橋本真也とは、新日本プロレス→ZERO-ONEに所属していた日本のプロレスラーである。
岐阜県土岐市出身。長男は大日本プロレス所属のプロレスラー、橋本大地。
概要
1984年に新日本プロレスに入門、頭角を現し闘魂三銃士の一人に上げられる。ニックネームは破壊王。
新日本には1984年の4月に入門、橋本が入門した一日後に後の三銃士仲間の蝶野正洋と武藤敬司が入門し、その日の洗濯物の順番取りで蝶野と大喧嘩をした。また、破天荒すぎる程の悪戯好きでもあり、改造したモデルガンを若手に向かって打ったり、それで雀を打ち落として、山本広吉(後の天山広吉)に食わせたり、セミが苦手な小島聡の部屋に推定100匹以上のセミを放って、小島が絶叫したりetc.、当時の山田恵一(獣神サンダーライガー)と共に悪戯の限りを尽くしていたため、武藤敬司が「ある意味同期で良かった。もし、あいつの後輩だったら、もうプロレスに残っていない」と言わしめた程で蝶野もそれには同感と口をそろえて言ってた程。ただ、寂しがりな一面もあり、ライガー同様あまり道場から帰らずに駐車場に寝泊まりしたり、お金を出してまで後輩に構ってもらおうとする一面もあった。
試合の方は重量感溢れるパワーファイトで客を魅了し、アントニオ猪木・坂口征二との対戦時に残した伝説の迷言「時は来た!ただそれだけだ!」等色々な意味で記憶に残る選手となった。IWGP王座通算20回防衛など一時代を築く。その後小川直也との抗争を経て2000年4月7日、負けたら引退という背水の陣で挑んだ小川との対戦に敗れたため引退。
その後ファンの声などもあり引退を撤回、ZERO-ONEを旗揚げ。旗揚げ後はかつての抗争相手だった小川とも和解し共にプロレス界を駆け抜け、全日本やハッスルなど他団体にも参加し活躍していた。
しかし度重なるケガやZERO-ONEの内部抗争等の心労もあってか、2005年7月11日、脳幹出血により死去、享年40歳。早すぎる死に大きな衝撃となり、後に青山霊園で行われたお別れ会の際には、小川や蝶野、大谷晋二郎等各団体の垣根を越えての参列に、1万人以上の参列など、破天荒ながら愛された破壊王の最後を見送られた。入場テーマ曲は爆勝宣言。
2011年には長男である橋本大地が蝶野正洋を相手に、プロレスラーとしてZERO1からデビュー。
ニックネームは『破壊王子』。蝶野とのデビュー戦を皮切りに、武藤敬司やベイダー親子と対戦。
2016年からは大日本プロレスで活動し、2017年と2019年にシングルのベルトを獲得している。
関連動画
関連項目
- 3
- 0pt


