ニコニコ大百科

>>112
＞あと、ペンダントは別にきっかけかどうかはスレインわからなくね？
＞何故記憶をとりもどせたのまで尋問するか？

あれ？　あのペンダントってマズゥールカ卿から貰わなかったっけ？
俺の勘違いかな？　ない筈のものがあったりしたら、外部の協力者の存在が疑われて、そこから突き詰めればマズゥールカ卿の謀反がばれて粛清されちゃうなー、という心配。
あと尋問って言っても「どうして記憶が戻った！」なんてことじゃなくて、「なんで姫様はスレインに銃を向けたりしたの？　その後どうするつもりだったの？　他に協力者がいるんでしょう？」っていうイメージ。

実際は軟禁するだけで何もせず、スレイン陣営は敵襲でそれどころではなかった訳だけれども。
しかしレムリナ姫は、十数年我慢できたのだから、後数日耐えられなかったのかな、って思っちゃうなあ。気性の荒さは描写されてきたし、スレインへの傾倒も見えたから、やっぱり恋心が理性を曇らせたんだろうね。
今回自分だけ残ったことといい、誰も味方のいない妹姫のことを応援してしまうなあ。
妹姫にさえ真意を明かさなかったのにイナホ（のＡＩ）の前では恋心を明かすあたり、ヒロインしてると思う。ただやっぱり王女らしくはないかな。

>>120
火星陣営で腹黒なのはザーツバルム一人ぐらいじゃね？
他の連中は腹黒どころか直実過ぎるのばっかりだし。

腹黒というかヴァース帝国人は選民思想や貴族制度、アルドノア偏重の
生活不備で何かしら屈折した思考を持つものが多い
そんな中で育ってるのに選民思想もなく地球への差別意識もなく
自分の命より他人を優先するような優しすぎる人間になってるのはある意味歪ではあるかな

でもマズゥールカ卿のような穏健派が前線の火星騎士にも居るんだし、煽動でもって統率していた前皇帝が亡くなってから火星軍の統率は乱れに乱れてるという証明だろうね
生活が困窮していると言えるのは、裕福な時期を過ごした経験があるからそう思える訳で、裕福な時期を過ごした経験の無いのに困窮しているなんて思う事さえ無いのだ
オキアミやクロレラ以外にも美味しい物を食べた経験のあるザーツ伯爵たち地球生まれの開拓世代は不満を持つだろうけど、
それらしか食べた事の無い姫様たち(たぶんマズゥールカ卿も)火星生まれの世代には大人達に不満を押し付けられても実感が沸かないのだろう

姫様が歪なんじゃなくて火星が世代の折り目に入っているというのが正しいかと

ちょっとずれた話かもしれないけど
姫様の、例えば、自分の好き嫌いを表明しない辺りなんかは、
大きな組織の後継者としては（おそらく現実世界でも）
ごくありふれた教育のされ方・性格付けだと思う

現実世界での例をあげると『親友は贔屓になるから作っちゃダメ』とか、そういう類の教育
（我々一般庶民から見れば普通じゃないように感じるし、
　レムリナ姫の「可哀想な人」って評価にうなずいたりしてしまうわけだけど、
　現代日本も、多分これを前提に回している部分があったりするのが何とも言い難い）
……もしかすると、スレインがクルーテオに折檻されてた理由の一つになってたりするとちょっと面白いかも

※地球人から見た姫様

姫様「私は地球との和平を望みます！」
↓
姫様「私は地球侵略を望みます！」
↓
姫様「私はスレインを夫に迎えます！」
↓
姫様「私は地球との和平を望みます！クルーテオ伯爵を夫に迎えます！」

戦争やめて火星をどうすんだよっていうビジョンがないのがイマイチ好きになれない

>>126
地球人「さすがにもう騙される奴なんていないだろｗ。よし火星人どもをぶっ殺せ！」

和平しても資源が無いなら地球に土下座して恵んでもらうしか無いよね。
国民に今のままの極貧生活続けろって言うなら別だけど。

光実より酷いんだが

>>129
技術力やアルドノアは交渉材料にしないのか？

アルドノアの起動権は王族が持ってるから、アルドノアを交渉材料にするって事は王族の誰かを地球側に差し出すって事だし。
そうなると、今度はアルドノアによる優位性がなくなるから交渉のカード無くなっちゃう。

うん、開戦した時点で火星詰んでる。

アルドノアの因子を持った人間が地球のものになったとしても
その大本が火星にあるわけだしある程度は優位性は残るんじゃないの

詐欺姫

ぶっちゃけその後のビジョンは姫様もだが、地球側も火星側もあってないようなもんだぞ。
地球側：とりあえず戦争終わらせたい。火星倒す。
火星側：うらやましいとか格下といった私怨の憂さ晴らしに殲滅してやるぜー！地球側の資源利用とか一切考えずに殲滅じゃー！

まぁ、この状態なら地球側の方がまだビジョンはありそうだが、どこもどこだろ。
ある意味、停戦の方がこれ以上の被害はなさそうだが…
ただ、あの放送で、スレインと婚約を交わした私は偽物ですってセラムの姿になるのもありだったような。
いや、そうすると今回も偽物じゃね？って混乱させることになるか…

あと、恋愛ものでよくあるが、何で相手が恋心抱いてる事に気づかないと叩かれるんだろうな。
告白なんて一切されてないし、勘違いの可能性もあるし。
はっきり告白されて気づかずにいるなら分かるけども。
そのことについて叩いてる奴は相当恋愛を熟知してるんだろうなぁ。

姫が気付いて無さそうだが和平はあくまで手段であって目的じゃない。でも姫は信念を貫く（囚われているとも言える）あまり目的にしてしまっている

>>135
＞いや、そうすると今回も偽物じゃね？って混乱させることになるか…
ホログラムの件をあの時点で公にするのは、
まさしくその理由で手控えたんだと思うな


第一話からずっと、アセイラム姫にとっては
眼前の破滅の回避を最優先にすべき状況が続いているので、
その後のことに話がいかないのはある意味しょうがない
「皆を幸せにすること」を目的に課せられたお姫様が、
当面の目標として和平を目指している、だけ

実の所、火星の社会問題をどのように解決するかは、描く気が無いんだと思う
スタートラインに着くまでの物語で、そこからどう走るかの物語じゃない
「皆を納得させるために将来のヴィジョンが必要だ」というのは分かるんだけど、
物語的には重視されてない感じがする

（つい、「ザーツバルムやマズールカは資源利用を考えてるんだから>>135はおかしい」
　となりそうになるんだけど、そうとも言い切れないんだな、これが）

関わった男を片っ端から破滅させているあたりサークルクラッシャーに見える。
本人に自覚がないのが尚更。

で、この無能は火星人が地球に対してこれまでやってきたことにどんなケジメを付けるわけ？

まぁここで停戦するのも有りっちゃあ有りじゃね？
火星の圧倒的優位には変わりないし、停戦交渉も有利に進められるだろ
資源や賠償金はたんまり貰えるだろうし、火星有利な歴史認識の獲得や上手く行けば領土も少しは手にはいるかも知れない

え？　火星人が地球人にやってきたことに対する謝罪？　地球でやってきた破壊と殺戮に対するけじめ？　あるわけねーだろそんなの。因果応報とか勧善懲悪とかそういう物を積極的にこの作品が描いたことは無いしね

>>139
第２次世界大戦でアメリカが日本にケジメをつけたかい？
戦争は強者が全てよ。

むしろケジメを迫られるのは火星の人間から。
今までヴァースに仕えて戦争して多くの犠牲を払ったのに、
この圧倒的有利な状況から和平とはどういうこと？俺たちの犠牲どうしてくれんの？ってね。

ただこの姫様は、それでもケジメつけたがるのだろう
・・・具体的なプランはたぶん何もないだろうが
そしてそれは描写されることもないだろう

火星騎士を上から見た目押さえつけるだけならできるが、第2第3のザーさんを必ず生み出すよこのままだと
停戦状態がいつまで持つかな？
「平和が何年持つかな？」じゃないよ？
空爆されたアフガニスタン並の情勢になるだろうよこれ

>>140>>141
50年後に地球の復讐で火星が滅亡する終わりが確約されているケジメの付け方だなｗ

いいぞもっとやれ

今支配している地球の土地（どれだけかわからないけど）それをそのままに停戦
あたりが火星が可能な譲れる範囲の限界だろうな
現状お互いの戦況がどのくらいなのかわからない（火星は地球に侵攻しいくつか制圧しているが、地球も一部は宇宙に押し返している）が少なくとも資源格差をなんとかしないと限りある超技術の火星は後々厳しい、残り少ない原油国みたいなもんだし。

確かアジア以外は殆ど占領してんじゃなかったっけ？
正直あのままスレインがゴリ押しすればもう勝ったも同然だったかもな
地球軍の本隊は宇宙に上がってたわけだし

しかしザーさんも「火星なんか住むべきじゃなかった」って言ってたけど、結局火星開拓をもう少し計画的にやる事が出来たらこんな事にならなかったんだよなぁ。当時の責任者の罪は重い

愚かな火星人どもの自業自得

アセイラムは少しくらい自分にコンプレックスを持ってもおかしくないのにな。いくら自分なりに頑張っても状況を打開できないどころか、結果的に悪化させてしまう。普通ならイライラして劣等感に苛まれるところだよ。やっぱライエの言う通りどこか“変”なんだろう。火星騎士やスレインとも違うベクトルで

アセイラム姫は皇帝のことをどれくらい信頼していて、親愛の情を持ってたんだろう？
物語が始まってから初めて謁見したわけだけど、この二年の間に
皇帝は凄い衰弱したよね。
おじいさまに会えば、おじい様にお願いして、って言ってきたけど、
やっぱり姫の頭の中ではカクシャクとした皇帝陛下の姿があったのかな。

謁見以後の変わり方が急すぎると思った。結果に不満はないが展開に不満。エンディングが流れる前の一分間に事態を急変させる何かが起こって次も見てね、というのがありきになってる。
そういうのは、一度意識してしまうとげっぷが出ちゃう。

>>148
皇帝の容体やスレインの（表面的な）変貌は、アセイラム姫にとっちゃ二年分の浦島太郎状態だからしょうがない

一期の間は、実権も後ろ盾も無い分、背負うものも少なかった
まだ、せいぜいが火星から見捨てられたと思って、
姫の仮面の下で押し殺してた弱音を吐くぐらいですんでた

ところがどっこい、記憶を取り戻すまでの、本人の体感時間的には短い間に、

・同年代で心を許していた（おそらく極めて数少ない）友人は、
　どこまでも自分のために、本人の本来の心を押し込めて鬼に変わってしまい
・心から大事な想い人は、近くから遠くから、
　自身の危険を顧みずに幾度となく助けをくれて
・（唯一と思っていた？）肉親にして、自分の暮らしていた世界を背負っていた尊敬すべき人物は、
　病み衰え、周囲が認識できなくなってしまった
　でも、深い憎しみを語る一方で、それでも理想と慈しみの道を指し示してくれて

で、そのことをクランカインの手によって籠から逃れてからのわずかな間で認識し、
全てを背負わなければならないことを自覚し、覚悟をきめたんだろう

だから、

＞謁見以後の変わり方が急すぎると思った。
色々尺が足りなくなっちゃった部分はあるとは思うけどさ、
本当にすぐに、変わらずにはいられないだけのことは、確実に起こってるんだと思うな
話としてもイナホ（←マズールカ）、スレイン（←エデルリッゾ）、レイレガリアの3step踏んだし

本来なら弱音を吐くことすら許されないからな。聞いた人間次第によっては顰蹙じゃ済まないかも