この項目は、エンディングのネタバレを含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
抗え、最後まで。
ドラッグオンドラグーン(以下DOD)とは、キャビア開発、スクウェア・エニックス発売のPS2用アクション鬱ゲーである。
異世界ミッドガルドを舞台に、亡国の王子カイムとレッドドラゴンが縦横無尽に駆け巡る勧善懲悪の冒険活劇。
詳細なキャラ解説などはWikipediaを参照されたし。
2005年に続編のドラッグオンドラグーン2(DOD2)が発売。
同じくキャビア開発のニーア ゲシュタルト、ニーア レプリカントとも設定上の繋がりがある。
スクウェア・エニックス開発のアーケードゲーム、ロードオブヴァーミリオンに複数のキャラクターが参戦している。
さらに2013年には初代DODより昔の話を舞台にしたドラッグオンドラグーン3(DOD3)が発売された。
DODに登場する65種類の武器は、いずれも常人であれば振るうことも能わぬ曰く付きの魔剣の類である。
これらの武器を鍛える(必要数の敵を殺し、血を吸わせる)と隠された物語が現れ、閲覧することが可能となる。
基本的にはその武器の変遷が語られ、中には我らが地球の故事や神話をもじっていると思われる物もある。
詳細は武器物語の記事を参照のこと。
Bエンドのエンディングテーマ。歌い手はフリアエのCVを担当する初音映莉子。
耳にまとわりついて離れないような旋律、囁くような歌声と不安定な音質は、哀愁の念と共に奇妙な怖気と狂気を喚起させる。
北米版は些かばかりマイルドな仕上がり。
天使たちは血を食し、発火する皿を誘導する
紅き雷の塔よりドラゴンが堕ち行く先は
誰も見ぬ点であるだろう
DODは前述の通り鬱ゲーである。故に救いを求めてはならない。
主人公にフラれた実妹が自刃したり、仲間がやたら死んだりするが、それらはまだマシな方だ。
一番鬱なのは鬱の終着点となるエンディングであり、それこそが鬱ゲーと呼ばれる所以である。
DODはマルチバッドエンディングを採用しており、計5つのエンディングが存在する。
ドラゴンはカイムのために自らを犠牲にして世界を救おうとする。
その姿にカイムは初めて涙を流し、そしてドラゴンはカイムに名を告げ消滅していく。
最初で最後の、愛。
a fallen Angel never smiles
A fresh shrine will be built by the hands of the lord on top of numerous sacrifices.
イウヴァルトは自害したフリアエを復活させようと、帝都に出現した再生の卵を利用する。
その結果、天使のような翼を持ち子宮からR-18な触手を出した、トラウマ必至の復讐女神フリアエが爆誕。
他の再生の卵からも同じモノが這い出し、無数の妹達は神の代行者として劣悪種たる人類に微笑みを投げかける。
flowers for the Broken spirit
A woman tumed into a stake will dominate the world on the blazing plate.
竜としての宿命に支配され、カイムと対峙することになったレッドドラゴン。
激闘の末ドラゴンに勝利したカイムは、再生の卵を破壊し光の中へと消えていく。
人類を襲う竜と闘うために。最後まで抗い続けるために。
an eternal farewell with your Companion
When a pitiful child challenges the hands of the lord, the door would close.
終わり逝く世界、無垢なる命の襲来。
倒れる人々、受胎する母。
そして、永遠の凍結を以って世界は危機を回避する。
…まぁ、要するにだ。まさに外道。
the Daffy child's wildest dreams
A weakling in an eternal solitude will eventually halt a jumping minute hand.
全武器コンプ&鬼畜音ゲーをクリアした猛者だけが見ることを許される、神の国ED。
全武器収集という面倒な作業と初見殺しの鬼畜音ゲーという苦難を乗り越えた先にあるのは、鬱かそれとも欝か…。
雲を曳き飛ぶ鉄の巨鳥、身を焦がし砕く爆炎。天高く聳える雷の塔は紅く染まった。
どうあがいても絶望。最後まで抗った結果が、ごらんの有様だよ!!!
the End of dragon sphere
The world and us who were lost……
そして悲劇は続いていく……
もう良いのか、カイム。
ああ、行こう。共に…
smiles of Fallen angels.
a new world will be built by the hands of the human on top of history.
正確には「主にAエンディングから繋がるドラッグオンドラグーン2のムービー」。
最終封印として身をささげたアンヘルとは離別し、カイムは戦争の元凶であるマナを連れ各地を放浪していた。
離れていてもアンヘルとの“声”による会話は成立していたが、ある時突如アンヘルの“声”が消失し、動揺した隙にマナに左目を奪われる。
“声”の消失は神官長のヴェルドレが裏切り、封印がアンヘルへの負荷がより大きくなるよう改変されようとしているためだと突き止めたカイムは、世界のすべてを敵に回してでもアンヘルを救出することを決意。
かつてアンヘルと出会った古城にて再びアンヘルと出会うものの、我を忘れたアンヘルには自分の声が届かないことを悟ると、ノウェにアンヘルを倒すように依頼する。
ノウェとレグナとの死闘によって、ようやく我を取り戻したアンヘルを前に、最後の言葉を交わすとアンヘルと共に炎に包まれ、安堵の表情を見せながら崩れ去った。
掲示板
802 ななしのよっしん
2023/12/08(金) 19:19:00 ID: SX5kJT/cKs
この作品が20年たっても影響を与え続けてると思うと感慨深い。ニーアオートマタはDODのスピンオフでいいのかな?
803 ななしのよっしん
2024/03/10(日) 21:37:36 ID: gUrQh41DVz
1が振り切れっぷりもあって刺さる人には刺さる(良い意味での)怪作だけど2と3は後付けのゴミでしかない
804 ななしのよっしん
2024/06/01(土) 09:34:55 ID: JXafp/sqNu
2はあんなクソッタレな世界から解放されて
2人を見取れたから…
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/09(土) 09:00
最終更新:2024/11/09(土) 09:00
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