スーパーギャルデリックアワーとは (スーパーギャルデリックアワーとは) [単語記事]

スーパーギャルデリックアワー（Super Galdelic Hour）とは、2001年にエニックスより発売されたPlayStation2用ゲームソフト。
ジャンルはサイケデリック TV ショウ（トレーラーより抜粋）。

概要

昔懐かしのちょっとエッチな深夜番組をイメージした架空の番組風対戦アクションゲーム。サイケデリックな色彩の番組セットで、QTS（キューティーズ）と呼ばれるキャラクターがミニゲームで対戦する。一言でこのゲームを説明するなら、「往年の深夜番組+テレタビーズのノリ」というのが適切だろう。
（QTSの設定が「テレタビーズ」に登場する生物、タビーの設定を意識したものとなっている。）

様々なミニゲームに挑戦し、視聴率を稼いで新たなスポンサーを得るのが目的。視聴率はプレイヤーがミニゲームで勝てば勝つほど上昇していき、付くスポンサーも増えていく。また、各ゲームで勝利すればお金を得ることができる。

このお金を使うことで、QTSの衣装を購入して着せ替えることができる。QTSの衣装を変える際には昔懐かしの生着替え風の演出が入るというサービスも。

ミニゲームではTV 風を意識してか、顔を抜くカメラに突然切り替わったり胸元やお尻にズームするなど、くるくるとカメラアングルが変わるためゲームとしては非常に見づらい場合がある。（実際にはあまり複雑な操作が要求されるミニゲームは無いため、画面を見ずに操作に集中していれば問題ないのかもしれないが・・・。）特に揺れる胸元や突き出したお尻を狙うカメラの執拗さは往年の深夜番組のそれを彷彿とさせ、エロカメラマンの魂が宿っているのではないかとすら疑うレベルに達している。また、ミニゲーム中のQTSの姿をじっくりと堪能できるリプレイモードもついており、サービス満点である。

ミニゲーム四つを1チャプター（番組一回分）として計6回行うが、TV番組を意識したつくりゆえか1チャプターごとにエンディングが流れる仕様が存在する。

ここまで書くと一般的なセクシー路線のゲームかと思われるが、キャラクター造形がアニメチックともリアル路線とも取れない中途半端なバランスのためか、あまり話題にはならずQTSに関しても「不気味」「かわいくない」等、ぱっとしない評価を受けることが多かった。

OPがやけにノリがよく、耳に残ることや一度見たら忘れないようなインパクト抜群の背景により、一部の上級者にとってはたまらないゲームとなっているようだ。

~~SAN値には常に気を配るように~~

登場人物

SISTA(シスター)/CV.呉林卓美
このゲームの司会・進行役。

QTSのせいで食費がかさんだためお茶の間ゲリラ放送で金を稼ぐことを思いつく。
本人曰く「体育会系のノリが入っている」らしく、思いつきで番組名をつけたりしている。

何故か「OK」が「ｵｰｷｰ」にしか聞こえない。
~~全ての元凶。~~

ＱＴＳ

SISTAが発見した「キュートロニックウェーブ」という電波を人形に当てたところ誕生した人間(？)。
生まれた時から年を取らず、おつむから電波を飛ばして英語に似た「OTS 語」で話す。

　TOKO　/CV.倉田雅世
元々はウサギの人形。

普通担当。普通に可愛く着せ替えても普通に可愛い。
バランスの良い体型と比較的受け入れやすい顔の造形から初心者向けとされる。
テーマカラーはピンク。
　COCO　/CV.稀代桜子
元々はキツネの人形。

普段はクールに決めているが実はどじっこという強力な属性を持つ。
体型は比較的スレンダーで、TOKOと並んで本作におけるスタンダードタイプと考えていいだろう。
顔の造形に関してもTOKOと近いが何故かTOKOと比べると人気が無く、不人気扱いされている。
OPのダンスシーンで見られるヨタヨタした動きが可愛いと評判。
テーマカラーは緑。
　NEKO　/CV.かないみか
元々はネコの人形。

QTSのロリ担当。ちょこまかと動き回り、CV かないみかのキンキン声で「ちゅゆだーく！」や「おおもり！」等、意味を間違えてるとしか思えない単語を喋りまくる。
つるぺたの体型と比較的かわいらしい部類に入る顔の造形、元気いっぱいのよく動くモーションから一部の紳士に大人気。
テーマカラーは紫。
　KUMA　/CV.佐久間稲子
元々はクマの人形。

QTSのおっぱい担当らしく、バストサイズはQTSの中ではNo,1。
胸の大きさに関してはもう大きいとかそういう次元を通り越して爆乳、ないしは魔乳と呼ばれるレベル。ただし、顔の造形があまりかわいくないことと、体型のバランスが非常に悪いことからあまり人気が無い。
モーションに関してもおっとりとかそういうレベルではなく緩慢で大振り、声もほぼCVの無駄使いとしか思えない「うほっうほっ」という謎の発声のみである。何故か説明書表紙で所謂アヘ顔のような顔をしている。イメージカラーは黄色。