ジェイス・ベレレン 単語

91件

ジェイスベレレン

5.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ジェイス・ベレレンは、トレーディングカードゲームMagic: The Gathering』の登場人物である。

プロファイル

身長 : 2.00meter
体重 : 100kg
長所 : トラブルヒーロー
短所 : 逃避
(ジェイス・ベレレン ロードオブヴァーミリオン版より抜

後に「デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカー2013」で身長178cm 体重:72kg 年齢23歳 であることが示された。Wizards of the Coast社(WotC)が作ったゲームなのでおそらくこちらが公式プロファイルだろうか。

ジェイス・ベレレンはいつでも好奇心に勝てません。 魔法を操る童として、彼は魔道士アカデミーの他のどの生徒よりも魔術を深くまで掘り下げ、教師が彼を不審に思うほどの場所にまで到達するに至りました。
魔法の達人として、彼は自らので他人の精を覗き込み、その中から堅く閉じられた秘密すら見つけるに至りました。 その実践の中で、彼は何度も危険なにあいました。 そして、彼の精魔法プレインズウォーカーと自らの世界の外を見つけるにいたり、さらに大きな秘密に彼は開眼したのです。

そして自らのに火を入れた彼は、好奇心に導かれるまま、多元宇宙次元を支える混沌の虚無久遠の闇深くまで達したのです。最終的にジェイスは、彼の周囲が彼の知識欲を満たすことができるくらい広大であることを理解したのです。

今やジェイスは、他の強大な生命と同じ問題に直面しています。それは、への誘惑です。
や読心、さらには記憶を操作する彼の技はを経てを増し、そのは彼がめる秘密に至るをさらに広めていきました。
WotC公式exitサイトより抜

人物紹介

人間男性プレインズウォーカー魔道士たちはの5色の「マナ」を扱うことで呪文召喚魔法を駆使するが、ジェイス・ベレレン(以下ジェイス)はその中でも呪文を扱うことに非常に長けており、精操作や魔法は彼の十八番である。そのため、プレインズウォーカーの中では較的若いことも相まって「童」と呼ばれることもある。

ラヴニカに居を構え、所属する魔道士ギルド依頼を受け、他のプレインズウォーカーを追跡するような任に就いている(コミック版より)事から、ある程度の協調性や社会性を持ち合わせているように見える。(とはいっても、私たちヒューマンとは常識その他あらゆる面が異なっているので、そもそも彼らの行動原理を人間が理解すること自体が難しい。)

カードとしてのジェイス

ジェイスとしてデザインされているカードは、2014年7月現在で5枚存在する。
いずれもパーマネント・タイププレインズウォーカーで、神話レア。(ローウィン版の《ジェイス・ベレレン》のみレア)

Jace Beleren / ジェイス・ベレレン (1)()()
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+2]:各プレイヤーカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対とする。そのプレイヤーカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを上から20枚、自分の墓地に置く。

3

ローウィンで初登場。

プレインズウォーカーとしてはコストが安い3マナ域で召喚でき、較的手軽にカードアドバンテージを得ることができる。また、一性ルール[1]を利用して、下記の《精神を刻む者、ジェイス》の対策に使われることもあった。
+2が相手にもアドバンテージを与えてしまうため、《たける鉱山/Howling Mine》を併用するようなターボデッキの方が使いやすい。しかしの強さというか、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》対策として-1を2度使って放置される事が多かった。-10は…これだけだとフィニッシュも出来ない事もあって忘れて良いと思うよ。
MTGwikiの解説exit

 

Jace, the Mind Sculptor / 精神を刻む者、ジェイス (2)()()
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+2]:プレイヤー1人を対とする。そのプレイヤーライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対とする。そのプレイヤーライブラリからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。

3

ワールドウェイクで登場。通称「神ジェイス」、単に「」とも。

色々な意味で物議を醸し、登場後のスタンダード環境復活させた本人。このカード1枚でライブラリー操作、ドローバウンス、ライブラリー破壊(フィニッシャー)をこなしてしまうMTGの壊れカード

詳しくは → 精神を刻む者、ジェイス

JaceMemory Adept / 記憶の熟達者、ジェイス (3)()()
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+1]:プレイヤー1人を対とする。あなたはカードを1枚引く。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置く。

[0]:プレイヤー一人を対とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から10枚のカードを自分の墓地に置く。

[-7]:望む数のプレイヤーを対とする。それらのプレイヤーはそれぞれカードを20枚引く。

4

Magic2012で登場。

これまでの3枚の中で最も重いコストを持つ。上記の《精を刻むもの、ジェイス》が禁止された直後の発表ということもあり、適切なバランスのジェイスを創り出そうとした開発部の苦慮が伺える。「強いプレインズウォーカーカードは4マナである」(《鎚のコス》発表時)と標榜するWotCがあえて5マナデザインした背景には、先の反省が含まれているのだろうか。ただしこのカードが弱いかと言われれば決してそんな事はなく、プラスでのドローなど差別化できる点は多数見られる。今後のトーナメントシーンでの活躍に期待したい。
Magic2013でも再録、構築では後に強で軽いジェイスが登場してしまったために使われなくなったが、リミテッドでは出て+-0を3回使えばゲームが終わる事から、他のどのカードよりもチートカードとして一躍トップクラスの評価を得た。

イラストの容姿から某エヴィンカーの腰巾着呼ばわりされることもある。

Jace, Architect of Thought / 思考を築くもの、ジェイス(2)()()
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+1]:あなたの次のターンまで、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体が攻撃するたび、それはターン終了時まで-1/-0の修整を受ける。

[-2]:あなたのライブラリーの一番上から3枚のカード開する。対戦相手1人は、それらのカードを2つの束に分ける。一方の束をあなたの手札に加え、他方をあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。

[-8]:各プレイヤー1人につき、そのプレイヤーライブラリーから土地でないカードを1枚探し、それを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。あなたはそれらのカードを、そのマナコストを支払うことなく唱えてもよい。

4

ラヴニカへの回帰で登場。

は、対戦相手のクリーチャー弱体化、小か》、全プレイヤーからのライブラリーサーチ+コストなし使用の3つ。
プラスで相手クリーチャー打点を下げられるため、相当に倒されにくくなっている。微妙に忘れられがちだがプレイヤーを殴るクリーチャー弱体化する。
マイナスでは最低でも「2枚のカード」「3枚のうち1番欲しいカード」のどちらかが必ず手に入る。本家か》と違って選ばれなかったカード墓地に置かれないため墓地利用によるアドバンテージは稼げないが、このを連打して使い捨てるのも強である。
値大マイナスは性が多少対戦相手に依存するが、自分のデッキに大技を仕込んでおけば安定した必殺技になる世界火》とか。どこを切っても便利な仕上がりの強カードであり、コントロールデッキではお約束のように見かけるカードとなっている。

このジェイスはライブラリー破壊系のを持っていない。心の変化があったのだろう。お店作ってるし

2014年3月に発売されたデュエルデッキ ジェイスVSヴラスカ」では新イラストになったこのカードが収録される。この新イラストは七三分けで顔つきが険しいせいで銀行員とかサラリーマンとか半沢直樹とかなかなかひどい言われようである。


Jace, the Living Guildpact / ギルドパクトの体現者、ジェイス (2)()()

プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+1]:あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見る。それらのうちの1枚をあなたの墓地に置く。
[-3]:他の土地でないパーマネント1つを対とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-8]:各プレイヤーは自分のライブラリーに自分の手札と墓地を加えて切り直す。あなたはカードを7枚引く。

5

基本セットMagic2015に収録された5枚のジェイス。
このカードは「ラヴニカへの回帰」ブロックストーリー終了後、ギルドパクト(次元ラヴニカ」の法の基礎を成す魔法)そのものとなったジェイスの姿を現している。

プラスライブラリー操作。不要な1枚を弾いて今後引くカードの質を強化できる。墓地カードを送るため、墓地利用カードライブラリーの一番上のカードがわかるためライブラリーの一番上を参照するカードと合わせることもできる。
だが、正直なところ4マナも払ってこのは弱いと言わざるを得ない。

マイナスバウンス。一時しのぎではあるが、手札にたたき戻せる範囲が広いので便利な効果である。
ただし、忠度の消費が[-3]と非常に大きい。あと、自分を手札に戻せないので小マイナス→再設置→忠復活、という操作はできない。
この効果が《虚》(1マナ)とほぼ同じものであることを踏まえると渋い顔にならざるを得ない。

マイナスは大規模リセット。全プレイヤーが手札をライブラリーに戻すが、カードを引くのは自分だけなので対戦相手の手札を全部消す(あと墓地も)効果だと考えていい。この効果はそれなりに期待が持てるが、いかんせんプラスが弱いというところがかなり苦しい。

前4代のジェイスとべて初見での印はかなり良くない。そんな大丈夫か?10月までは《思考を築くもの、ジェイス》もいるんだぞ?


精神を刻む者、ジェイス 文明 (4)
クリーチャー:ヒーロー/プレインズ・ウォーカー 3000
このクリーチャーバトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚、山札の一番上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを一体選び、持ちの手札に戻す。

MTG分のTCGデュエル・マスターズジョークパック「ブラック・ボックス・パック」にて敵対しているニコル・ボーラスと共にプレインズウォークしてきた収録されたクリーチャー

元のカードイメージしてか、場に出た時で山札を操作しつつ1ドローすると、攻撃時にクリーチャーを一体バウンスするを持っている。
これらとは別にもう2つを持っていたが、「プレイヤーを一人選び、そのプレイヤーの山札の一番上を見て、デッキの一番上に置くか一番下に置く」は出た時と上手く噛み合わない為か採用されず、もう片方の「プレイヤーを一人選び、そのプレイヤーの山札をすべて追放し、手札をすべてデッキに戻し、シャッフルする」は、こちらの世界でもブッ壊れただった為かこちらも採用されなかった。

とは言え、単色のコスト4でパワー3000、攻撃時のバウンスと場に出た時の山札操作と1ドローは、システムクリーチャーとしては十分過ぎるので、考えしに単のデッキに入れてもいいかもしれない。
また、デュエマには山札の一番上を参照するも多いので、それらと組み合わせてもいいかもしれない。

そんなこのカードだが、ジョークパックのそれも極めてレアでの収録、尚且つ再録も怪しいコラボカード。とうのもあってかシングル市場では値段が高く、一緒に来た収録されたニコル・ボーラス程ではないにしろ、やはり手を出すには少々キツイ値段であるようだ。

関連動画

前半に出てくるフードをかぶった人物がジェイス。後半の人物はアーテイ

ジェイスがPとして活躍(?)

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *同じプレインズウォーカーが場に複数出たときは全て墓地に置かれるというルール。これはMagic2014が発売された2013年7月から自分のコントロールしているプレインズウォーカーのみに適用されるようになった。
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/19(金) 14:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/19(金) 14:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP