霜降り明星とは、せいや(画像左)と粗品の二人からなるお笑いコンビである。吉本興業所属。
概要
2013年結成。高校時代にハイスクールマンザイという高校生の漫才大会で別々のコンビとして出会ったのがきっかけで交流を始める。お互い別々の大学へ進学後に粗品がよしもとのオーディションに合格し一足先に芸人デビューし、ピン芸人として活動していたところ、粗品の「漫才がやりたい」という思いから在学中のせいやを誘ってコンビを結成した。このためお互いに養成所であるNSCを経験していない。なお芸人としてのデビューの年次(プロ・アマに関係なく舞台に立って初めてギャラを貰った時期)は2011年秋であり、NSCで言えば大阪33期と34期の中間(33.5期相当)に当たるが、オーディション組の慣例から前倒しで33期と同期扱いとみなされている。
2018年のM-1グランプリを勝ち抜きチャンピオンとなった。初の平成生まれ同士のコンビによるM-1チャンピオンである。
2019年7月にYouTubeチャンネル「しもふりチューブ」を開設。ほぼ毎日漫才ネタやゲーム実況などの動画を投稿している。
コンビ名は二人がそれぞれ思いついた名前(せいやが「霜降り」、粗品が「明星」)を組み合わせて命名したもの。お互い明るい感じの名前を考えたとのことだが、粗品の「明星」は漫画「瀬戸の花嫁」の登場人物である「不知火明乃明星」からとったと語っている。
ネタは主に漫才。せいやのアクティブに動くボケに粗品が体言止めフレーズでツッコミを入れる流れが特徴。ネタは二人がお互いボケとツッコミを考えたものを組み合わせて一つのネタに仕上げていくスタイルをとる。
メンバー
粗品(本名:佐々木直人)
1993年1月7日生まれ。ツッコミ担当。スプーンに映った小栗旬。
粗品の芸名はアマチュア時代から使用している年期のある名前である。ピン芸人としてオールザッツ漫才2012とR-1ぐらんぷり2019にそれぞれ優勝している。ピンネタは主にフリップを使ったネタを披露する。手を前に突き出す独特のポーズとともに繰り出される「体言止めツッコミ」は粗品自身が発明したものと公言している。
アニメ・ゲームオタクであり、好きな作品に『ひぐらしのなく頃に』『涼宮ハルヒの憂鬱』『とらドラ!』『Call of Duty』『Clash of Clans』『東方Project』などを挙げている。R-1ぐらんぷり優勝の副賞である、自身が企画できる単発の冠番組では、涼宮ハルヒシリーズの『エンドレスエイト』のエピソードをオマージュした「50音全てのツッコミをするまで同じ時間軸のループから抜け出せない街ぶらロケ」を企画・放送して業界人から大きな反響を得たり、『千鳥のクセがスゴいネタGP』では「ツッコミオーケストラ」のネタの音楽に『ハルトマンの妖怪少女』を採用するなど、お笑いに自身のオタク趣味を堂々と融合する様がしばしば見られる。
本人曰く「ニコニコ動画(RC2)時代からの会員であるディープなニコ厨」。チャー研やらコマンドーやらのMAD動画がお気に入りらしい。最近はボカロPとして楽曲投稿も始めちゃった。
ほか競馬やパチスロなどギャンブルにものめり込んでおり、2019年には競馬で当てた約115万円の当せん金を全額放火事件に見舞われた京都アニメーションに寄付するなどしている。しかしトータルでは「税金ヤバイねん」と語るぐらいマイナスになっているらしい。
2021年からYoutubeチャンネルで競馬の予想を公開しているが本命を悉く外しており、粗品が買った馬は来ない・たまに予想が当たっても馬券を買っていない・予想した以外の馬の馬券に大金を突っ込んでいるという状況が続いているなど、惨憺たる状況である。
阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気のナミュールを指名したところスタートで大きく出遅れ、最後の直線で追い上げるも4着と微妙に馬券圏内を外す結果となった頃からツイッターで『粗品の呪い』という言葉が自然発生的に拡がり、ここからネットニュースやTBSテレビの「THE TIME,」など地上波メディアにまでこの言葉が流れるようになってしまった。なお、年が明けて2022年5月現在も似たような予想の外し方を続けており(5月15日の第17回ヴィクトリアマイルでは1番人気のレイパパレが12位後退に加えて、「500kg超のは勝てない」と称して切ったのが2.3着とも500kg超えだった)、桜花賞では本命に指名した馬が最下位の18着、紐に17着の馬券(逆馬単)を買ってしまったり、圧倒的本命でも着外に飛ばす・フローラステークスからヴィクトリアマイルまでの4戦中3戦で本命馬がスタートで出遅れるか、スタート直後に躓き落馬寸前になる、などといった事象が続いているなど、粗品の呪いは健在どころかさらに加速していると言われている。だが、安田記念でソングライン軸カラテ・ファインルージュ・イルーシヴパンサー・シュネルマイスター・セリフォスへの馬連流しを購入し、無事的中(ソングライン-シュネルマイスターの馬連は17.4倍なので、トリガミでもない)。連続の呪いに終止符を打った。
苦手なものは虫(昆虫類)で、一目見ただけで金切り声を上げて逃げ回るほど嫌っている。「あつまれ どうぶつの森」もムカデが出るという理由でプレイをやめている。
また、カントン包茎であることをカミングアウトしており、爆笑問題のサブとしてレギュラー出演している『爆笑問題のシンパイ賞』では太田にそのことをしょっちゅうイジられている。
せいや(本名:石川晟也)
元々教師志望だったが、粗品に誘われて芸人の道へ進んだ。せいや自身もピン芸人としてR-1ぐらんぷり2018のファイナリストに選ばれている(粗品も同じくファイナリスト入り)。アクティブに動くボケが特徴だが、「動くフリップ」とたとえられるのはあまり好きじゃないらしい。
モノマネが得意。特に桑田佳祐はそっくり。他に同じ事務所の重鎮である笑福亭仁鶴や坂田利夫のモノマネなどもよくやる。
その一方で手先はあまり器用ではなく、『霜降りバラエティ』では『せいやインポッシブル』という企画で普通の人なら簡単に出来るミッションがあまり出来ない様子がバラされている。
また、罰ゲームで「日本一痛い足つぼマッサージ」で有名な與那嶺茂人先生の強烈な足つぼマッサージを度々受けており、それ以来與那嶺先生はせいやの天敵となっている。
ラジオで冗談交じりで「自分たちはお笑い第七世代」と発言したことがきっかけでコンビともども第七世代の代表格になるが、話題が大きくなりすぎて自分たちの手に負えなくなっていると思われる発言もしている。一見デタラメな発言にも思えるが、お笑い世代分類の基となる「お笑い8年周期説」を当てはめると、自身は第三世代の一員であるとんねるずの誕生日から数えて約32年後に生まれており、(ダウンタウンやウッチャンナンチャンの周期からは少し外れるものの)「お笑い第七世代」というカウント(8年周期×4周=32年)は概ね正しいものと見られている。
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