ニコニコ大百科

>>148
後継の艦上戦闘機の計画は昭和16年にスタートしている
発動機や生産スケジュールの問題があって計画は1年延期になったけど
海軍の計画としては昭和18年に三菱での生産を終了
烈風の配備までのつなぎとして中島で短期間の生産の予定をたてていた
ゼロ戦の評価が高いのはそれだけ敵味方の双方に与えた影響が大きいから
例えば、バッファローは太平洋戦線での評価は低いが
冬戦争では大きな戦果を挙げ、向こうでは傑作機として扱われることもある

連続で書き込みしてしまった失礼

>>148
エンジンついて動く乗り物はなんでもそうだけど、
その機体の能力は根本的にエンジン馬力によって制約されるもの。

零戦は戦前の1000馬力級戦闘機でしかなく、
その乏しいリソースを一部のスペックに注ぎ込んだ結果
「特定の条件で」米軍の1200馬力級戦闘機に勝てただけなのよ。
で、馬力の向上は基礎国力に完全に依存するんで日本ではどうにもならんかった。

元々海軍としては艦上戦闘機の需要自体が1942年あたりからは減ると予定してたのよ。
大馬力の局地戦闘機に任せるつもりだったのが、どれもこれも開発が間に合わず
やむなく零戦を泥縄的に強化するしか道がなかった。
ヘルキャットとコルセアのように予備のプロジェクトを進めておけるだけの国力が日本にあればよかったのですけどね。

紙装甲・・・・まるでATだなぁ

>>153
零戦は1000馬力エンジン故、2000馬力エンジン搭載の機体に比べれば何かを犠牲にしなければならないし、
そもそも、その時点で開発時期の古い零戦をマイナーチェンジし続ける必要に迫られるのも、
海軍航空隊に於ける戦闘機開発の失敗と…

そこら辺、>>93の比喩は上手いと思う。

1945年には米軍は空冷星型28気筒4300馬力という化け物エンジンを搭載したF2GスーパーコルセアやXP-72などの戦闘機の開発をしていた。
もっともジェット化に従いだいたい量産されなかったけど。
やっぱ国力って大事だわ。

オレ零戦スキーでちょっとひいき目が入ってるのは認めるし、色々零戦に問題あったのも認めるけどさ、ココ最近「零戦がイギリスの艦戦のパクリだ」って言う奴が居てどうにかならんのかと思う

つか、チャンスボートのパクリじゃないかって説は聞いた事あったけどイギリスの未採用艦戦のパクリってどっから出てきた説なんだ?

どこぞの盲目レベルのバカがパっと見て似てるっつっただけで
選定エンジンの直径や主翼の内部構造なんかでパクリじゃ説明できねえんだよね

というか不採用機をパクる余裕があるなら採用機をパクるね！

あー、やっぱそんな感じか

つーか、問題点があることには賛同するのにどうして有りもしないパクリ説とか持ち出して、たいした事ないとかパクリ戦闘機とか言って批判するんだろうな？

零戦がイギリスの戦闘機のパクリ云々は
零戦最弱伝説とかいうデマサイトのせいで広まったんだと思う

にしてもあのサイトは酷かったなあ、情報から結論を決めるんじゃなくて
最初から結論ありきで解説してるようなところだったし
2chの軍版でも評判が最悪で目茶苦茶批判されてた

よく聞くけどバトルオブブリテンで零戦が戦っていたらというのがあるけどさ実際結構対抗できたんじゃね？そこで活躍してたハリケ-ンとかセイロン島などでふるぼっこにしてたし。

>>160
チハとかも批判してたな

>>161
作戦に参加する他の兵器類や部隊の規模に左右されると思うが・・・
メインの主力部隊としては難しいんじゃないか？使い方しだいで化けるだろうが

>>161
セイロン沖海戦の頃のハリケーンは20mm機関砲4丁の重武装路線で、軽快な零戦相手は無理だったけど、
BoBの頃のハリケーンは、7.7mm機関銃を8丁搭載した弾幕形成機。
しかも、一丁当たりの発射速度は毎分1200発、8丁全て合わせれば毎秒160発の超高密度弾幕だ。
その上、徹甲弾の他に焼夷弾頭を混ぜ込んで、徹甲弾で穴だらけにして、焼夷弾で着火撃墜するって代物。
その中を紙装甲で知られる零戦が飛んで無事に帰って来られるとは、正直思えない…。

大平洋戦線もすごいけどヨ-ロッパでの航空戦もかなり壮絶だったみたいだね。

ところで零戦は52型から防弾版が付いたみたいだけど
8ミリの厚さで12.7ミリ弾防げたんだろうか？

>>164
そういう類の相手するのはゼロ戦よりも重装甲の雷電とかだろうなぁｗ

>>166
鍾馗の13mmの防弾板でも厳しかったんだから無理だろうねぇ。ただ、遠距離からの流れ弾や破片なんかには有効だったろうけど。


ところで、ゼロ戦も五三型や六四型では本来の運動性を取り戻せたらしいが、そもそもあれらは既にゼロ戦とは別物になっているのではなかろうか。とくに六四型。

英のホーカーハリケーンは実はトンデモナイ旧式機；
胴体の後半部は鋼管・帆布張りの、第一次大戦中複葉機構造；
モノコック構造ですら無い；
スピットファイアの生産が軌道に乗るまでの場継ぎ役だった；
が、
スピットファイアと同じマーリン高性能エンジンを搭載し、
ぎりぎりの性能を確保；　貴重なジュラルミンを節約しながら
作り易く、整備・修理し易く、頑丈で稼働率が高く操縦し易い
問題は唯一、低性能なダケ；　
の、数の穴を埋めた、間に合った、名機とも言える。
ローハイミックスの魁け。
勿論、スピットファイアのフォロー（逆に盾・エサとなる？）
が有ればこその活躍ダガ；　戦争中盤から徐々にお役御免；

ボロクソ言われることの多い三二型だが、新米パイロットからの評判は良かったらしいね。あとベテランパイロットたちより戦果のいい時もあったみたいだし、防衛戦なら航続距離の問題もあんま関係なかったそうだし。
ちょっとカッコ悪いけどそれがいいんだよな→三二型

>>168
布張りのおかげで機銃弾が貫通して致命傷にならなかった事例とかもあるんだよな。
ある意味防御力が高かったのかもしれない……。

>>167
Ⅴ３型でもいいのか

とりあえず「レイセン」とかいう気持ち悪い呼び方は根絶しようぜ

>>172
陸軍が呼ぶ時はれいせん読みだったんじゃないっけ？
海軍は当時からぜろせんって呼んでたみたいだけど。

ゼロ戦活躍中
http://www.nicovideo.jp/watch/1361935517

そんな凄くもないし、そんな駄目でもない。そんな戦闘機じゃないんすかね。

大戦初期の零戦二一型は1000馬力に満たないエンジンでありながら高い運動性と航続距離を有していたのだが、その代わり脆弱で火力も低め。
後期の五二型などは火力と装甲、速度を強化した分、旋回性や航続距離が低下している。

>>169
三二型が余り生産されなかったのは当時の主戦場がラバウル～ガダルカナルだったからっていうのもあるって話を聞いたことがある。
機体は優秀で現場の評価は高くても戦場に行けない・行きにくいから上層部に嫌われたって感じなのかな

四一型は無く、あったのは二二型に九九式２号２０mm機銃を載せた二二型甲って呼ばれる機体

とある元零戦搭乗員の話で「7.7mmや13mmの機銃でねらいをつけて、本命の20mmをぶっ放す」ってのを自伝書で読んだことがあるんだが、それって切り替え出来たってことなん？

坂井三郎氏の零戦の話が広がりすぎて二一型最強、20mm機銃はごみって話になったと聞いたが
実際、他のパイロットで生き残ってる人には20mmは普通に使えたって言ってる人もいるし、まあ、改良の結果かも知れんけど、坂井氏って結構主観入ってるから全部鵜呑みにするのはどうかと思う
三二型や五二型が不評なのはベテランが九六式や二一型の戦い方しか出来なかったからもあるしな、雷電なんかがいい例。
後、五二型を二一型より弱いってベテランが言ったのは新人を少しでもいい機体に乗せて長生きさせるためだったという話もなんかで見たなあ