概要
1997年3月22日に東北新幹線にて運転を開始し、同年10月1日より北陸新幹線長野部分開業に伴い「あさま」として運転を開始した車両である。
後に東北新幹線八戸開業に伴い1000番台が製造された。現在東北新幹線の主力として活躍している。また、上越新幹線では2004年より一時運用から撤退していた(北陸新幹線運用を除く)が、2013年より運用が復活した。
北陸新幹線においては、E7系による置き換えに伴い2016年3月で定期運用を終了し、2017年3月31日を持って完全に引退となった。
東北新幹線全線開業後、同線の主力がE5系となる事から、本系列のJ編成は2013年1月26日よりまずは4編成が上越新幹線へ活動の場を移す事となり、盛岡以北で運用が終了となった。
その後、上越新幹線へのE7系投入に伴い上越新幹線での運用からも2023年3月のダイヤ改正で撤退。東北新幹線での運用に特化しているが、「つばさ」用E3系がE8系に置き換えられると併結相手がE5系に変更となることから、今後が注目される。
番台
N編成
全盛時には、長野新幹線車両センターに14編成112両が配置された。
北陸新幹線金沢延伸開業時はE2系をベースにしたE7系/W7系が導入された。E7系/W7系の導入により2016年3月26日ダイヤ改正時点でのE2系N編成の定期列車が終了し、2017年3月31日を以て運用終了となり4月に廃車となった。
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 |
E223 | E226-1 | E225 | E226-2 | E225-4 | E226-3 | E215 | E224-0 |
J編成
東北新幹線及び上越新幹線用で「はやて」「やまびこ」「なすの」・「とき」「たにがわ」に使用されている。100番台は60Hz対応で北陸新幹線も乗り入れ可能だが、1000番台は50Hzのため東北新幹線及び上越新幹線のみである。2013年1月より上越新幹線の運用が9年振りに開始される。
当初はN編成と同様の8両編成であったが、八戸開業時に増備されたJ50編成から10両編成となり、8両編成も後に10両編成化された。
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 | 10号車 |
E223 | E226-1 | E225 | E226-2 | E225-4 | E226-3 | E225-1 | E226-4 | E215 | E224-1 |
なお、新青森駅開業に備えて4年ぶりに新製されて、J編成は最大39編成390両が新幹線総合車両センターに在籍していた。しかしながら、E5系の増備及び稼働年数が長いことから、J2編成が2013年9月28日を以て、続いてJ3編成が除籍・廃車され、順次に上越新幹線(新潟新幹線車両センター)に転属されている。
ただし、2023年の上越新幹線運用終了に伴い、新潟転属組も仙台に戻された。
2024年1月現在J66編成は200系復刻塗装で運用に入っているが、2024年3月に引退となる。はずだったが、新潟から仙台に4月4日に送り込み回送をしたうえで4月5日~7日にE3系単独列車の滑走対策として伴走車運用に入っていた(客扱いなし)。
配置状況は以下の通り(2024年10月1日時点)。
※J67~69は4月1日時点で車籍は残っていたが新潟新幹線車両センターに3月中に廃車回送されている。10月時点ではJ67・J68編成が除籍されている。
車両所 | 所属編成 |
新幹線総合車両センター | J66、J69~75 |
お絵カキコ
関連動画
関連静画
J71編成 |
関連項目
東北・北海道・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の車両 |
☓200系 - ☓400系 - ☓E1系 - E2系 - E3系 - E4系 - E5系/H5系 - E6系 - E7系/W7系 - E8系 ※☓下線付きは運用終了車両 |
東北・北海道・上越・北陸新幹線及び山形・秋田新幹線の列車 |
東北・北海道: はやぶさ - はやて - やまびこ - なすの - ☓あおば 上越: とき - たにがわ - ☓あさひ 北陸: かがやき - はくたか - つるぎ - あさま 山形・秋田: つばさ - こまち ※ ☓下線付きは廃止された名称 |
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