コモドドラゴン(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノコモドドラゴンとは) [単語記事]

コモドドラゴン(けものフレンズ)とは、各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。

概要

「由緒あるコモドの血を引くわたしですが、愛しい方には、分け隔てなく心から尽くします。わたしの大切な人に、危害を加える相手は絶対に許しません。……でも、あなた。わたしを裏切ったら、どうなるかわかるわよね？くすくすくすっ」

けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用

インドネシアのコモド島などに生息する最重の巨大トカゲ・コモドオオトカゲのフレンズ。あまりのモンスターっぷりから発見当初は火を吹くなどと言われておりコモドドラゴンという別名が付けられるほど。フレンズ名はその別名から採られている。その武勇譚は尽きない。

ドラゴンとまで言われた元動物のフレンズなので、戦闘能力は非常に高い。また、嗅覚も犬以上に優れている。コモドドラゴンの奇襲攻撃で傷を負わせ・毒を注入してじわじわ獲物を弱らせ・獲物が死に絶えるまで何処までも追跡し確実に仕留める、強力かつ効率的かつ怖い狩猟スタイルがフレンズ化時にヤンデレ的な性格として反映されたのだろうか。フレンズになって危険度はさらにアップだ！

外見

ヒラヒラフリルが各所に付き・裾が広がったゴージャスなスカート・コルセットとゴスロリチックな服装をしており、この格好はどこか危うさも漂わせる。手に持った毒キノコらしき派手なキノコは元動物の毒を持つ性質を現したものか。

爬虫類系フレンズ共通の特徴として、元動物の顔を象ったフードを被っている。彼女の場合は赤ずきんのような頭巾タイプか。頭巾・コルセット・ニーソックスの模様は鱗で覆われた爬虫類の表皮をイメージさせる。お尻からはぶっとくデカい尻尾が生えている。

髪型は薄茶色のロングヘアーで、髪先は青黒く変色している。瞳の色は青。

アプリ版とそれ以降とで微妙にデザインが変更された。衣装の鱗風の模様がよりはっきりとするようになり、フードの「眼」が模様から立体的なもの（ケモミミ風）になり、よりトカゲらしくなった。

ゲームでの扱い

クール属性(青)のレアリティレベル5のフレンズとして登場。最大レア度なのは流石高貴な血を引く娘。コストは400・攻撃タイプは近距離・サイズはM。爬虫類系のフレンズが加わっているグループ「チーム・噛んじゃうぞ」に加入している。固有スキル「あまねし深淵の恋愛感情」は敵全体に自身の攻撃力の8倍のダメージを与える。

愛称は「コモモ」、自らを由緒あるコモドの血を引くと称する高貴なるフレンズ。他者に対しても出自を鼻にかける事は特になく接する。時折不気味な笑いを発し、妄想癖が強いので勝手に自分の世界に浸かり、一度浸るとブツブツ独り言を発し出てこなくなる。恋愛ドラマや映画みたいな展開を好む。

プレイヤーに対して愛しい・恋愛感情を抱いているようで、心から愛し尽くそうとする。添い遂げるのが最終目標。故にセルリアンなどプレイヤーに危害を加える相手には容赦なく、許さず徹底的に攻撃する。それだけなら過激だが愛は深い人物なのだが、プレイヤーに対しての愛の領域が殺してでも奪い取るであり、依存度が危険なレベルに至っている。プレイヤーにも裏切らないよう繰り返し釘を刺し、何時でも一緒に居ようと見つけ出し、何処までも追跡する。ただし、フレンズがプレイヤーと一緒に居る事については何も言わないのは、流石フレンズ。

ストーリークエストでは第9章で登場。パーク・セントラル奪還作戦において、ハーバーエリアでの戦線に参加し、シロナガスクジラ達と共にセルリアン軍団と交戦する。作戦成功すればプレイヤーとの恋愛が進展しドラマみたいな事が出来ると脳内妄想し周囲から引かれており、戦闘前から暴走気味。

ダチョウのストーリークエストでは占い稼業を行うダチョウの下を訪れ、プレイヤーとの恋愛運はどうなのかを占ってもらう。占いの結果は「頑張れば添い遂げられるかも」「過ぎたる毒は何者をも遠ざける」。この結果にコモモはご満悦で笑いが止まらないヘブン状態、その場に居たプレイヤー(サーバルの付き添いでミライさんと一緒に来た)に盛んにチラ見してアピールしている。「過ぎたる毒は何者をも遠ざける」の意味は分からなかったようなので、ヤンデレっぷりの歯止めは効かない様子。

ぱびりおんでの扱い

「今日こそすごい毒、見つけますわよ。」

2018年 2月15日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「わたくし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。他のフレンズからは「コモド」と呼ばれることもあるようだ。

初期メンバーではないものの、事前登録期間中に登場が告知されており、あーかいぶトークも追加フレンズではあるが７まで存在している。ちなみに、初期のフレンズに偶に見られる事だが、あーかいぶ7で製作されるものが「キノコの形のイス」と珍しい行動をするあそびどうぐと異なったものとなっている。

性格はアプリ版から変更されて毒物の研究家といった感じになっており、毒を研究することでもしもの時に解毒できるように研究しており「毒探しはらいふわーく」だという。その研究や興味の範囲は草やキノコや貝などに留まらず、他フレンズの毒なども含まれている。また他のフレンズが「毒があるかもしれませんからね。コモドドラゴンに見せた方がいいと思いますよ。」と言っている一幕もあり、毒物に限れば博士達よりも詳しい可能性がある。ちなみに実際に毒キノコを発見したこともあるため、それら毒物自体はパークにも自生しているようだ。また毒探しが転じて藻や薬草などにも少し詳しいようである。

ツチノコとは他フレンズから理解されにくい探し物という共通点からか、割と仲がよさそうであり、一緒に探し物をしているようなけもトークがいくつか見られる。その一方で疑り深いマレーバクとはある意味で相性が悪いようで、けもトーク内では「わたしに毒を盛るつもりじゃないか」と度々疑われている。

その身体能力も非常に高く、トゲのある茂みでも平気で入って行き、体だけでなく頭も頑丈で、泳ぎも達者であり、ヤコブソン器官で匂いも嗅ぎ分け、スタミナもある。ちなみに本人曰く「食事の際によだれがすごい事」が悩みの種らしい。

珍しい行動は「液体を注ぐ（蛇口付きタル）」…アルコールも毒物扱いなのだろうか
あそびどうぐの説明文では「一体何が入っているんだろう。」と、中身の液体については不明である。

けものフレンズ3での扱い

2020年 9月23日より「期間限定月次しょうたい」でイベントアイテムと引き換えで交換できるようになった。現状最後に追加されたイベント報酬フレンズとなる。属性はアクティブ(黄緑)、けものミラクル「ポイズン・キッス」は相手全体へのダメージに加え、味方と敵全員を高確率で「どく」状態にする。とくいわざ（BEAT攻撃）の「甘噛み」は高確率で敵単体を「どく」状態にする。ターン終了時にたいりょく（HP）の一定割合のダメージを与えるためたいりょくが大きいほど強力。高難易度での出番が多いフレンズだ（無論それを見越して「どく」無効のセルリアンも多い）。