スターオーシャンとは (スターオーシャンとは) [単語記事]

この項目ではシリーズ全般について記述しています。
シリーズ第1作については「スターオーシャン1」を参照。

『スターオーシャン』 (STAR OCEAN) シリーズとは、トライエースが開発し、スクウェア・エニックス（旧エニックス）より発売されているRPG シリーズである。

略称は「SO」「スタオー」「スタシャン」「スタオ」など。

概要

物語のストーリーラインや背景に宇宙や惑星を初めとするSF要素を多く取り込んだRPG シリーズ。
反面、戦闘などでは剣や魔法といったファンタジー要素も多く取り入れており、ファンタジーとSFを折衷した独特な世界観を形成している。
作品ごとに主人公や舞台は異なるが、同一世界内の物語であるため、シリーズ間で共通した設定を持つ。

戦闘はアクション性が高いリアルタイムバトルを採用しており、『テイルズオブ』シリーズと併せて戦闘にアクションを要するRPGを広く世に知らしめた。

『テイルズオブ』シリーズと似通った部分が多いのは、開発会社であるトライエースの成り立ちに起因している。また、製作者に『スタートレック』の熱狂的なファンがいたため、1や2のタイトルロゴなど、『スタートレック』の影響を窺わせるところもある。

公式ポータルサイト名となっている「エターナルスフィア」は、本シリーズ初代作の開発コード名である。しかしスタッフ内で、このタイトルでは作品の雰囲気がわかりにくいという声が多かったため、現在の「スターオーシャン」にタイトルが変更された。ちなみに、この「エターナルスフィア」はシリーズ本編2作目では破格の強さを誇る武器として、シリーズ本編3作目では世界観全体に関わる最重要用語として登場する。

シリーズを通して音楽は桜庭統が担当し、声優として一部を除き東地宏樹が参加している。

現在は本編作品は6作目まで出ており、移植リメイクを問わなければ、PS4で全部プレイ可能となっている。

作品名	機種	略称・通称
スターオーシャン	SFC	SO1、スターオーシャン1
スターオーシャンセカンドストーリー	PS1	SO2、スターオーシャン2
スターオーシャン Till the End of Time	PS2	SO3、スターオーシャン3
スターオーシャン4 －THE LAST HOPE－	Xbox360	SO4、スターオーシャン4
スターオーシャン5 Integrity and Faithlessness	PS3、PS4	SO5、スターオーシャン5
スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE	PS4、PS5 XBoxOne、XBoxS、Steam	SO6、スターオーシャン6

作品名	機種	略称	備考
スターオーシャンブルースフィア	GBC	SOBS	『スターオーシャン2』の外伝

ナンバリング順。開発欄が空白であるのは現時点では開発会社が公表されていない。

作品名	機種	開発	略称	備考
スターオーシャン1 First Departure	PSP	トーセ	SO1FD	リメイク
スターオーシャン1 -First Departure R-	PS4、Switch		SO1FDR	新要素追加、リマスター
スターオーシャン2 Second Evolution	PSP	トーセ	SO2SE	リメイク
スターオーシャン2 Second Evolution	PS3、PS4、PSVita	ジェムドロップ	SO2SE	リマスター
スターオーシャンセカンドストーリー R	Switch、PS4、PS5、Steam	ジェムドロップ	SO2R	リメイク
スターオーシャンブルースフィア	携帯アプリ		SOBS	携帯向け移植
スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット	PS2	トライエース	SO3DC	新要素追加、バグ修正
ULTIMATE HITS HD スターオーシャン3 －Till the End of Time－ディレクターズカット	PS4		SO3DC	リマスター
スターオーシャン4 －THE LAST HOPE－ INTERNATIONAL	PS3	トライエース	SO4I	他言語追加、機種変更
スターオーシャン4 -THE LAST HOPE- 4K & Full HD Rema ster	PS4、Steam	トライエース		リマスター

作品名	原作	制作	略称
スターオーシャンEX	スターオーシャンセカンドストーリー	スタジオディーン	SOEX

作品名	プラットフォーム	開発	ジャンル	略称
スターオーシャンマテリアルトレーダー	GREE	ヒッポスラボ	ソーシャルカード RPG	SOMT
スターオーシャン：アナムネシス	Android、iOS	トライエース	ハイエンドアクションRPG	SOA

マテリアルトレーダーのみ宇宙暦の略称が「S.D.」ではなく「E.S.」となっている。