Twelve Doorsとは、フリーのホラーアドベンチャーゲームである。
「sanetomo」(菊地実朝)氏によるブラウザゲームサイト「SANETOMO WORKS」で2002年頃から公開されているブラウザゲーム。Adobe Flashで動いているFlashゲームである。また、過去にはdocomoのフィーチャーフォン用のiアプリ版もリリースされた。
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あらすじ
目が覚めると謎の建物にいた主人公。
右手に懐中電灯と左手にジェラルミンケース、全身を纏う防護服。
記憶がなく自分の名前も分からない主人公は建物を探索しはじめる…。
ゲーム内容
画面に表示された部屋で気になるところをクリックして調べていく。
視点をかえると調べられるものがふえたりする。
別の部屋への移動はドア、又は地図をクリックするとできる。
エンディングは全5種類ある。
登場人物等
人間
クリーチャー
- リバースウォーカー
- 死斑の浮き出た女性の身体の股間から胎児が生えているという、グロテスクな見た目の化け物。獰猛な性格に加えて異常な耐久力・回復力を持ち、マシンガンの弾丸ですら何発も撃ち込まなければ行動不能にすることができない。ブリッジの体勢で移動するので機動力に劣るのが欠点だが、ストーリーが進むと逆立ちのような体制で二足歩行ができるようになるためこの欠点が解消し、さらに耐久力もマシンガンの弾丸程度では足止めにすらならないほど上昇するため脅威度が増す。
基本的に出会ったらすぐに逃げるか隠れるかしないと死ぬ。幸いなことに、腕が視界の妨げになっているという弱点があるので、やり過ごすことは容易だ。 - レッドマン
- 全身の真っ赤な筋組織がむき出しになった人型の怪物。やはり獰猛な性格である上、追跡相手を先回りして待ち伏せする程度の知能も併せ持つ。移動に天井裏やシャフトを利用することが多く、そのためかストーリーが進むと腕が4本に増える(アシュラマン形態)。
こちらも基本的に出会ったら逃げないと死ぬ。ただし逃げる猶予すら与えられずに即死させられることもままあり、出会わないように行動するのが最善である。 - ピノキオ
- 普段は成人男性のゴム人形のような見た目で眠っているが、変幻自在な体細胞を持ち、あらゆるものに擬態する能力を持つ。その代償として強烈な飢餓感に苛まれており、擬態を解いた直後のピノキオは非常に危険だ。どうにかして気をそらして逃走しないと、すぐに捕食されてしまうだろう。
その他
- 自販機
- 最初の敵。
続編・関連作品
- Twelve Doors Ⅱ Messiah From Darkness(メサイア・フロム・ダークネス)
- 略称「M.F.D」、または「MFD」。2004年から公開。
sec1(屋上・10階・9階)は無料でプレイすることができるが、sec2以後の部分のプレイは定額売り切り課金制(500円を支払うとID交付)。
ただし課金登録の新規受付は終了しており、またsanetomo氏がUnity版MFDの開発に移ったためFlash版MFDは開発を終了している。なおFlash版の課金登録者IDはUnity版でも使用できるようにする予定とのこと。 - 12doors vol 1.5 MissingLink
- Twelve Doorsの後、MFDまでの間に起きた出来事を語る作品。Twelve Doorsのエンディングのうち1つからのストーリーが直接続いている、言わば続編になっている。
- TWELVE DOORS 1.75 The hamburger delivery in mysterious garage.
- 「MFD新システムテスト版」。2008年に公開。ハンバーガーをデリバリーする話。
2016年頃までSANETOMO WORKSのサイトトップからリンクされていたが、2018年1月現在はリンクが消されている。 - twelve doors online THE EVIL SLAYERS(イブル・スレイヤーズ)
- docomo iアプリ版12doorsがリリースされた頃に、こちらもiアプリとしてリリース。
2頭身のドット絵キャラクターを操作する形式の、他のプレイヤーと協力プレイしたりチャットしたりできるオンラインゲームであった。2014年4月にサービスを終了している。
関連動画
関連項目
関連リンク
- SANETOMO WORKS - 公式
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