ゴマ 単語

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ゴマ

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ゴマ(胡麻)とは、種が食用になる植物およびその種のことである。

曖昧さ回避

人名·キャラクター名についてはコチラ→ゴマの名を持つ人物

概要

【分類】ゴマノハグゴマ科ゴマ属
【学名】Sesamum indicum
(学名の由来)Sesamum→ギリシャ語古名/indicum→インドの(…かつてはインド原産と考えられていた)

種子が食用になる。品種には胡麻胡麻胡麻・胡麻の4種類があり、分の多い胡麻が最高品質。何となく胡麻が体にいいような気がするが、栄養価はどれもあまり変わらない。なお、「エゴマ」はシソの仲間でゴマではない。

ゴマは健康食品として人気があり、セサミン・セサモリンに代表される「ゴマリグナン」は強な抗化物質である。

利用

ゴマを炒ったもの(炒りゴマ)やすったもの(すりゴマ)を、料理材料薬味・香辛料として用いる。特に日本ではご飯に、欧ではパン味を添える役割が大きい。

ごまだれサラダしゃぶしゃぶにどうぞ。プリン煎餅アイスクリームなどの菓子にも合う。精進料理のごま豆腐や、点心のごま団子材料にもなる。

ゴマ油は最古の植物といわれ、四大文明の全てで採られていたといわれている。ゴマ油は揚げ・炒めとして使用され、中華料理韓国料理では特に重要。

ゴマは生産にあたって機械化が難しい作物である。そのこともあり、日本ではほとんど栽培されておらず、世界要な生産中国インドミャンマーと原産地のスーダンなどの、いずれも発展途上国である。日本世界最大の輸入で、産のものはほとんどないが、一、鹿児島県喜界島の特産として有名。

その他・豆知識

  • アラビアンナイト」の中の一話「アリババと40人の盗賊」に出てくる、秘密洞窟を開ける掛けが「開けゴマ!Open Sesame!)」で、ゴマの莢が自然に開いて種がはじけ出る様に由来するという説がある。
  • 上の人に媚びへつらうことを、すり鉢に残ったゴマが取れにくい(ベタベタとくっついて離れない)ことから「ゴマをする」という。手を揉む仕から、という説は広く流布しているがおそらく誤り。ちなみに、取れにくいゴマはせんや歯ブラシを使うとよく取れる。
  • 備前焼などで胡麻というと、ゴマのような模様をす。ここから「胡麻→碗→千利休」という連想で、利休焼き・利休餡などゴマを使った料理す。
  • 江戸時代・享保の革終期の勘定奉行・神尾央(かんおはるなか)は「百姓と胡麻のは絞れば絞るほど出る」と言って年貢の増徴を行ったといわれる。
  • イチゴの表面のツブツブがゴマの正体だと勘違いされているケースがある。

ニコニコ動画におけるゴマ

意外とニコニコ動画の各所で見られるゴマなのであった。

ごまあえ(胡麻和え)

ニコニコ動画でゴマといえば、まずはこれ。アイドルマスター中の高槻やよいの楽曲「GO MY WAY!!」の空耳、またはその楽曲そのものをす。詳しくはごまあえごまえーGO MY WAY!!の記事を参照。

キーボードクラッシャー

動画の冒頭部分に登場する空耳が「ゴマ!」と聞こえる。実は彼、"Hau ab!"(ハウアプ!)→「消え失せろ」と言っているのだが、とてもそうは聞き取れない。

日本では全に「ゴマ」として、クラッシャー関係の様々なMAD味を添える役割の言葉として扱われている。ゴマゴマ動画(Sp1)の記事も参照。

まさかのコラボ

ごまあえ+キーボードクラッシャー。ゴマつながり。

ごまだれ

ゲームゼルダの伝説シリーズにおいて、(宝箱を開けて)アイテムを獲得した時の音の空耳。詳しくはごまだれの記事を参照。

また、ゲーム星のカービィ 夢の泉の物語」にも「ごまだれごまだれ…」と聞こえる箇所がある。

ゴマの名を持つ人物

実在の人物

架空の人物

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関連項目

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