沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎるとは、ウェブコミックサイト「くらげバンチ」にて2020年1月10日から連載中の空えぐみによる漫画である。
概要
沖縄に移り住んだ作者の体験談を少し大げさにして盛り込んでいる、沖縄ネタ満載の異文化ラブコメ。
2019年5月31日に作者がTwitter上で発表した「沖縄で好きになった子が方言すぎて何言ってるかわからない話。」というタイトルの漫画を元にしている。
2021年4月には漫画として初めて沖縄書店大賞の沖縄部門準大賞に選出された。
2025年1月からテレビアニメが放送中。専門家の譜久村帆高がうちなーぐち[1]の指導と監修を行っている。作品の舞台であるうるま市出身のHYがオープニングを担当した。また、舞台地沖縄県では沖縄テレビで放送後、翌週琉球放送・琉球朝日放送でも実質的に再放送されるという、史上初となる同一県内3つの民放局全てで放送されている。
ニコニコのタグでは長すぎて登録できないため公式でも略称の「沖ツラ」で登録されている。
あらすじ
東京から沖縄の学校に転校してきた中村照秋は、クラスメイトの喜屋武飛夏に恋心を抱く。
しかし、喜屋武のうちなーぐちは強すぎて照秋には全く聞き取れない。
喜屋武の幼馴染である比嘉夏菜は照秋のために通訳を買って出るが、実は彼女は照秋に片思い中だった。
主な登場人物
- 中村照秋 CV:大塚剛央
- 主人公。この春に東京から沖縄の学校に転入してきた。喜屋武に片思い中だが、方言が分からなくて上手く話せないことに悩んでいる。凸が広い。皆から「てーるー」と呼ばれる。沖縄に来てからはシーサーの写真を撮るのが趣味。泣き上戸。だいぶ鈍感。コーレーグースで酔うほどアルコール耐性が低い。
- 喜屋武飛夏 CV:鬼頭明里
- うちなーぐちが強すぎる照秋の初恋相手。小柄で天真爛漫。赤丸ほっぺが特徴的。沖縄のことが大好き。
- 比嘉夏菜 CV:ファイルーズあい
- 喜屋武の幼馴染。もう一人のヒロインにしてもう一人の主人公的な存在。金髪で、喜屋武と比べ体格が一回り大きい。喜屋武のうちなーぐちを照秋に翻訳して伝えてくれる。クールに見えてテンパりやすい。強風で海に飛ばされた帽子を自身と同じくカナヅチなのに躊躇無くとってきてくれた姿を見て照秋にひとめぼれした。通訳を担当しているのも実は話すきっかけ欲しさから。サーターアンダギーを作るのが上手い。照秋の前では基本的に標準語で話す。兄と妹がいる。奥手。
- 安慶名八重 CV:下地紫野
- 照秋たちのクラスメイト。ショートヘアとアーモンド形の目、太くて短い眉が特徴。夏菜が照秋を好きなことをいち早く見抜きからかいつつアシストする。
- 沖メモシーサー CV:小桜エツコ
- 解説やうんちく話などで登場するデフォルメされた黄色いシーサー。
- 我妻真冬
- 一年生の秋に内地から転入してきた喜屋武よりも小柄な少女。ポニーテールで、アホ毛みたいな前髪が特徴的。通称「まふゆー」。前の学校の制服をそのまま着用している。親の仕事の都合で幼少時から頻繁に引っ越しを繰り返してきた影響もあるのか、当初はぶっきらぼうであまりクラスに馴染もうとしていなかったが、照秋たちと接するうちに態度を軟化させ、沖縄に愛着を持っていく。
関連動画
関連静画
関連チャンネル
関連リンク
関連項目
脚注
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