サンミュージックプロダクションに所属するお笑い芸人(コンビ)である。
M-1グランプリ出演時のキャッチフレーズは「ツッコミ方改革」。
どうもー!ぺこぱの「来歴」でーす!お願いしまぁーすぅ!
2008年4月、ピン芸人「松井祭」として活動していた「松陰寺 太勇」と「シュウペイ」の2名によってコンビ結成、結成当時のコンビ名は「先輩×後輩」であった。由来はバイト先である居酒屋の先輩後輩関係であったためで、松陰寺の「将来何がやりたい」との問いに「伝説を作りたい」と回答したのを気に入り、松陰寺がシュウペイを誘う形で結成。
ただし、当時シュウペイは松陰寺のライブを見た際にあまり面白くないと感じており、半年間に渡り断り続けた後、お試しという形での結成であった。
2010年には所属事務所を「ナイスデイ」から「オスカープロモーション」へ移籍。2013年に同事務所の先輩であり赤井英和の娘であるタレントの「赤井沙希」によりコンビ名を「ぺこぱ」に改名した。由来は韓国語で「お腹がすいた」と言う意味であり、赤井がコンビ名について相談された際に、当時響きや文字の並びが可愛くて気に入ってた言葉で、「いつまでもハングリー精神をって意味でぺこぱってのはどう?」と提案したことから。
その後なかなかブレイクのきっかけを掴めなかったものの、2018年のM-1グランプリ準決勝進出、2019年1月の「ぐるナイおもしろ荘 」に出演し見事に優勝と、着実にステップアップしていた。
同年5月には、オスカープロモーションのお笑い部門が閉鎖となりフリーランスとなったものの、閉鎖となった日にカンニング竹山のネット番組に出演した際、その番組中に出演オファーが舞い込み、暫定的な措置として竹山の所属事務所であるサンミュージックが受付窓口になり、その後正式に「サンミュージックプロダクション」所属となった。なおこの話は先だってオスカーからサンミュージックに移籍した先輩芸人のTAIGAの働きかけがあり竹山の発言が決定打になった…というのが実際のところらしい。
2019年末には結成11年目にして初のM-1グランプリの決勝に進出し、9組中9番目にネタを披露。2年連続で最終決戦まで勝ち残った「和牛」や前年より大きく得点を伸ばした「見取り図」らに僅差で勝り、最終決戦に進出。最終決戦では票を獲得できなかったものの、「史上最高レベルの大会」と評された大会において、新たなツッコミのスタイルで攻め、強烈な存在感を示した。
YouTubeチャンネル「ぺこぱチャンネル」には2012年ごろから動画置き場的な使い方で動画を投稿しているが、M-1以降は近況や楽屋裏をスマホで撮影した動画や迷走していた過去のネタ動画(曰く「暗黒時代」)をほぼノー編集で投稿している。
いや、「人物紹介」が無いのなら俺が紹介しよう!!
- 松陰寺 太勇(しょういんじ たいゆう)
- 生年月日:1983年11月9日 出身:山口県光市出身
本名:松井 勇太(まつい ゆうた) - ツッコミ担当(自称:キザ担当)。ネタの作成も担当してる。派手な化粧やヘアスタイルも特徴的。
- 趣味・特技は「曲作り」。高校卒業後はレコーディング専門学校に進学し、卒業後にミュージシャンを目指し上京したバンドマンである。
- 芸人になってからも音楽活動は続けており、2016年には自作のCDを発売し、単独ライブも行った。
- 出演時にはヘアスタイルを作るために大量のハードワックスを使用、そのため数回シャンプーをしないとなかなか落ちないとのこと。
- ちなみに漫才で披露しないこともあるが、松陰寺には「キザーン!」というお決まりのフレーズがある。
- 言葉の端々に「ファ行」を交えて話すこともある(例:相方→ファイ方など)。Twitterではこの傾向が顕著であり、難解な文になってしまった場合はその文の直後に自ら翻訳を載せている。
- 緊張の度合いに応じてメイクが濃くなる傾向があり、大きなイベントのときは小梅太夫のようになってしまうこともある。
- シュウペイ
- 生年月日:1987年7月16日 出身:神奈川県横浜市
本名:成田 秀平(なりた しゅうへい) - ボケ担当。キャラがやや定まりきらない長身のスーツの方。
- 趣味・特技はサッカーであり、Jリーグやサッカー日本代表で活躍する小林悠や太田宏介らとはチームメイトであった。
- 現在のイメージとは真逆であるが、元々は「ギャル男」であり、クラブで遊ぶためにバイトをしていた。ギャル男時代の弊害か、毛先はかなり傷んでいるようである。
- 漫才時はキャラが定まりきっていないと評されるが、フリートークの際には積極的にトークを回す。
- 極度のビビリであり、ドッキリを仕掛けられた際にはかなり大きなリアクションを取る。タイプとしては霜降り明星の粗品に近いタイプ。
- ビビリキャラ以外にもおバカキャラやマザコン気味であったりと、キャラが定まりきっていないと言われていたブレイク直後の評を覆しつつある。
いい加減な「芸風・エピソード」なんて無い!!
シュウペイの淡々と繰り出す小ボケに対し、キザな松陰寺がツッコむと見せかけ過剰な動きを付けつつ勿体ぶった言い回しで全てを肯定する・受け入れる・認めるという独特の漫才スタイル。
このスタイルにたどるつくまでには様々な試行錯誤があり、正統派の漫才に挑戦した時期もあれば、ヒップホップ漫才に挑戦したりボケとツッコミを逆にしたりなどやや迷走気味な時期もあった。
「ぐるナイおもしろ荘」優勝時は着物姿にローラーシューズという出で立ちであったが、岡村隆史から「着物じゃないほうがええんちゃう?」と言われ、事務所の先輩芸人からも「スーツのほうが伝わる」と助言されたことからスーツで漫才をするようになった。
シュウペイに関しては、くりぃむしちゅーの有田哲平「誰が入ってもできる。シュウペイの位置は。」と評されたり、陣内智則に「野々村真でもできる。」と言われてしまうなどキャラが確立しきれていない。
現在でもシュウペイのキャラが定まっていなかったり、着物を着ない状態での漫才に不安を感じることもあるとしつつも、松陰寺は「いい漫才が出来るとそういう物(着物・シューズ)が要らなくなってくる」とコメントを残しいてる。
M-1グランプリ2019では、審査員たちから「大っ嫌いなタイプの漫才かと思ったらどんどん好きになった」(立川志らく・オール巨人)、「新しいツッコミ」(上沼恵美子)、「ノリツッコまないボケ、新しいところをついてきた」(松本人志)、と評された。
「セリフ・ツッコミ集」…?悪くないだろう!
※M-1グランプリでのツッコミが中心です。勿体ぶった感じでキザに読むと松陰寺っぽくなります。
- 「悪くないだろう!」
- 「キザーン!」
- 「…時を戻そう」
- 「お前よりはうるさい!!!」
- 「いい加減なことなんて無い!」
- 「いや、被ってるなら、俺がどけばいい!」
- 「しょーもねぇボケやってんじゃねぇよ、って言ってる俺もしょうーもねぇ人間だ!」
- 「どこ見て運転してんだよ、って言えてる時点で無事で良かった!無事であることが何より大切なんだ!」
- 「もう誰かのせいにするのはやめよう!」
- 「知らねぇんだったら、教えてあげよう。そうだろ?」
- 「…知識は、水だ…、…独占してはいけない」
- 「時間返せよ!…って言って実際に時間が帰ってきたことのある人?」
- 「出来ないことを求めるのはやめよう」
- 「休憩は取ろう!」「さっき取った休憩は短かった!!!」
- 「いや、ナスじゃねぇとは言い切れない色合いだ!」「激しい、ヘタも付いてるよ!」
- 「キャラ芸人になるしかなかったんだ!!!!!」
- 「まだ迷ってる!」
- 「えっ…?急に正面が変わったのか…??」
- 「間違いを間違いと認められる人間になろう!間違いは…故郷だ…、…誰にでもある」
- 「漫画みてぇなボケしてんじゃねーよ!…って言うけどその漫画ってなんですか!?」
- 「どういうボケでも処理するのが俺の仕事なんだ!」
- 「出来ないときは出来ないと言おう!出来ない!!!!」
どんな「関連動画」でも紹介するのが俺の仕事なんだ!
いや、「関連生放送」は見よう!
「関連静画」が少ないって事はそれだけ伸びしろがあるってことだ!
「関連商品」がバカ売れする時代がもうそこまで来ている!
「関連チャンネル」は…、水だ…、…独占してはいけない
下記有料チャンネル「ニコジョッキー」にて「ぺこぱのぺこぱってんじゃねーよ!」という月一レギュラー番組を持っていた(動画の都度課金視聴も可能)。2020年12月23日、#48の配信を持って最終回となった。
「関連リンク」が多すぎたって良い!
- ぺこぱ│サンミュージックプロダクション
- ぺこぱオフィシャルブログ(LINEBLOG)
- ぺこぱオフィシャルブログ(アメーバブログ)
- 松井ッター【ぺこぱ】@yutamatsui1109
- シュウペイぺこぱ@shupei0716
- ぺこぱチャンネル(YouTubeチャンネル)
もう適当な「関連項目」は止めにしよう!
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