンザに見舞われたりしつつも、5月10日に一軍昇格。14日の西武戦でプロ初先発したが3回途中5失点でKOされ、以降は中継ぎで起用される。6月5日の中日ドラゴンズ戦で同点の6回を抑え、裏にチームが勝ち越してプロ初勝利を挙げた。その後、二度ほど短期の抹消があったものの、閉幕までほぼ一軍に定着。甲斐野央や高橋純平とともに一時は勝ちパターンも任され、最終的に36試合に登板、5勝2敗6ホールド、防御率3.13の成績を残した。

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2020年はキャンプで右肩違和感を訴え戦線離脱。7月半ばに一軍昇格したが安定感を欠き、8月下旬に二軍落ちした。二軍では抑えも務めて23試合で4セーブ、防御率1.44の好成績を挙げたが、10月半ばの一軍復帰後もチームが勝ちまくっていたためビハインド要員としての登板機会は少なく、12試合で1勝1敗1ホールド、防御率5.73という成績に終わった。

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2021年は1月に結婚を発表。二軍で45試合に登板、9セーブを挙げてウエスタンリーグのセーブ王を獲得したが、一軍には一度も呼ばれることなくシーズンを終えた。

プレースタイル・人物

196cmの長身から投げ下ろす最速152km/hの直球を軸に、フォーク、スライダー、カーブなどを投げる。

憧れの選手は五十嵐亮太。小学生時代にプロ野球チップスのカードで存在を知ったのだとか。

元NGT48の野球アイドル・長谷川玲奈は同郷で、小さい頃からずっとプレーを見ていたといい、椎野のドラフト指名時にはスポーツ紙に喜びのコメントを寄せ、Twitter（現在はアカウント削除）でも椎野の一軍昇格に反応したりしていた。

成績

• （2023年終了時点）

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2018年	ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ	1	0	0	0	0	0	0	0	.---	2.0	0	1	2	2	9.00
2019年		36	1	0	0	5	2	0	6	.714	46.0	31	49	20	16	3.13
2020年		12	0	0	0	1	1	0	1	.500	11.0	5	13	7	7	5.73
2022年		18	0	0	0	0	0	0	1	.---	24.2	14	21	11	11	4.01
2023年		11	0	0	0	0	1	0	0	.000	16.1	9	17	9	7	3.86
NPB：5年		78	1	0	0	6	4	0	7	.600	100.0	59	101	49	43	3.87

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2017年度新人選手選択会議
• 福岡ソフトバンクホークス