概要
名探偵コナン 犯人の犯沢さん |
|
漫画 | |
---|---|
原作 | 青山剛昌 |
作画 | かんばまゆこ |
出版社 | 小学館 |
レーベル | 少年サンデーコミックス |
掲載 | 週刊少年サンデーS |
掲載期間 | 2017年5月- |
巻数 | 既刊8巻 (2023年10月時点) |
アニメ | |
監督 | 大地丙太郎 |
制作 | TMS/第1スタジオ |
放送期間 | 2020年10月-12月 |
話数 | 全12話 |
漫画・アニメテンプレート |
名探偵コナンに登場する、犯人の正体が分かるまで表示される全身真っ黒の人物(黒い人)を主人公にしたスピンオフ作品で、週刊少年サンデーSにて2017年7月より連載開始。作画はかんばまゆこ。
原作では、「工藤新一が幼児化してから半年も経っていない」という裏設定が存在する。そこで、「もし今までの事件が全て本当に半年以内に起きていたら」という体で進行するギャグ漫画テイストとなっている。
犯沢さん
主人公。本名は「犯沢真人(はんざわ まこと)」。「ある男」に復讐するため島根から上京し米花町に住むことになるのだが、そのあまりのディストピアぶりに振り回されることとなる。
容姿は原作で犯人を表す黒い人そのものであるが、これは「便宜上読者からはそう見えているだけ」で、劇中の人物からは普通に一般人として認識されている。実際、シャンプーをしたり櫛で髪を梳かす描写も普通にある。性別については明言されていないが、男湯に入る描写があることから男性の可能性が高い。
ディストピア・米花町
前述の通り、「今までに原作で起きてきた全ての事件が半年以内に起きている」という裏設定が踏襲された結果、舞台となる米花町はとんでもないディストピアとなっている。例を挙げると以下の通り。
- 殺人事件は毎日発生し、暴行、恐喝、窃盗、詐欺、銀行強盗などそれ以外の刑法犯も日常茶飯事。ニュースキャスターからも「毎度毎度の事ですが」と呆れられている。
- そのため警察署は慢性的な人手不足で、運転免許更新手続きすら滞る有様。
- コンビニが午後11時になると強制的に閉店する
- 商店街に武器屋がある
- 「爆発」が春の季語
- 空き物件はほとんど事故物件で、数少ないそうでない物件は4畳半一間で家賃15万円以上
- 町役場では転入届を出した人に粗品を進呈する一方、転出届には必ずと言っていいほど難癖をつけ突っぱね人材流出を防いでいる
- 古着屋や骨董品屋の売っているもののほとんどは、何かの遺留品
- トロピカルランドでは出入りが空港並みに厳しく、ワイヤーの入ったブラジャーすら持ち込み禁止
- ケータイショップで売られているスマホは、護身用のスタンガン機能、よく爆発に巻き込まれている方用の強化防火タイプ、緊急時のダイイングメッセージ用オート動画機能付きのタイプ等が売られている(店員曰く「今どき何の防犯もついていないガラケーを持っているのは、己の力のみで米花町を渡り合える戦士(ウォーリアー)だけ」)。
- 旅行に行く際には町役場で「何日後に必ず帰る」という誓約書を書かされる上(規定日内に帰らなければ半年以下の懲役もしくは、120万円以下の罰金)、リストバンド型の許可証(発信機が付いている疑惑あり。防水仕様でつけたままお風呂に入れる)を24時間着用しなければならず、出発の際にも空港並みの厳重な身体検査の上嘘発見器にかけられる。引っかかった場合は乗車できず、強制的に払い戻される。
- 夜中や早朝は強盗がマシンガンを持ってうろついており、夜中もやっている店は大抵武装したヤクザが絡んでいる
関連動画
関連静画
商品検索
関連リンク
関連項目
- 2
- 0pt