基本データ
- 面積……194.06km²
- 人口……137,490人 (推計人口、2024年4月1日)
- 人口密度……708人/km²
- 市の木……マツ
- 市の花……フジ
- 市の鳥……ウグイス
- 隣接自治体……静岡市、焼津市、島田市
概要
1954年3月31日、藤枝町[1]、葉梨村、稲葉村、青島町、大洲村、高洲村が合併し、藤枝市として市制を施行して誕生。その後、1955年2月15日に瀬戸谷村、1957年4月1日に広幡村[2]、2009年1月1日に岡部町を編入。
静岡県中部では静岡市の次に人口が多く、静岡市に隣接し、静岡市のベッドタウンとして機能している。
安倍川と大井川に挟まれたこの地は、江戸時代には田中藩の城下町、東海道藤枝宿と岡部宿の宿場町があった。
静岡県はサッカー王国として知られているが、藤枝市はその中でもサッカーの街として全国的に知られている。これは大正時代に旧制志太中学校(第二次世界大戦後の静岡県立藤枝東高等学校)の校技としてサッカーが採用されたことに端を発する。「藤枝東」や「藤高」の通称で呼ばれる静岡県立藤枝東高等学校は、強豪校が集う静岡県内でもトップクラスの成績を残し、東海道社会人一部リーグに属する藤枝市役所サッカー部は、全国自治体職員サッカー選手権大会で29回の優勝、天皇杯本大会への3回の出場などの実績を誇る。また、Jリーグに属するアビスパ福岡はかつて藤枝ブルックスというチーム名で活動し藤枝市を本拠地としていた。
ソウルフードは「黄金まんじゅう[3]」。特に昭和51年創業のシラハタ製菓のものはバリエーションが豊富なこともあり庶民から広い支持を得ている。
人口が割と多いだけあって駅前は立派な造りとなっている。しかし、駅前だけが栄えているわけではなく、東海道や宿場町の辺りは現在も人通りが多い。
主な観光スポット・祭事
蓮華寺池公園
藤枝市のほぼ中央に位置する、「花・水・鳥・笑顔」がテーマの、藤枝市で最も有名な公園。
1613年に造られた灌漑用のため池が整備されて出来た公園で、名前の由来でもある周囲約1.5kmの池を中心に四季折々の花が咲き誇るため、年間を通したくさんの藤枝市民が集う憩いの場所となっている。
約250本の藤や全長500mの藤棚が植えられ、藤の開花時期にあわせて藤まつりが、8月7日には藤枝花火大会が開催される。
花以外でも複合遊具や巨大な滑り台、足漕ぎボートなどで遊べるほか、資料館などの施設もある。
史跡田中城下屋敷
城門、櫓、庭園、とこじんまりとしているが、コンパクトな箱庭のごとく、ちょっと散策するには、程よい史蹟だった。 少し電車のアクセスは悪いが、静岡県には良い城跡が多い。
田中藩主・本多家の庭園跡を史跡公園として整備し、田中城ゆかりの建築物を移築・復元し公開している。
こじんまりとしているが貴重な歴史遺産がコンパクトにまとまっており、見学は無料なので駅から離れているとはいえ市民からの人気は高い。
大慶寺
正式名称は日蓮宗円妙山大慶寺。
藤枝宿のほぼ真ん中に位置する、その名の通り日蓮宗のお寺で、「日本の名松100選」と静岡県の天然記念物に指定されているに選ばれたマツがある。
道の駅 玉露の里
京都の宇治、福岡の八女と並ぶ「玉露」の三大産地のひとつである朝比奈地域で採れた茶葉を使ったお茶が楽しめる、落ち着いた自然に囲まれた施設。
むかし田舎体験 水車むら
築250年の農家の母屋で、素朴な古民家体験が出来る体験施設。
朝比奈大龍勢
「龍勢」という、大型のロケット花火を地域ごとで作り打ち上げる。
室町時代にこの地域で緊急連絡用に使用されていた狼煙が起源だとされる。
関連動画
関連リンク
- ホーム/藤枝市ホームページ
- 藤枝市 (@Fujieda_City) / Twitter
- 蓮華寺池公園 意外に知らない蓮華寺池の歴史 ~②池を巡る争い~
- 全14種を制覇!藤枝市民のソウルフード「黄金まんじゅう」
- これぞJリーグ、6万世帯の断水続く静岡市に静岡のクラブが団結! 沼津、藤枝、清水が水など物資の支援に動く
関連項目
脚注
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