白川郷とは、
概要
白川郷とは岐阜県の庄川流域地域の呼び名である。白川村が「下白川郷」、高山市荘川町・清見町が「上白川郷」に相当する。現在では一般的に白川村のみを指す。
さらに限定して世界遺産である荻町合掌集落のみを指す事も稀にある(特に観光客はこのような認識が強い)。白川郷へ行ってきた動画は荻町(の合掌集落がある地域)のみ行ってきたものが大多数を占めている。
天正大地震
西暦1586年1月18日の夜に発生した、日本三大霊山の一つである白山の地下にある「御母衣活断層」の活動による大地震。
一説にはマグニチュード8だったとも言われており、当時の領主であった内ヶ島氏理とその一族郎党+全領民が、この地震により一瞬で全滅した。人的被害だけではなく、内ヶ島氏の居城であった帰雲城並びに城下町および周辺一帯の民家までが全て地震による土石流に飲み込まれ、無人の荒野となった。帰雲城の位置は、現在では不明のままである。
戦国史上どころか日本史上でも前代未聞の「天災による一夜での一族郎党全滅」(しかも領民まで全滅)となったが、内ヶ島氏は戦国武将としても知名度が低いので、一般には余り知られていない。同様の事件はヴェスヴィオ火山の噴火で一昼夜で街が埋まったイタリアのポンペイぐらいだろうか。
関連動画
関連商品
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