意味が分かると怖い話
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ななしのよっしん
2022/11/23(水) 12:15:57 ID: roRAz0m642
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1:名無しさん@おーぷん : 2017/04/03(月)23:17:28 ID: ID:L9g
先日、俺が妹の部屋で大便していたら、旧・日本兵の格好をした見知らぬ男が入ってきた。
最初は泥棒かと驚いたんだけど、無言のまま血走った眼でこちらを睨みつけてくる。
ちょっと薄気味悪くなって、「貴方は誰ですか、何をしているんですか?」って尋ねたら、
「バカヤロー!」って叫んでそのまま霞みたいに消えてしまった。
その後、帰宅した妹に事情を話したんだけど、泣き叫ぶばかりで話にならなかった。
両親も怒鳴ったり喚いたりするばかりで、その男の話は何も出来なかった。
もしかすると家族は俺の知らない秘密を抱えているんだろうか?
いま思い出しても背筋が凍る思いだ。 -
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ななしのよっしん
2022/11/23(水) 17:15:06 ID: 6U5ZT3jqk+
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ななしのよっしん
2022/12/28(水) 06:31:16 ID: FHcSHHxTYS
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ななしのよっしん
2022/12/28(水) 08:28:59 ID: jXoTuMvMhN
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死んでたら「いま思い出しても背筋が凍る思いだ」とはならないだろう
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ななしのよっしん
2023/01/03(火) 19:42:14 ID: Ake4BEs4rf
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ななしのよっしん
2023/01/03(火) 20:23:03 ID: om/PQVx7uX
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ななしのよっしん
2023/01/03(火) 20:25:57 ID: jvgnZhPnkZ
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ななしのよっしん
2023/01/04(水) 23:14:47 ID: 4z0Se1ukDT
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ななしのよっしん
2023/01/05(木) 22:49:27 ID: 6U5ZT3jqk+
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ななしのよっしん
2023/01/22(日) 22:01:03 ID: JD4ZVfBx8U
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ななしのよっしん
2023/03/29(水) 21:53:27 ID: JLiJjuGXm0
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ななしのよっしん
2023/04/10(月) 20:08:56 ID: 9MhVsD2lvh
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ななしのよっしん
2023/04/18(火) 13:37:28 ID: JLiJjuGXm0
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むしろ59みたいなのが本来の意味怖じゃないかな
さらっと読むとなんともないけど実は……っていう -
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ななしのよっしん
2023/04/20(木) 23:11:47 ID: 9MhVsD2lvh
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ななしのよっしん
2023/04/21(金) 02:29:58 ID: 4z0Se1ukDT
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ななしのよっしん
2023/04/21(金) 13:56:29 ID: JLiJjuGXm0
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ななしのよっしん
2023/04/21(金) 14:32:56 ID: JLiJjuGXm0
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ななしのよっしん
2023/04/23(日) 23:32:27 ID: NDsIMYqK1Q
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ななしのよっしん
2023/04/23(日) 23:42:08 ID: NDsIMYqK1Q
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ななしのよっしん
2023/05/09(火) 14:57:29 ID: JLiJjuGXm0
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ななしのよっしん
2023/06/04(日) 21:51:00 ID: cgYp44dpzG
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ななしのよっしん
2023/06/04(日) 22:04:14 ID: 4z0Se1ukDT
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ななしのよっしん
2023/06/05(月) 23:11:26 ID: cgYp44dpzG
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2023/06/20(火) 22:54:51 ID: ToR2Px6Dax
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ななしのよっしん
2023/07/03(月) 15:46:58 ID: RAjyaaLIq2
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ななしのよっしん
2023/07/11(火) 12:44:52 ID: LWUyytOo1q
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ななしのよっしん
2023/11/01(水) 14:26:03 ID: IDcHZVuAup
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ななしのよっしん
2023/11/03(金) 20:40:42 ID: gkfEyD/pFf
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今日はエイプリルフールだ。特にすることもなかった僕らは、いつものように僕の部屋に集まると、適当にビールを飲み始めた。
今日はエイプリルフールだったので、退屈な僕らはひとつのゲームを思い付いた。嘘をつきながら喋る。そしてそれを皆で聞いて酒の肴にする。くだらないゲームだ。だけど、そのくだらなさが良かった。
トップバッターは僕で、
「この夏ナンパした女が妊娠して、実は今、一児の父なんだ」
という話をした。
初めて知ったのだが、嘘をついてみろ、と言われた場合、人は100%の嘘をつくことはできない。
僕の場合、夏にナンパはしてないけど、当時の彼女は妊娠したし、一児の父ではないけれど、背中に水子は背負っている。
どいつがどんな嘘をついているかは、なかなか見抜けない。見抜けないからこそ楽しい。そうやって順繰りに嘘は進み、最後の奴にバトンが回った。
そいつはちびりとビールを舐めると、申し訳なさそうにこう言った。
「俺はみんなみたいに器用に嘘はつけないから、ひとつ作り話をするよ」
「なんだよそれ。趣旨と違うじゃねえか」
「まあいいから聞けよ。退屈はさせないからさ」
そう言って姿勢を正した彼は、では、と呟いて話を始めた。(続き)
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ななしのよっしん
2023/11/03(金) 20:46:09 ID: gkfEyD/pFf
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そう言って姿勢を正した彼は、では、と呟いて話を始めた。
(回想)
僕は朝起きて気付くと、何もない白い部屋にいた。
どうしてそこにいるのか、どうやってそこまで来たのかは全く覚えていない。ただ、目を覚ましてみたら僕はそこにいた。
しばらく呆然としながら、状況を把握できないままでいたんだけど、急に天井のあたりから声が響いた。古いスピーカーだったんだろうね、ノイズがかった変な声だった。声はこう言った。
『これから進む道は、人生の道であり、人間の業を歩む道。選択と苦悶と決断のみを与える。歩く道は多くしてひとつ、決して矛盾を歩むことなく』
で、そこで初めて気付いたんだけど、僕の背中の側にはドアがあったんだ。横に赤いべったりした文字で、『進め』って書いてあった。
『3つ与えます。
ひとつ。右手のテレビを壊すこと。
ふたつ。左手の人を殺すこと。
みっつ。あなたが死ぬこと。
ひとつめを選べば、出口に近付きます。あなたと左手の人は開放され、その代わり彼らは死にます。
ふたつめを選べば、出口に近付きます。その代わり左手の人の道は終わりです。
みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、あなたの道は終わりです』
めちゃくちゃだよ。どれを選んでもあまりに救いがないじゃないか。馬鹿らしい話だよ。でもその状況を、馬鹿らしいなんて思うことはできなかった。それどころか、僕は恐怖でガタガタと震えた。
それくらいあそこの雰囲気は異様で、有無を言わせないものがあった。
そして僕は考えた。どこかの見知らぬ多数の命か、すぐそばの見知らぬ一つの命か、一番近くのよく知る命か。進まなければ確実に死ぬ。それは『みっつめ』の選択になるんだろうか。嫌だ。
何も分からないまま死にたくはない。一つの命か多くの命か?そんなものは比べるまでもない。
寝袋の脇には、大振りの鉈があった。僕は静かに鉈を手に取ると、ゆっくり振り上げ動かない芋虫のような寝袋に向かって、鉈を振り下ろした。
ぐちゃ。
鈍い音が、感覚が、伝わる。次のドアが開いた気配はない。もう一度鉈を振るう。
ぐちゃ。
顔の見えない匿名性が、罪悪感を麻痺させる。もう一度鉈を振り上げたところで、かちゃり、と音がしてドアが開いた。(続き) -
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ななしのよっしん
2023/11/03(金) 21:24:17 ID: gkfEyD/pFf
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右手のテレビの画面からは、色のない瞳をした餓鬼が、ぎょろりとした眼でこちらを覗き返していた。
次の部屋に入ると、右手には客船の模型、左手には同じように寝袋があった。床にはやはり紙がおちてて、そこにはこうあった。
『3つ与えます。
ひとつ。右手の客船を壊すこと。
ふたつ。左手の寝袋を燃やすこと。
みっつ。あなたが死ぬこと。
ひとつめを選べば、出口に近付きます。
あなたと左手の人は開放され、その代わり客船の乗客は死にます。
ふたつめを選べば、出口に近付きます。
その代わり左手の人の道は終わりです。
みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、あなたの道は終わりです』
客船はただの模型だった。
普通に考えれば、これを壊したら人が死ぬなんてあり得ない。
けどその時、その紙に書いてあることは絶対に本当なんだと思った。理由なんてないよ。ただそう思ったんだ。僕は寝袋の脇にあった灯油を空になるまでふりかけて、用意されてあったマッチを擦って灯油へ放った。ぼっ、という音がして、寝袋はたちまち炎に包まれたよ。
僕は客船の前に立ち、模型をぼうっと眺めながら、鍵が開くのを待った。2分くらい経った時かな。
もう時間感覚なんかはなかったけど、人の死ぬ時間だからね。たぶん2分くらいだろう。
かちゃ、という音がして、次のドアが開いた。
左手の方がどうなっているのか、確認はしなかったし、したくなかった。もう時間感覚なんかはなかったけど、人の死ぬ時間だからね。たぶん2分くらいだろう。
かちゃ、という音がして、次のドアが開いた。左手の方がどうなっているのか、確認はしなかったし、したくなかった。
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